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中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

2024年 今年の予定



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明けましておめでとうございます

 明けましておめでとうございます。今年はお正月から大変な年になってしまいましたね。我が国は地質学的に地震の被害は避けられないところなのでしょうけど、それにしても、本来最もおめでたい元旦早々というのも、なんとも言いようがありませんね。



心よりお見舞い申し上げます

 距離もあって、こちらでは揺れは感じなかったのですが、情報が入るにつれて、その被害は非常に大きかったことが徐々にわかってきました。今現在ですと、なくなられた方、あるいは行方の分からない方は数百人に及ぶようですね。被害を受けた方々、心よりお見舞い申し上げます。



9年前に行ったが

 輪島の朝市は2015年に行って、買い物した記憶があります。楽しかった想い出のあるところですが、無残ば姿になってしまったようで残念です。その時買い物をしたお店の方々はお元気でいらっしゃるのでしょうか。



息を着く間もなく

 息つく間もなく、2日には羽田での事故ですね、本当に今年はどうなるのやら。亡くなられた5人の方はたいへん残念なことですが、旅客機の方々が無事だったのは、まさに不幸中の幸いでしたね。




それでは、気を取り直して、恒例の今年の予定を書いてゆきましょう。



4月28日(日)   フリー・コンサート、ゲスト出演  ギター文化館

 このところ、この時期にギター文化館でもフリー・コンサートにゲスト出演させていただいています。フリーコンサートには通常20名ほどの愛好者のノ方が出演され、私の演奏時間はだいたい20分くらいになっています。今年もこのような形で行われるのではと思います。




6月9日(日)   中村俊三ギター・リサイタル

 私のリサイタル、特にこのひたちなか市文化会館でのリサイタルは、2021年以来3年ぶりとなります。前回(2021年)では、シャコンヌを含むバッハの「バイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV1004」とかバリオスの「大聖堂」、グラナドスの「誌的ワルツ集」などを演奏しました。

 今年のリサイタルも曲目も、ほぼ決まっていますが、詳細はまた近くなって、チラシなどが出来てからお知らせしましょう。来ていただいた方々に十分楽しんでいただけるように精一杯努力いたします。






7月(日にち未定)   水戸市民音楽会   水戸芸術館、または水戸市民会館

 会場は今年は、いつもの水戸芸術館ではなく、市民会館となる可能性もありますが、今のところ、はっきりわかりません。





10月20日(日)    中村ギター教室発表会   ひたちなか市文化会館小ホール

 昨年は水戸ギターアンサンブル演奏会を行ったので、今年は中村ギター教室発表会ということです。確かに同じ場所で、同じ主催者がやるので、よく混同されがちなのですが、中村ギター教室発表会のほうは、生徒さんの独奏が中心で、水戸ギター・アンサンブルの演奏もありますが、演奏時間は少なめです。

 それに対して、水戸ギター・アンサンブル演奏会の方は合奏が中心で、独奏は一人か二人くらいと言うことになります。 今年は独奏が中心の発表会のほうを行います。おそらく20人前後の生徒さんが出演すると思います。





11月7日   ICGアンサンブル演奏会   水戸市民会館小ホール

 ICGアンサンブル演奏会は、今年6回目となりますが、今年も昨年同様、水戸市民会館の小ホールで行います。毎回木曜日開催というのも定着してきていますね。




「グレーな音符たちのその後」を継続

 相変わらずあまり多くないコンサート予定ですが、今年も中村ギター教室、水戸ギターアンサンブル、および中村俊三をよろしくお願いいたします。  

 ブログの方では 「グレーな音符たちのその後」 をしばらく継続して書いてゆきます。そちらの方もぜひよろしく。

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2023年 今年のまとめ




今年も残りわずかになりました。恒例の「今年のまとめ」を行いたいと思います。



今年一年


ぼちぼちマスクなしでも

 2020年に始まったコロナ蔓延も4年目となりました。まだ収束という訳ではありませんが、感染してもあまり重症化はしなくなったようなので、以前ほど意識はしなくなりましたね。マスクをしない人もボチボチ多くなったというか、マスクをしなくてもあまり負い目を感じなくなりました。もちろんまだまだマスクなしでは外出しない人とか、マスクをしない人を見ると気になる方もいるかも知れません。でもその辺は個人差の範囲ということになのでしょう。

 私も、レッスンでマスクは外してみたりしたのですが、しかし夢中でしゃべっていると(レッスン中は結構しゃべる)、飛沫が飛ぶようなので、やはりレッスン中はマスクをするようにしました。



以前として

 ウクライナ戦争はもう、丸二年ということになりますが、いつ終わるとも知れない長期戦の様相を示してきました。ロシアの一般国民(あくまで一般国民ですが)もたいへんなんでしょうけど、大国相手に一歩も引かないウクライナ国民の方々には頭の下がる思いです。 このところ支援も滞り気味ともなっているようですが、ウクライナを守ることは、結果的に自分たちの国や暮らしを守ることにもつながるのではないかと思います。

 また、イスラエルの方でも悲惨な状況となってしまいましたね。規模としてはウクライナより小さいですが、その原因は2000年以上に遡り、根は深い問題です。




テレビ界が騒然

 今年は、芸能界、あるいはテレビ業界内のスキャンダルでが表面化して、騒然となりましたね。最近でもまた有名タレントの問題が浮上したようです。最近、私自身はテレビから離れているのですが、テレビ視聴が生活の大きなウェイトを占める方々も少なくないと思いますので、テレビ業界も改善されてゆく方向に行くといいでしょうね。



見たくもない番組を強制的に見せられていた?

 私も数年前まではテレビをそれなりに見ていたのですが(深夜のみ)、どうもテレビを見ていると幾分イライラして気持ちになっていました。なかなか自分が見たい番組、あるいは欲しいと思う情報がないんですね。BS,CSを含め、いろいろチャンネルをガチャガチャ(今はそんな音しませんが)変えてみるのですが、ほとんど興味のある番組がありません。たまにあったとしてもちょうどいい時間になく、なんだか、見たくもない番組を強制的に見せられていたような気もしていました。

 その点、ネット動画はその数が無限大にあり、必ず見たいと思う番組があります。またいつ見てもいいというのが最もいいところですね。さらに、本当に個人的にやっていて、その手作り感もいいですね。情報関連でも、非常に多くのチャンネルがあり、全く正反対の見解が聴けるのも面白いところです。



政界も

 年末になって、パーティ券の問題で政界が揺れています。確かに不正ではあるのでしょうけど、私たちの暮らしにとって、極めて重大問題かどうかは、何とも言えないところですね。野次馬的には、司法当局、あるいは財務省などに何か思惑があるのかな? なんて思ってしまうところもありますね。 もっと重大な問題は山ほどあるのではと思うのは私だけでしょうか。 うっかりすれば、日本を動かしているのは選挙で選ばれた政治家ではなく、官僚組織だったりなんかして。  ・・・・今頃気付くの遅い?




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4月23日(土)   ギター文化館   フリーコンサート・ゲスト出演

  このところ毎月4月に、ギター文化館のフリー・コンサートのゲスト出演に呼んでいただいています。 私自身はレゴンディの「序奏とカプリッチョ」、アルベニスの「タンゴ」と「コルドバ」を演奏しました。

 フリーコンサトの出演者どうしで選ぶ「聴衆賞」はブローウェルの「黒いデカメロン」を弾いた秋本美貴子さんとなりました。たいへん美しい音で、表情も豊か。たいへん素晴らしい演奏でした。





7月16日9(日)  水戸芸術館    水戸市民音楽会



2023年市民音楽会
曲目はグリーン・スリーブス 指揮は私ではなく、久保田浩



高熱で、急遽指揮を依頼

 市民音楽会の前日、15日に私が38度超の熱を出してしまったので、私自身の裏方も出演も不可能になってしまったので、水戸ギターアンサンブルの出演をどうしようか、出場辞退かな? とも思ったのですが、久保田浩君であれば、私の代わりに指揮をやってもらえるのではと思い、頼んでみました。

 普通、前々日に指揮者の依頼なんてあまりないことですが、久保田は何の問題もなく任務を遂行してくれました。一部、私より良かったという声もあったとか、なかったとか・・・・・  ちょっと複雑な心境でもありますが、これで世代交代も心配ないと言うことでしょう。

 曲目は17世紀のグリーンスリーブスでした。






10月14日  ひたちなか市文化会館小ホール   第19回水戸ギターアンサンブル演奏会



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総勢14名 私(一番右)を含め、年齢の高い人が多いが、少しだけ若い人もいる



想定外に多くの方に

 水戸ギター・アンサンブル演奏会も、このところ、コロナの影響で、二度予定した演奏会が中止になってしまい、2018年以来5年ぶりの開催となりました。 それもあってか、130名ほどの方々に聴きに来ていただいて、当演奏会としては予想外にたくさんの方に来ていただきました。

 昨年行った教室の発表会では、約50名前後と、来場していただいた方が少なくて、用意したプログラムが多数余ってしまいました。それで、今回はプログラムを130部ほどあれば十分かなと思ったのですが、結果的には20名前後の方にプログラムをお渡しすることが出来ませんでした。

 部数がぴったりということは、関係者分として20部ほど必要になるので、20部ほど足りなくなるわけですね。 嬉しい誤算とはいえ、本当に申し訳ありませんでした。次回はこのようなことがないように十分気を付けます。




気持入り過ぎたかな? でも協奏曲はよかった

 内容としては、リハーサルに比べると、ちょっとイマイチという曲はあったのですが、最後のカルリの協奏曲はよかったですね、もちろん独奏者の久保田浩君の力は大きいでしょう。

 言い訳にはなりますが、午前中に行ったリハーサルはどれも結構よかったですね。本場ではちょっと気持ちが入りすぎかな、全体に走り気味でしたね。 ・・・・私が走っていたかな?







11月7日(土)  つくば市  つくば文化郷 ギャラリー長屋門   ムジカ・ひびきコンサート    



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つくば文化郷  ギャラリー長屋門にて(写真はテノール歌手の鶴田昭則先生)


戦後のまもなく、東京に出る若者たちを歌った歌

 今年も鶴田昭則先生主宰の「ムジカ・ひびきコンサート」に出演させていただきました。私が出演させていただくのは3回目で、昭和の歌の伴奏を主に、独奏曲も若干弾かせていただきました。

 今回の昭和の歌は、「別れの一本杉」と、「リンゴ村から」でした。どちらも昭和二十年代の曲で、東京に出た若者を歌っています。世代的に言うと、私より10歳くらい上なんでしょうか、どちらも歌詞の中に「りんご」が登場しますね。







11月16日(木)  水戸市民会館小ホール   第5回ICGアンサンブル演奏会



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もちろんリハーサル時です。本番はちゃんと席は埋まってました。




今年は新しく出来た水戸市民会館で

 5回目となるこの演奏会は、今年は新しく出来た水戸市民会館で行いました。これまでギター文化館で行っていました。ギター文化館はたいへん音響がよく、さすがにギターのために建てられた館なので、ギターのコンサートには最適です。

 ただ、ギター文化館はステージが狭く、特に今回は8人の演奏となることも考えられたので(結果的には7人でしたが)、「ステージから落っこちそう」ということもあって、この市民会館で行いました。

 確かに新市民会館は全体的にゆとりのあるスペースとなっていて、そういった面では落ち着いて出来ました。この小ホールは多目的スペースなので、ステージはなく、その代わりに30センチほどの台を使用しての演奏となりました。



響きは自然

 小ホールとはいえ、ギターのコンサートとしてはむしろやや広すぎるところもありますが、その分、客席も間隔をあけて椅子を並べることが出来ました。

 音響的に言えば、反響とか残響とかはあまりなく、自然な音とも言えるでしょう。演奏する側としては、やや広いので、結構頑張って音を出さないといけないところはあります。





 12月10日  水戸市双葉台市民センター・ホール    水戸ギター・アンサンブル独奏発表会


9人だけで

 今年、私の教室では、独奏関係のコンサートがなかったので、いつも合奏練習をしている双葉台市民センターで、水戸ギタアンサンブルのメンバーによる独奏の発表会を行いました。

 発表会と言っても、特にそのためのレッスンを行ったり、リハーサルを行ったり、また演奏者以外の聴衆もなく、練習会と言ったところです。日にちを決めたのもほぼ一か月前で、試験でいえば抜き打ち試験みたいなものですね。

 水戸ギターアンサンブルのメンバーのうち、私を含め、9人による発表会となりましたが、それぞれしっかりと曲を仕上げて来て、突然行った発表会としてはなかなかの演奏だったと思います。

 また普段練習で使っているこの会場ですが、意外(?)と音響が良かったです、残響もある程度あります。これからも時々やっていいかなと思いました。



来年もよろしくお願いいたします

 記事を書いているうちに、本当に今年も残りわずかとなりました。今年はいろいろありがとうございました。また来年も中村ギター教室、水戸ギターアンサンブル、そして中村俊三をよろしくお願いいたします。
新水戸市民会館プレオープンDay 

   6月4日(日) 水戸市泉町




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土足厳禁

 一昨日(6月4日日曜日)、今年の7月開館予定の、水戸市泉町に出来た水戸市民会館のプレオープンDayに行ってきました。出来れば、今年の11月に予定しているICGアンサンブル演奏会で使用したいと思い、その下見も兼ねてと言ことです。 

 このプレオープンDayにはたくさんの人が来ていました。おそらく正式オープン前なので、土足厳禁で、上履き、または靴にカヴァーをしての見学でした。



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エントランス


 なかなかすばらいいですね、エントランスの天井は高く、吹き抜け風で、木材を多用しています。



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大ホール 2000席



 大ホールは2000席と言うことで、座席も足元が広くとってあって、ゆったり出来そうです。オブジェ風の壁も面白いですね。




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小ホール 100~190席 11月16日(木)にICGアンサンブル演奏会を行う予定



 小ホールは一つのフロアーになっていて、多目的と言った感じです。 他に500席の中ホールもあります。




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水戸京成側から。この日は久々に人通りも多い。




小ホールで11月16日(木) ICGアンサンブル演奏会

 今日(6月6日)、ICGアンサンブル演奏会を行うために、11月16日(木)の小ホールを仮予約しました。後日またお知らせしますが、新水戸市民会館を見に来るついでに、ぜひコンサートの方も聴いていただければと思います。
アポヤンド奏法 4



親指のアポヤンド奏法



親指○




アルペジオの低音にも用いられる

 前回、親指のアポヤンド奏法は非常に重要であることを書きましたが、今回はその例をいくつか挙げてゆきます。 まずはシンプルにアルペジオの場合です。弾き語りや、伴奏などによく用いられるものですね。




親指のアポヤンドアルペジオ
アルペジオの場合、低音をアポヤンド奏法で弾くことにより、自然な音量バランスと音質が得られる




自然な音量バランスと音質が得られる

 このようなアルペジオでの親指は基本的にアポヤンド奏法を用います。アポヤンド奏法を用いないギタリストや、それを指導しない指導者もいますが、いろいろな点でアポヤンド奏法を持ちるほうがよいと思います。

 まず第一番に音量、音質の問題があります。和音の低音は他の音よりも強く弾かなければなりません。それは西洋音楽においては、和音の低音(バス)は、和音全体の響きを支えなければならないからです。その場合もただ強いだけでなく、重厚な響きでなければなりません。

 そうした音を出すためには、やはりアルアイレ奏法では難しく、アポヤンド奏法を用いることにより、適切な音量と重厚な音質が得られます。親指のアポヤンド奏法が難しいと言う人もいますが、アポヤンド奏法を用いることにより、特に高い技術がなくとも、正しい音量と音質が得られるという、たいへん便利な方法です。



他の弦の余計な響きを抑えることが出来る

 次に、アルアイレ奏法で弾くと他の弦に触れたり、あるいはその前に弾いた低音が残ったりして、和音が濁りがちになります。アルアイレ奏法でも、そうした不必要な音を消音することは可能かもしれませんが、それには高い技術が必要となります。 

 アポヤンド奏法を用いれば、他の弦を鳴らしてしまうこともほぼありませんし、また上の弦(6弦を弾く場合の5弦)を、自然に消音することが出来ます(逆に言えば、上の弦を消してはいけない場合には、アポヤンド奏法は使えない)。




フォームも安定する

 さらには、親指のアポヤンド奏法を用いてアルペジオを弾く場合、他の指、ima のほうも上下動がなくなり、安定します。 こrも逆に言えば、右手の上下動が激しい人は、親指のアポヤンド奏法が出来ないということもできます。その他、いろいろな面で親指のアポヤンド奏法が出来ないと、ギターの上達は難しいとも言えるでしょう。



サム・ピックを使う必要もなくなる

 かつて、フォークソングなどの弾き語りでは親指に付けるピック、つまりサム・ピックを用いる人がいましたね。 私の知る限りでは、フォーク・ギター(今風に言えばアコースティック・ギター?)をやる人で、親指のアポヤンド奏法を用いる人は、あまりいないようですが、そうした弾き語りをやる人でも、通常の弾き方(アルアイレ奏法)では低音がよく出ないと言うことは自覚しているのでしょう。そこで親指の音を上げるためにサム・ピックを用いているものと思われます。

 しかし、親指のアポヤンド奏法を用いれば、サム・ピックの必要は全くありません。またピックを使うと、音は大きくはなりますが、軽めの音となり、バスとしてはあまりにふさわしい音ではないようにも思います。



最初からやれば難しくないが

  因みに、私の教室では最初から親指のアポヤンド奏法の練習をするので、それが出来ない人はあまりいません(少しはいますが)。しかしある程度年数をやった人にとっては、この親指のアポヤンド奏法はなかなか難しいようですね。 だが、やはりその必要性はたいへん高いので、自在に出来るようにするのは非常に大切と思います。

 



ヴィラ=ロボスの前奏曲第1番

 もちろん独奏曲でも親指のアポヤンド奏法は非常に重要です。わかりやすい例として、ヴィラ=ロボスの「前奏曲第1番」を挙げておきましょう。 ヴィラ=ロボスにはこの「前奏曲第1番」のほか、「前奏曲第4番」、「練習曲第11番」、「ショティッシュ・ショーロ」など低音、あるいは低音弦が大活躍する曲が多いですね。




親指のアポヤンド前奏曲
赤丸のところで、伴奏の3弦がないのは、親指を3弦で止めるためか。 運指等は私が付けたもの。




主旋律が一貫して低音弦にある

 この曲の主要部(中間部以外)はずっと低音弦、つまり親指が主旋律担当です。もちろんこうした曲での親指はアポヤンド奏法を用いなければ曲の良さが出ません。音量的にも、また音質的にもそれが言えるでしょう。




親指で二つの音を一度にアポヤンド奏法で弾く


 さらにこの曲ではその低音のメロディの下にもう一個低音が加えられているところがあります。これを pi などで弾いたら適切な音量や音質は出ません。また親指でも、アルアイレ奏法で弾くことは、それ自体が難しいですし、また音量も出ません。

 譜面のほうではアルペジオ記号で書いていますが(私が書いたもの)、実際は6弦、5弦を続けてアポヤンド奏法で弾く感じになります。 親指だけで和音を弾いたリ(アルペジオ風に)することがありますが、その要領と言ってもいいでしょう。



5弦にウェイトをかける

 この場合、6弦は伴奏で、5弦の音のほうが主旋律ですから、ウェイトは5弦の方にかけなければなりません。6弦には軽く当てて、5弦の方をしっかりと押え込む感じですね。



一旦5弦で止めてから4弦を弾く

 また、2段目のところでは(赤➡)、6弦、4弦と弦が離れています。この場合でも両方親指で弾きますが、まず6弦をアポヤンド奏法で弾いて、一旦5弦に親指を止めます、その後さらに4弦をアポヤンド奏法で弾きます。もちろんあまり時間をかけてはいけませんので、連続した弦を弾く場合より難しくなりますが、ヴィラ=ロボスの曲を弾く場合には、この弾き方がどうしても必要です。

 一旦5弦に親指を止めてから4弦を弾かないと、どうしても5弦が鳴ってしまうので、難しくてもこの弾き方が必要になる訳です。



6弦を早めのタイミングで弾くのがコツ

 さらに、この場合どうしても4弦を弾くのが遅れるので、6弦の方は実際にのタイミングよりやや前に弾くのがポイントです。6弦ではなく、4弦にタイミングを合わせる訳ですね、これが出来るといろいろなところに応用が出来ます。

 

3弦に止める

 また2段目の赤丸のところは5,4弦と2,1弦の4個の音を同時に弾くのですが、5,4弦を親指、2,1弦を中指と人差し指で弾きます。この場合の親指はアルアイレ奏法でもやむをえないところですが、主旋律は5弦ではなく、4弦の方なので、出来れば親指を3弦で止めたいところです。 

 かなりハードルの高い弾き方ですが、そうすることにより、4弦の主旋律がしっかりと鳴ってくれます。しかし実際にはプロ、アマを問わず、ここは5弦のほうが大きく出てしまう人が多いですね。



まだまだ続く

 ヴィラ=ロボスの前奏曲第1番の親指の使い方、まだまだこれだけではありませんが、とりあえず今回はこれだけにして、次回またこの続きをやりましょう。
2023年 今年の予定



 明けましておめでとうございます。 2023年、令和5年となりました。 今年もよろしくお願いします。



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 昨年のまとめでも書きましたが、昨年は本当にいろいろありました。今年はこそは、いろいろと良い方向に進めばと思っています。気が付けば、今年は卯年。私もどうやら6回目の年男ということになるようですね。ということは今年72歳で、次の卯年には84歳になるのかな。次は96で、その次は108?  ・・・・・どう考えても最後から何番目かの年男って感じですね。 まあ、そういったことはあまり考えないように。


 さて、では今年の予定についてです。今年もイヴェントなどがあまり多いとは言えませんが、順に書いてゆきましょう。





4月23日(土)  ギター文化館  フリー・コンサート ゲスト出演

 昨年も同じ時期(4月24日)に出演しましたが、ギター文化館で隔月に行われているフリー・コンサートにゲスト出演します。 前回同様出演者の方へのコメントも行う予定ですが、あまり時間を使わずに行う方向になると思います。




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7月 (土、日)  水戸芸術館  水戸市民音楽会

 7月の土曜、日曜ということ以外にまだ日にちなどもはっきりしていませんが、今年も水戸芸術館で水戸市民音楽会を行う予定になっています。 2020年は中止、2021、2022年は無観客での開催となりましたが、ことしはどのような形で行われるのかも、まだはっきりしていません。 コロナの状況次第ということになります。

 市民音楽会実行委員、あるいは水戸ギターアンサンブル代表の立場としましては、出来れば公開の形で実行出来ればと思っています。昨年、水戸ギターアンサンブルは欠場しましたが、今年はぜひ出演したいと思っています。




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10月14日(土)   ひたちなか市文化会館  水戸ギターアンサンブル演奏会

 コロナ期間中も演奏会の計画だけはあったのですが、結局開催できず、水戸ギターアンサンブル演奏会としては2018年以来、5年ぶりと開催となります。 文字通り、「満を持して」 の開催です。 もちろん開催出来なくなる可能性もゼロではありませんが、ことしはなんとか実行してゆきたいと思います。

 曲目は昨年の発表会でも演奏したカルリのギター協奏曲ホ短調などの合奏を軸に、私と久保田浩君の二重奏などとなります。久々に充実した内容の演奏会になればと思います。




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11月  場所未定   ICGアンサンブル演奏会

 今年も昨年に引き続きICGアンサンブル演奏会を11月に予定しています。 これまで3回はギター文化館で行ってきましたが、今年からメンバーが8人になる事もあって、今年は演奏会場を別のところにする予定ですが、まだ決まっていません。 今のところ、つくばノバの小ホールが候補となっています。

 昨年の演奏会は、コロナで演奏会が出来なかったこともあって、準備期間が3年間あったのですが、今回は本当に1年間、といっても、実質は一泊二日の合宿2回しか合わせる機会がないので、ちょっとたいへんそうですね。


 確かに、ちょっと演奏会の予定少ないですね。その代わりに、一回一回の演奏会を大事にし、準備をしっかり行って、やる以上は出来る限り内容の良いものを、皆様にお聞かせできるように努力してゆきます。