今日(5月27日)ひたちなか市アコラで大島直(なおき)さんのリサイタルを聴きました。プログラムは以下のとおりです。
F.タレガ : マズルカト長調、二人の姉妹
エドアルト・サインス・デ・ラ・マーサ : ギター賛歌
F.ソル : ソナタハ長調作品15-2
F.モレーノ・トロバ : レタヴァ、トゥレガノ、トリーハ、アルカサール・デ・セゴヴィア ~以上「スペインの城」より
A.バリオス : パラグアイ舞曲第2番、ワルツ第3番、クリスマスの歌、パラグアイ舞曲第3番、郷愁のショーロ
M.M.ポンセ : 南のソナチネ
*アンコール曲フリア・フロリダ(バリオス)

大島さんのことは当ブログでも何度か紹介していますが、私がアコラでリサイタルを聴くのも3度目となります。以前はホセ・ルビオを使用していましたが、最近はドミニック・フィールドを使用していて、雰囲気はちょっと変りました。最近(2005年)の作だそうですが、低音は太く、なかなかシブイ音がします。
そのフィールドから出される大島さんの音は、1音1音がしっかりとコントロールされた上で発音されており、美しいだけでなく、とても存在感のある音です。アマチュアの人でもギターが上手な人はたくさんいますが、こうした音を出せる人はあまり多くはないでしょう。いろいろと参考になる演奏ではないかと思います。
プログラムの前半はスペイン音楽、後半は中南米音楽となっていますが、前半の中ではE.デ・ラ・マーサの作品を弾いているのが特徴的です。この「ギター賛歌」などは、ある程度知られた曲ではありますが、デ・ラ・マーサの曲をメインのリパートリーにしているギタリストはそれほど多くはないでしょう。
大島さんはこの作曲家への共感度が高いようで、大島さんの演奏からは、この曲のよさがたいへん良く伝わってきます。エドアルト・サインス・デ・ラ・マーサとちょっと長い名前ですが、「サインス・デ・ラ・マーサ」が苗字で、「エドアルト」が名前ということになります。因みに兄のレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサもギタリスト兼作曲家で、よく混同されます(私もよく混同してしまいます)。
後半はバリオスとポンセという中南米の作曲家の作品ですが、誇張のないとても誠実な演奏で、それぞれの作品の”掛け値なし”の姿がよくわかる感じです。
F.タレガ : マズルカト長調、二人の姉妹
エドアルト・サインス・デ・ラ・マーサ : ギター賛歌
F.ソル : ソナタハ長調作品15-2
F.モレーノ・トロバ : レタヴァ、トゥレガノ、トリーハ、アルカサール・デ・セゴヴィア ~以上「スペインの城」より
A.バリオス : パラグアイ舞曲第2番、ワルツ第3番、クリスマスの歌、パラグアイ舞曲第3番、郷愁のショーロ
M.M.ポンセ : 南のソナチネ
*アンコール曲フリア・フロリダ(バリオス)

大島さんのことは当ブログでも何度か紹介していますが、私がアコラでリサイタルを聴くのも3度目となります。以前はホセ・ルビオを使用していましたが、最近はドミニック・フィールドを使用していて、雰囲気はちょっと変りました。最近(2005年)の作だそうですが、低音は太く、なかなかシブイ音がします。
そのフィールドから出される大島さんの音は、1音1音がしっかりとコントロールされた上で発音されており、美しいだけでなく、とても存在感のある音です。アマチュアの人でもギターが上手な人はたくさんいますが、こうした音を出せる人はあまり多くはないでしょう。いろいろと参考になる演奏ではないかと思います。
プログラムの前半はスペイン音楽、後半は中南米音楽となっていますが、前半の中ではE.デ・ラ・マーサの作品を弾いているのが特徴的です。この「ギター賛歌」などは、ある程度知られた曲ではありますが、デ・ラ・マーサの曲をメインのリパートリーにしているギタリストはそれほど多くはないでしょう。
大島さんはこの作曲家への共感度が高いようで、大島さんの演奏からは、この曲のよさがたいへん良く伝わってきます。エドアルト・サインス・デ・ラ・マーサとちょっと長い名前ですが、「サインス・デ・ラ・マーサ」が苗字で、「エドアルト」が名前ということになります。因みに兄のレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサもギタリスト兼作曲家で、よく混同されます(私もよく混同してしまいます)。
後半はバリオスとポンセという中南米の作曲家の作品ですが、誇張のないとても誠実な演奏で、それぞれの作品の”掛け値なし”の姿がよくわかる感じです。
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