中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

日本代表は18位

 サッカー・ワールド・カップ・ブラジル大会開幕まであと少しとなりました。例のイギリスのウック・メーカーの優勝予想オッズでは開催国のブラジルがトップで、アルゼンチン、ドイツ、スペインが同率2位。 日本と同じグループのコロンビア、およびオランダ、ベルギーが5位。イタリア、ウルグアイが8位。 日本は18位となっています。

 優勝予想はいろいろなところでやっているようですが、それほど大きな差はなく、だいたいはこんな感じになっています。ほとんどのところがブラジル優勝は堅いものとしていて、ある意味ブラジル代表のプレッシャーは相当なものなのでしょう。



グループ・リーグ敗退?

 日本代表の18位は我々日本人としては若干不満もあるところですが、まあまあ妥当なところでしょう。それよりも、まずはグループ・リーグを突破しなければなりませんが、日本代表が属するC組の予想は、1位コロンビア、2位コートジボアールで、日本は3位に予想しているところが多いようです。

 これでは日本はグループ・リーグ敗退となってしまいますね。 でも一般に下馬評が低いほうが戦いやすいのも確かでしょう。「グループ・リーグ突破は確実」なんて言われるよりずっと戦いやすいのではと思います。



ワールド・カップに入ってから強くなるチームが優勝

 これらの予想のデータはあくまで今現在、つまりワルード・カップの始まる前のデータです。先月まで強かったチームが来月も強いかどうかはわからない。こうした予想はそんなにあてにならないでしょう。優勝するチームはワールド・カップに入ってから強くなるチームではないかと思います。

 ではどこが強くなるかって? そんなの始まってみないとわからないに決まっている・・・・  でも、やっぱりブラジルかな・・・・




ちょっと違った予想

 そうした予想は大手機関に任せておいて、ここではちょっと違った予想をしてみたいと思います。もうすぐブラジル大会が始まるということは、もうすぐブラジル大会が終わるということです。そうするとすぐに次のロシア大会に向けての準備が始まることになるでしょう。

 次のワールド・カップは2018年ロシアということになっています。そこで大胆にも、ロシア大会の日本代表選手ノメンバーを予想してみたいと思います。 まだブラジル大会が始まってもいないのに、次のロシア大会の日本代表など、それこそ鬼が笑うかも知れませんが、4年後なんてあっという間です。



私たちが知らないだけで

 選手を決める前に、まず代表監督を決めなければなりませんが、これについては全く情報がないので、予想することが出来ません。次も外国人監督になるのか、日本人監督になるのか、私たちが知っている人になるのか、ザッケローニ氏のように一般には知られていない人を発掘するのか・・・・  おそらく協会首脳部では、すでに水面下で動いているでしょう、私たちが知らないだけで。

 それでは、ワールド・カップ、2018年ロシア大会の日本代表の23人を選んでみましょう・・・・



GK  西川周作
    権田修一
    川島永嗣

DF センター・バック
    吉田麻也
    酒井宏樹

    森重真人
    植田直道

DF サイド・バック
    内田篤人
    長友佑都

    塩谷司
    酒井高徳

MF ボランチ
    山口蛍
    柴崎岳

    扇原貴弘
    青山敏弘

MF 第2列
    岡崎慎司
    本田圭佑
    香川真司
    
    南野拓実
    清武弘嗣
    斎藤学
   
FW  大迫勇也
    柿谷曜一朗 

 *太字は先発予定


 ”大胆に”と言ったわりには今回のブラジル・ワ-ルド・カップのメンバーとほとんど変わりませんね、やはり私の情報量の少なさを露呈してしまったかも知れません。 しかし今回のワールド・カップ・メンバーの主力、本田、香川、岡崎選手といったところが25~8歳くらいなので、次の大会にも出場する可能性は高いでしょう。

 結局、日本代表を卒業すると考えられるのは、今回のメンバーの中では現在30歳を超えている遠藤、今野、長谷部、大久保選手と29歳になる伊野波選手といったところでしょう。




ゴール・キーパー

 GKのほうはブラジルの方と全く同じメンバーになってしまいましたが、西川選手が35歳になる川島選手と交代して第1キーパーとなる可能性が高いでしょう。川島選手の代わりに誰かが入るとすれば、サガン鳥栖の林彰洋選手でしょうか。あるいは今後4年間に若く優れたキーパーが頭角を現すのでしょうか。





センター・バック


酒井宏樹のコンバート?

 まず吉田選手は年齢的にもロシア大会の代表に選ばれる可能性は高いでしょう。 もう一人のセンター・バックとしては今野選手に代わり、ブラジル大会にも出場する森重選手が最有力となりますが、私の大胆な予想では、これまでサイド・バックをつとめてきた酒井宏樹選手をセンター・バックにコンバートする可能性あるのでは!

 確かに奇策と言えますが、内田選手がロシア・ワールド・カップにもレギュラーとして出場する可能性が高いとなると、酒井宏樹選手は、また内田選手の控えにまわることになる(逆になる可能性もあるが)。 酒井宏樹選手はたいへん優れた選手なだけに、いつまでも控えではもったいない。

 酒井宏樹選手は身長(185cm)もあり、ヘディングも強い、とすればセンター・バックでもその能力を発揮することが出来る。さらにスピードもあり、カウンターにも対処で出来、キックの精度も高い、となれば吉田選手の相方にちょうどよいのでは?  ・・・・ありえないことではないかも。



ウエダって誰?

 植田直道選手は聴いたことがない人も多いかも知れませんが、鹿島アントラーズでの選手で、U-21にも選ばれています。まだ19歳ですが、身長186cmと長身でフィジカルも強い、まだまだ未知数のところもありますが、次世代を担うセンター・バックとして有力視されています。

 これからの4年間に何らかの形で代表に招集される可能性は高く、ワールド・カップ・メンバーに加わる可能性はなくもないでしょう。 鹿島には歴代強いセンター・バックがいますが、ザック・ジャパンにも呼ばれた昌子源選手やロンドン・オリンピックにも出場した山本和也という若いセンター・バックもいて、代表入りの可能性があります。



世界で勝つためには

 他にはロンドン・オリンピックに出場した柏レイソルの鈴木大輔選手も代表争いに加わってくるでしょう。さらにハフナー・マイクの弟で、現在17歳、身長197㎝のハフナー・ニッキの代表入りなどというのもあっていいですね。

 これまで日本代表は攻撃の選手ばかりが注目されてきましたが、守備面でも優秀な選手が育ってきました。世界で勝つためには優れたセンター・バックが絶対に必要です。

 
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谷島崇徳 中村俊三 クラシック・ギター・コンサート
  5月25日(日)14:00  ギター文化館



本当にありがとうございました

 昨日の私たちのコンサートに来ていただきました方々、本当にありがとうございました。会場内はちょっと暑くなってしまったかも知れませんね。日頃はかなり寒がりの私も、指などに汗をかいてしまいました(暑さだけのせいではない?)

 いつも話が聞こえないということで、マイクを使わせてもらったのですが、私の場合それでも言葉がはっきりしないようですね、困ったものです。


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結構練習した

 二重奏の方はだいたいは予定通りに出来たように思います。プロどおしの二重奏だと、2,3回程度の音合わせ、場合によっては当日のみの練習でコンサートに臨むこともありますが、今回は家も近かったせで、5月だけでも3回、全部で7,8回くらい音合わせをやったと思います。

 これまでいろいろな人と二重奏を行いましたが、谷島さんはやはりこれまで出会ったことのないパートナーです。一見遠慮がちな性格に見えますが、はっきりとした個性と自分の音楽を持っています。


違いも楽しんでいただけたら

 私としても、谷島さんの音楽に近づけるように多少は努力してみたのですが、何分あまり器用な方では(私が)ないので、音質やリズム感などはちょっと違っていたでしょうね。逆にそういった音質や個性の違いも楽しんでいただけていたら幸いです。 私のソロのほうはいろいろ課題アリ、逆トレモロ(pima)もまだまた開発途上といったところでしょう。




次は6月29日

 私の次のコンサートは6月29日のアコラということになります(詳細はアコラのブログで)。プログラムは今回のコンサートの続きといった感じなのですが、グラナドスの「スペイン舞曲第2」、「同第5番」、アルベニスの「マラゲーニャ」、「パヴァーナ・カプリッチョ」、「マジョルカ」、「コルドバ」の6曲です。
谷島崇徳 中村俊三クラシック・ギター・コンサート
   5月25日(日) 14:00  石岡市ギター文化館





<二重奏>
フェルナンド・ソル : ロシアの思い出 Op.63



アンクラージュマンと並ぶ人気曲

 当コンサートの最後はスペインの古典派のギタリストのフェルナンド・ソルの二重奏曲です。この「ロシアの思い出」は「アンクラージュマン」、「幻想曲Op.54bis」などとともに二重奏曲としては規模も大きく、また人気曲でよく演奏される曲です。

 「序奏」、「主題と変奏」、「アレグレット」の3つの部分からなり、全曲で15分ほどの曲となっています。「主題と変奏」ではもともと9つの変奏がありましたが、7つにしたものも当時から出版されていたようです。 ここではその7つの変奏によるもので演奏します。


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ソルとコストで二重奏?

 作曲年代は1838または1839年と、ソルの最晩年で、ソルの弟子でもあったフランスのギタリスト、ナポレオン・コストに献呈されています。ソルとコストで、この曲を演奏した可能性はあるでしょう。

 ソルは1839年7月10日に亡くなっています。一方コストのほうは1805年生まれなので、この年34歳になるのでしょうか。なお「序奏」と「主題と変奏」は私中村が1stギターを担当し、「アレグレット」は谷島さんが1stギターを担当します。



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ぜひお待ちしています

 昨日ギター文化館でゲネプロ(通し練習)を行いましたが、休憩時間を含めると2時間を少し超えそうで、かなり盛りだくさんのコンサートになりそうです。 今からでも気が向いた方は是非お出かけください。お待ちしています。
◎谷島崇徳 中村俊三 ギター・コンサート

 5月25日(日)14:00   石岡市ギター文化館





<独奏  中村俊三>

フランシスコ・タレガ : アランブラの想い出


 この曲については、当ブログでも何度も書いているので、特に説明はいらないでしょう。私自身では、かつてはたいへんよく弾いていた曲ですが、あまり弾かない時期もありました。超有名曲なので、この曲を弾く人は私の周辺でもたくさんいて、また私よりずっと上手く弾く人も少なくありません。 

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 しかしあまり弾かないでいると、やはり弾けなくなりそうで、最近がんばって練習しています。かつてはどんな状況でも、また指ならしもせずに弾けた曲なのですが、最近はどうでしょうか・・・・





ミゲル・リョベット : カタルーニャ民謡集より  「盗賊の歌」 「糸を紡ぐ娘」 「商人の娘」 「あとつぎのリエラ」

 リョベットはタレガの高弟で、後継者ともいわれるスペインのギタリストです。オリジナル作品も残していますが、アルベニス、グラナドス、そしてこのカタルーニャ民謡などの編曲のほうがよく知られています。

 これらのカタルーニャ民謡はたいへん美しいメロディで、それをリョベットが見事にギター曲に仕上げています。それぞれの歌は物語になっていて、最近現代ギター社から出された楽譜では浜田慈郎氏による全訳も載っています。


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 「盗賊の歌」 はカタルーニャ民謡集の中では「アメリアの遺言」と同じく人気の高い曲で、浜田氏の訳によれば「おいらがガキでいたころは、 伊達を気取ってうぬぼれて、 見せびらかしのスカーフに、 足には白いワラジばき、 さらば紫のなでしこよ! さらば夜明けの明星よ! 」  といったもので、伊達を気取った盗賊が役人に引き立てられてゆく歌となっています。浜田氏は石川五右衛門に例えています。

 「糸を紡ぐ娘」 は明るく軽快なメロディで、15歳になる貧しい娘が糸を紡ぐ道具を手にし、恋人と将来の夢を語ると言った内容の歌詞になっています。

 「商人の娘」 はオクターブ・ハーモニックス奏法(右手のみによるハーモニックス奏法)で演奏される美しい曲です。その美しいメロディで歌われている歌詞の内容は、「裕福で、美しい商人の娘が、ふとした過ちから望まれない子の宿し、思い余って生まれたばかりの子を川に流してしまう」 というたいへんショッキングなものです。おそらく教訓的な意味で歌い継がれているのでしょう。

 「あとつぎのリエラ」 はテンポの速い歌で、メロディそのものは短いのですが、歌詞の方はかなり長くなっています。リエラとマリアがめでたく結ばれるといった内容で、メロディも歌詞も明るさそのものです。




エンリケ・グラナドス : 詩的ワルツ集

 グラナドスはアルベニスと同じくスペインのを代表する作曲家兼ピアニストで、アルベニスはもちろん、タレガやリョベットとも親交があったようです。それぞれの生没年は、タレガ(1852~1909)、 アルベニス(1860~1909)、 グラナドス(1867~1916)、 リョベット(1878~1938) となっていて、グラナドスはどちらかと言えばタレガよりもリョベットに近かったといえます。

 「詩的ワルツ集」は1886~1887年頃作曲され、1890年にこの全8曲の形になったものと言われています。グラナドス20歳頃の作品で、グラナドスの作品としてはかなり初期のものと言え、確かに若さを感じるみずみずしい作品となっています。

 この曲を初めてギターで演奏したのはジョン・ウィリアムスで、1969年のLPアルバムに録音しています。その時にはウィリアムスは序奏と8つのワルツのうち、4曲(1、3.4.8)を演奏していましたが、1989年には全8曲録音しています。8つのワルツに序奏を加えた個々の曲は次のようになっています。


序奏  (イ長調  ヴィヴァーチェ・モルトー  4分の2拍子)
1、旋律的なワルツ  (イ長調  メロディオーソ)
2.高貴なワルツ  (ヘ長調  テンポ・ディ・ワルツ・ノベル)
3.ゆるやかなワルツ  (ニ短調  テンポ・ディ・ヴァルツ・レント)
4.ユーモラスなワルツ  (変ロ長調  アレグロ・フモリスティコ)
5.華麗なワルツ  (変ロ長調  アレグレット)
6.感傷的なワルツ  (嬰ヘ短調  カッサイ・アド・リビトゥム)
7.蝶々のワルツ  (イ長調  ヴィーヴォ)
8.理想的なワルツ  (イ長調  プレスト)
 *最後にもう一度、「1.旋律的なワルツ」 が演奏される


 個々のワルツは比較的短く、全曲で約15分程度の曲となっています。なお編曲は一部阿部保夫編を参考にしていますが、私自身のものです。それぞれグラナドスらしい美しいメロディの曲で、最近ではグラナドスの作品としてはよくギターで演奏されます。
 
◎谷島崇徳 中村俊三ギター・コンサート
  5月25日(日)14:00  ギター文化館




<二重奏>
アンドリュー・ヨーク : 三千院


 この曲はアメリカのギタリスト、アンドリュー・ヨークが日本のギタリスト、木村大君の2枚目のアルバム「駿馬」のために2000年に書いた曲で、ヨークが京都旅行で三千院を訪れた時の印象をギター二重奏曲にしたものだそうです。因みに木村大君は茨城県土浦市の出身です。



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 曲は自然短調を用いていて、ややモード音楽的な感じがします。「夢見るように」と添え書きしてあり、懐かしさも感じさせつつ、気持の和む曲です。


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木村大君の2枚目のアルバム「駿馬」。 この「三千院」の他、イルマルの「バーデン・ジャズ組曲」、ディアンスの「リブラ・ソナチネ」などが録音されている。



<二重奏>
アストル・ピアソラ : 天使のミロンガ(江部賢一編曲)

 タンゴの巨匠、アストル・ピアソラの作品で、アレンジャーとしても評価の高いギタリスト江部賢一のギター二重奏への編曲です。ピアソラ自身の演奏はかなり即興に富むもので、江部氏の編曲は細部は若干異なるものの、全体としてはピアソラ自身の演奏に比較的近いものになっています。


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 ミロンガはアルゼンチン、ウルグアイの音楽で、タンゴの一種でもあったようです。この曲は軽快にリズムを刻むというより、しっとりと歌うタイプの曲になっています。



 *谷島さんの独奏はブローウェルの「11月のある日」、 オースランドの「組曲第1番」、 カルドーソの「ミロンガ」、 シネーシの「澄み切った空」ですが、そちらのコメントは谷島さんのほうで書くと思いますので、ここでは省略します。
谷島崇徳 中村俊三 クラシック・ギター・コンサート

 5月25日(日)14:00  石岡市ギター文化館  
 入場料  当日3500円   前売り3000円





代表メンバー発表

 昨日(一昨日になってしまったが)ワールド・カップ代表メンバーが発表されましたね。話題は何といっても大久保選手が選ばれたことですが、本人のこのところろめざましい活躍と世論によって、ザッケローニ監督もついに選ばざるを得ない状況になったようですね。



自力で勝ち取った

 これまでほとんど代表に招集していませんでしたから、ザッケローニ監督の頭の中にはつい最近まで大久保選手を選ぶ考えはなかったのは確かでしょう。大久保選手は本当に自力で代表の座を勝ち取ったと言えるかも知れません。

 前回のワールドカップ(南アフリカ)でも得点にこそ絡まなかったにせよ、とても献身的な働きをしていましたから、今回も出場機会があれば期待通りの活躍を望めるのではと思います。

 それにしてもやむなく(?)選んだ大久保選手をザッケローニ監督はどのように使うのでしょう、おそらく先発ではなく、ゲームが行き詰った時の交代要員か、先発予定メンバーにアクシデントがあった時のリザーブといった感じでしょうか。



1点ビハインドで、残り15分

 いずれにしても大久保選手がピッチに立つ場合というのは、何か日本代表が追い込まれたような状況においてではないかと思います。何が何でも点を取らなければならない状況、1点ビハインドで、残り15分・・・・ こんな状況かもしれません。 はたして大久保選手は日本代表の救世主になれるのか?



本田のリザーブは誰?

 リザーブと言えば本田選手にアクシデントがあった時には誰がトップ下をつとめるのでしょうか、ザッケロニ監督は香川選手を考えているののでしょうか。しかしこれまでの代表の試合では香川選手のトップ下ではあまり良い結果が出てなく、やはり香川選手は日本代表では左サイドが最もあっているようです。

 これまでの代表の試合では本田選手の代わりは中村憲剛選手が務めてきて、やはり日本代表のトップ下には本田選手の次に、この中村憲剛選手が最もふさわしいと思います。やはり憲剛選手は代表に入れておきたかったところですね、いざという時に ワントップ=大久保、トップ下=中村なんていう手も・・・・・



守備陣は順当な選出だが

 守備陣の8人はこれまでの代表戦を考慮すればほとんどの人の予想通りといったところでしょう。守備のほうでは連携がとても大事なのでサプライズなどというのはむしろあってはならない。特にサイド・バックの4人は他に選択肢はないでしょう。

 センター・バックの4人も昨日の段階ではこのメンバーにほぼ決まりだったでしょう。ザッケローニ監督の戦術理解度といった観点でメンバーをきめたのだと思います。しかし結果的には吉田選手以外にあまり長身はいない、森重選手が183cm(たぶん)とやや長身だが、あとの二人は180に満たない。

 またスタメンが予想されるMFやFWの選手の中でも本田選手が182cmで最も長身で、他には180cm以上の選手はいません。



前半17分にコーナー・キックから失点?

 こうした日本代表のメンバーで、特にギリシャ戦でのセット・プレーの守備に問題出ないかと、ちょっと心配です。おそらくギリシャはコーナー・キックの際には、ここぞとばかりに前線に長身選手を送り込んでくるでしょう。仮に早い時間帯にコーナー・キックから先制点を失う事にでもなれば、ギリシャはガチガチに守りに入ってくるでしょう、相当苦しい戦いになるのは間違いない・・・・・

 恐ろしや! 恐ろしや! 身の毛がよだつ・・・・  シロウトの余計な心配であればよいのですが・・・・・   えーと、今日は何の話だっけ?  あ、そうそうコンサートの曲目解説でしたね、




エリート・シンコペーション ~ジョプリンのラグタイム

 最初の演奏曲は、二重奏でスコット・ジョプリンの「エリート・シンコペーション」です。 スコット・ジョプリンはラグ・タイムの作曲家として知られていますが、ラグタイムは19世紀末から20世紀の初め頃にかけて流行したアメリカのピアノ音楽です。和音的にはそれほど変わった点はありませんが、何といってもその特徴はシンコペーションの多いリズムでしょう。 また伴奏は低音と和音を交互に弾くといった、常に同じパターンを刻むのも大きな特徴です。



ジャズぽいところもあるが

 ジャズぽいところもありますが、ジャズのようにアドリブなどは行わず、基本的にはクシック音楽のように”楽譜どおり”に演奏されます。またジャズやブルースで使われるブルー・ノートを使うこともなく、メロディもコードも明るく軽快な曲となっています。

 このラグタイムの作曲家としては、このスコット・ジョプリンが最も有名で、私も他の作曲を知りません。本当は結構たくさんいたのではないかと思われます。 

 ジョプリンのラグタイムの中では「ジ・エンターティナ」が最もよく知られていますが、今日演奏するのは「エリート・シンコペーション」という曲で、曲名通りシンコペーションが多用されています。1980年代にピアノ・デュオのラベック姉妹が演奏していましたね。



明るく楽しい曲

 ピアノ曲からギター二重奏曲への編曲は私が行いましたが、ピアノ譜の左右のパートを2台のギターに割り当てた形でほぼ原曲通りです。 メロディも親しみやすく、明るく、楽しい感じなので、今回のコンサートのオープニングにピッタリの曲だと思います。
◎谷島崇徳 中村俊三クラシック・ギター・コンサート

      5月25日(日) 14:00~  石岡市ギター文化館 
      入場料 当日3500円 前売り3000円




 当コンサートも再来週ということになりました。演奏曲目が決まりましたので実際の演奏順にしたがって書いておきます。





  =第1部=


<二重奏> 

 スコット・ジョプリン : エリート・シンコペーション

 アンドリュー・ヨーク : 三千院

 アストル・ピアソラ ~江部賢一編 : 天使のミロンガ



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<独奏 谷島崇徳>

 レオ・ブローウェル : 11月のある日

 オースランド : 組曲第1番

 カルドーソ : ミロンガ

 シネーシ : 澄み切った空






  =第2部=

<独奏 中村俊三>

 フランシスコ・タレガ : アランブラの想い出

 ミゲル・リョベット : 盗賊の歌、 糸を紡ぐ女、 商人の娘、 あととりのリエラ ~カタルーニャ民謡集より

 エンリケ・グラナドス : 詩的ワルツ集

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<二重奏>

 フェルナンド・ソル : ロシアの思い出





 以上のプログラムとなります。いつものとおり詳しい曲目解説を次回より行います。なお前売り券は谷島、中村両ギター教室、およびギター文化館で取り扱っています。よろしくお願いします。

 
今日(5月4日)石岡市ギター文化館で第9回シニア・ギター・コンクールが行われました。結果を報告しておきます。


シニアの部(55歳以上)

第1位  山崎文朗(静岡県)  プレリュード(モレーノ・トロバ) 
第2位  山本英雄(茨城県)  12月の太陽(ゲーラ)
第3位  鈴木幸男(茨城県)  魔笛の主題による変奏曲(ソル)  
第4位  加瀬英子(千葉県)  前奏曲第1番(ヴィラ=ロボス)
第5位  上原和男(千葉県)  プレリュード、舟歌(カヴァティーナ組曲より ~タンスマン)
第6位  鹿野誠一(北海道)  ソナタ ハ長調OP.15-2(ソル)
第7位  堀田京子(千葉県)  カプリス形式のアラベスク(クレンジャンス)



ミドルの部(35~54才)

第1位  坂本 亮(東京都)  ロマンティコ(5つの小品より ~ピアソラ)
第2位  浮海祥治(愛知県)  セリージャ(アルベニス)
第3位  増田泰隆(石川県)  捧げる言葉(グラナドス)、アレグロ・ノントロッポ(sッソナタ第3番より ~ポンセ)
第4位  松田利枝(滋賀県)  ラ・ミラネーゼ(クレンジャンス)、ワルツ・ショーロ(ヴィラ・ロボス)
第5位  相川 明(東京都)  練習曲Op.6-11(ソル)、島へ(武満徹)
第6位  桧山政広(青森県)  アラビア風奇想曲(タレガ)




シニア部門

 シニア部門の予選にはエントリーしていた36名全員が出場しました。課題曲はタレガの「ラグリマ」ということで、出場者も日頃から弾いている曲ではないかと思います。それだけに日頃どのようにギターに取り組んでいるかということがよくわかる曲でしょう。

 ますます出場者も多くなってきて、予選通過もなかなか難しくなってきているシニア部門ですが、通過のために必要なこととして、まず第1番に”音作り”ではないかと思います。どのような演奏をしても、まずその素材が良くなければよい演奏にはなり得ないでしょう。

 次にテンポの設定、どのようなフレージングになっているか、どう歌わせるか、作曲家の意図は、さらに疎の時代の演奏様式は、となってゆくのでしょう。




 本選、第1位の山崎さんは明るく、クリヤーな音で、3曲とも”ほころび”的な部分もなくたいへん安定した演奏で、大多数の審査員の支持をえました。もっと曲想の変化や、舞曲としての躍動感などが加わればさらに素晴らしい演奏になるのではと思いました。

 第2位の山本さん の曲はアルペジオに乗せてメロディを歌わせるといったタイプの曲で、部分的にはたいへん美しいところもありましたが、込み入ったところではメロディがやや硬質になる傾向があるようです。ほとんどミスのない演奏でした。

 第3位の鈴木さん の「魔笛」は曲の内容を熟知した演奏に感じられました。審査員からは「第1変奏の拍節感が逆」とか「テンポが上がるべきところを落としている」といった意見も出されましたが、「誰でも知っている、こうしうた古典的な曲に挑戦するのは評価できる」といった声も多くありました。

 第4位の加瀬さん の「前奏曲」はメロディをたいへんよく歌わせた、美しい演奏でした。しかしその低音のメロディが伴奏に対してやや不鮮明にも感じられました。これは音量だけでなく、音質も関係していると思います。

 第5位の上原さん はタンスマンの「カヴァティーナ組曲」からの2曲で、「プレリュード」のほうは、ミスの少ないよくまとまった演奏でした。しかしこの曲は精密機械のような曲なので、さらにクリヤーに弾く必要もあるでしょう。「舟歌」もよく歌っていたのですが、音質がやや細かったとの声がありました。

 第6位の鹿野さんのソナタは若干のミスなどのせいか、テンポ、およびタイミングが乱れてしまったのが残念でした。確かにこうした古典的な曲に取り組むのはよいこと、というよりは絶対に必要なことと思いますので、改善できる点は改善し、さらに仕上げていただければと思います。

 7位の堀田さん はかなり難しい曲に挑戦でしたが、残念ながら時間オーバーということで、この順位となりました。堀田さんはこうした難曲を弾きこなす実力者であるのは確かですが、楽譜に書かれた様々な指示や音価を忠実に守ることで、より深く、変化のある曲になるのではと思います。




ミドル部門

 ミドル部門の予選はソルのロ短調のエチュード((Op.31-4)でしたが、一部の国内版で、2小節目の「ラ」にシャープが付いたものがあり、ちょっと心配したのですが、その必要はなかったようです。

 速度が「アンダンテ」ということですが、どちらかと言えば遅めのテンポで弾く人が多かったようです。「アンダンテ」はそれほど遅くはないと思います。要するに速くも、遅くもないテンポかなと思います。

 またシニアの部と同様、音が細めで、不鮮明な人が多いのもちょっと気になりました。たとえ弱音で弾いてもはっきりと聞こえる音でなくてはならないと思いますし、また大きいだけでなく、それに質感が伴わなければならないと思います。



 本選第1位はピアソラを弾いた坂本さん ですが、昨年3位から今年は1位ということになりました。今回の「ピアソラ」はたいへんよくまとまった印象がありますが、「キレ」とか「セクシーさ」が加われば、さらに聴く人の気持ちを掴む事が出来るでしょう。

 第2位の浮海(うかい) さんはアルベニスの「セビージャ」を華やかに演奏しました。客席の反応もよかったのではないかと思いますが、さらに躍動感とか、込み入った部分でのテンポの遅れなどを解消すればより素晴らしい演奏になるでしょう。

 第3位の増田さん のグラナドスはたいへん美しくメロディを歌わせ、審査員の間でもたいへん好評でした。ポンセのほうは、曲がちょっと難しかったかな。

 第4位松田さん のクレンジャンスはなかなかよかったのですが、ワルツ・ショーロのほうは若干崩れてしまいました。音は質感があってよかったと思います。

 第5位の相川さん のソルのエチュードはなかなか美しく弾いていたのですが、やはり音が不鮮明な感じがしました。非和声音の解決に仕方に問題といった声もありました。「島へ」もメロディを美しく歌わせていました。

 第6位の桧山さん は「アラビア風奇想曲」を、たいへん美しい音で弾きましたが、やはりステージで演奏するにはちょっと音が小さすぎたかも知れません。途中で若干混乱してしまいました。




演奏者は通訳のようなもの、時には意訳も

 私自身、演奏者は”通訳”のようなものと思っています。まず何と言っても作品の内容を聴く人にわかりやすく伝えるのが最も大事な仕事です。さらにはその作品の良いところを出来るだけ多く引き出し、聴く人にその音楽の魅力を感じてもらうかということになるでしょう。原文に忠実に訳することも必要ですが、時には大胆な意訳が必要な時もあります。

 もちろんそれは決して簡単なことではありませんが、それが出来た時に最も音楽をやる楽しさが感じられるのではと思います。
クラシック・ギター名曲のCD紹介 2


◎ <アルハンブラの思い出:ギター名曲集>  DENON 1080円

タレガ : アルハンブラの思い出、 アラビア風奇想曲、 涙(ラグリマ)
アルベニス : アストゥリアス、 セビーリャ
グラナドス : スペイン舞曲第5番
作者不詳 : 禁じられた遊び
カタルーニャ民謡 : 聖母の御子
ヴィラ=ロボス : ショルス第1番
ソル : 魔笛の主題による変奏曲 
バリオス : 大聖堂
ロドリーゴ :アランフェス協奏曲



このランキングに沿った曲目

 2003年の発売のものですが、現在でも在庫があるようです。曲目のほとんどが当ランキング20位までに登場したもので、まさにこのランキングのためのCDと言った感じです。ただし「カヴァティーナ」や「タンゴ・アン・スカイ」などの比較的新しい名曲は含まれておらず、古くから親しまれてきた名曲のみとなっています。 

 演奏者はセルゲイ・ラミレス、菊池真知子、ウラジミール・ミクルカ、福田進一、シャロン・イスビンということですが、ミクルカや菊池真知子さんなど、今ではなかなか聴けない人の演奏も入ってます。演奏曲目が最も多いセルゲイ・ラミレスについては情報がありません。アランフェス協奏曲はイスビンの演奏で、全3楽章収録です。

 このCDと類似のものが、他のレ―ヴェルなどから何種類か発売されていますが、詳しい情報がないので、紹介は控えておきます。






◎ ウィリアムス<アランブラの想い出 ~スペイン・ギター名曲集> sony 1944円

グラナドス : スペイン舞曲第5番、ゴヤの美女、 詩的ワルツ集
ファリャ : ドビュッシー賛歌
アルベニス : セビーリャ、アストゥリアス、タンゴ
トゥリーナ : ファンダンギーリョ
タレガ : アルハンブラの思い出
トゥリーナ : ファンダンギーリョ、ソレアレス、ラファガ
カタルーニャ民謡 : アメリアの遺言、聖母の御子、クリスマスの夜



引退宣言した巨匠の青年期の演奏

 最近引退を宣言したジョン・ウィリアムスが、CBSに1960年代に録音したものから比較的有名なものを抜粋したCDです。このCD自体1980年代に発売され、何度かリニューアルを繰り返して再発されたもので、多くのファンに聴かれたものです。

 曲によっては録音に硬さも感じられますが、若き日のウィリアムスの切れの良い演奏が堪能出来ます。「アランブラ」のトレモロはややゆっくり目で、美しい演奏です。





◎ 福田進一<ハイパー・アンコール>

ドメニコーニ : オリエント急行
タレガ : アランブラの想い出
マイヤーズ : カヴァティーナ
ディアンス : タンゴ・アン・スカイ
バリオス : フリア・フロリダ
ヨーク : サンバースト
アルベニス : アストゥリアス


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新しい名曲が聴きもの

 福田進一氏の録音は非常にたくさんあり、そのほとんどが現役盤となっていて、いざ買うとなると確かに迷うところでしょう。福田氏のCDの場合、録音年が古くなったものは1000円前後で再発されていて、ファンにはうれしいところです。その中から今回のランキングに沿ったものとしては、このCDが挙げられるでしょう。

 このCDは1998年に発売されたもので、、タイトルどおりクラシック・ギターの人気曲を集めています。構成としては「アランブラ」や「アストゥリアス」などの古くから有名な曲と「カヴァティーナ」、「タンゴ・アン・スカイ」などの新しい名曲とになっています。

 どちらかと言えば、新しい名曲が聴きものですが、他にドメニコーニの「オリエント急行」などあまり録音されない曲や、一人二重奏(ビートルズ、ピアソラ)、佐藤弘和氏の曲なども収録されています。

 福田氏のCDでは、他に「武満徹作品集」、「優しき玩具」、「19世紀デビュー」、「バッハ:シャコンヌ」などが1000程度で入手できます。
 





◎ 村治佳織<エスプレッシヴォ>
      <カヴァティーナ>
      <グリーン・スリーブス>
      <エステーラ>
      <アランフェス協奏曲> 
      <シンフォニア>
      <スペイン>   Victor 各2160円



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そろそろ活動再開?

 病気のためしばらく休養していた村治佳織さんですが、そろそろ活動再開となるのでしょうか。人気ギタリストの村治さんですが、意外と有名な曲だけを集めたCDなどはなく、有名曲と本格的なギターの作品、またはポピュラー系の曲との組み合わせになっています。 

 と言った訳で、当ランキングにぴったりあったCDは挙げられないのですが、村治さんのCDも古いものは2000円程度になって発売されており、とりあえずそれらをリスト・アップしておきました。

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 <エスプレッシヴォ>はデビュー・アルバムで、内容は19世紀の作品。 <カヴァティーナ>は現代の作品で、「カヴァティーナ」、「サンバースト」の他、ブローウェルの「黒のデカメロン」などが収録されてています。 <グリーン・スリーブス>はルネサンス・リュートの作品。 

 <アランフェス>には他にテデスコの協奏曲とオーケストラ伴奏版の「タンゴ・アン・スカイ」が入っています。 <エステーロ>はいろいろなCDからの抜粋です。<スペイン>はロドリーゴの独奏曲が中心となっています。



CD紹介 ~これからクラシック・ギターのCDを聴く人のための


 前回おはなししたとおり、これからギターを聴こう、あるいはまだあまりギター曲を聴いたことがないと言った人のためのクラシック・ギターの紹介をしてゆきます。


基本的に国内盤

 最近では海外盤も入手しやすくなって、価格などもかなり安いものも多くなっていますが、ギターのCDをあまり聴いていない人にとっては、曲名や解説はやはり日本語のほうがわかりやすいと思いますので、基本的に国内盤に限定して行ってゆきます。

 一応今現在入手可能なものを紹介してゆくつもりですが、入手不可能になっているものもあるかもしれません。その場合はご容赦下さい。その場合は取り寄せる店などによって異なるので、別の店などを検索してみるか、あるいは類似のものが輸入盤として入手できる場合もあります。

 また価格も一応記しておきますが、実際には取り寄せる店などによって若干異なると思いますので、おおよその目安と考えて下さい。




◎ <ベスト・ギター100>6枚組  3086円

CD1 バロック以前
CD2 スパニッシュ1
CD3 スパニッシュ2
CD4 ロドリーゴ
CD5 ラテン・アメリカ
CD6 近代




6枚で3000円と少々

 6枚組のCDにギター曲100曲で3000円と少々(もっと安く手に入る場合もある)、国内盤としてはかなりお買い得のセットです。ギタリストはアンドレス・セゴヴィア、 マヌエル・バルエコ、 オスカー・ギリア、 エリオット・フィスク、 クリストファー・パークニング、 荘村清志、 大萩康司、 村治佳織、 押尾コータロー、 さらにリューティストのベイルズなどとなっています。

 残念ながら私自身は現物を持っていませんが、古い曲から、一部ポピュラー系の曲も含めた新しい曲まで、有名な曲から通向けの曲まで、本当にいろいろな曲入っています。演奏の方も国内外の一流のギタリストによるもので、とりあえずこれ1枚持っていればクラシック・ギターがかなりわかるでしょう。

 曲目解説がついているかどうがはわかりませんが、少なくとも曲名は日本語で表記されています。発売年やレーヴェルもわかりませんが、おそらく現役盤で、入手可能と思われます(GGショップなど)。曲数が多すぎるのが唯一の欠点でしょうか。

 私自身では、ほとんどの曲が(同じ演奏で)すでに持っているものと重複するので、取り寄せる必要はなさそうなのですが、でも気が向いたら取り寄せるかも知れません。
 




◎ <セゴビアの芸術>2枚組 ユニバーサル・ミュージック 3086円

タレガ : アランブラの想い出、アラビア風奇想曲、マリエッタ
モレーノ・トロバ : 松のロマンセ、マドローニョス、滑稽なセレナード
ソル : 魔笛の主題による変奏曲
ファリャ : ドビュッシー賛歌
ポンセ : 主題と変奏と終曲、メキシコ民謡
トゥリーナ : セビリヤース
ロドリーゴ : はるかなるサラバンド
テデスコ : 悪魔の奇想曲、セゴヴィアの名によるトナディリャ
ヴィラ=ロボス : 前奏曲第1番、第3番
アルベニス : アストゥリアス、サンブラ・グラナディーナ
 他ダウランド、ヘンデル、バッハ、フレスコバルディ、スカルラッティ、パガニーニ、ショパン、メンデルスゾーンなどの作品



20世紀の巨匠、アンドレス・セゴヴィアの脂の乗り切った演奏

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 同じ価格でこちらは2枚組ですが、アンドレス・セゴヴィアの1950~60年代のデッカ・レ―ヴェルに録音したものからの抜粋です。最近人気が出た曲はもちろん含まれていませんが、クラシック・ギターの定番的な曲が含まれ、何といってもセゴヴィア最も脂の乗り切った時期の録音と言えます。モノラル録音も含まれますが、鑑賞に全く差支えなく、セゴヴィアの音をしっかりと捉えています。

 ギター名曲を聴くと同時に、セゴヴィアの名演奏を味わうCDと言えますが、セゴヴィアの演奏を聴いたことがない、あるいはセゴヴィアのCDをあまり持っていない人にはぜひお薦めです。また同じ内容の輸入盤もあり、こちらは1000円ほど安くなっています。曲目解説など不要の人にはお薦め。





◎ <禁じられた遊び/ナルシソ・イエペス> キングレコード  1028円

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民謡 : 禁じられた遊び
ラモー : メヌエット
スカルラッティ : ソナタホ短調
サンス : スペイン組曲
ソル : メヌエット第5番、第6番、 魔笛の主題による変奏曲
ヴィラ=ロボス : 前奏曲第1番
ピポー : 舞曲第1番
アルベニス : 入り江のざわめき



イエペスの6弦時代の録音、かつてのベスト・セラー

 おそらく1960年前後に日本国内で録音されたものと思います。イエペスがまだ6弦ギターを使用していた頃のもので、LP時代には何度も再発を繰り返したもので、当時はギター・ファンならずとも各家庭に1枚はあったLPです(ちょっと言い過ぎかな?)。

 改めてCDで聴いてみると、この年代の録音としてはなかなか良いものです。「前奏曲第1番」など”異次元から聴こえてくるようだ”などと前に書いたことがあります。「禁じられた遊び」もご本家ということになりますが、やはりたいへん美しい演奏です。イエペスは次第に個性的なギタリストとなってゆきますが、この録音ではまだまだ初々しさが感じられ、好感度の高い演奏と言えます。

 LPの曲を曲順など変えずにそのままCDにしてあるので、CDとしては曲目は少な目で、ギターの名曲が網羅されているわけではありませんが、CDとしてのまとまりはあります。かつてのギター・ファンにも、これからギターを聴く人にもお薦めです。






◎ <イエペス アランブラの想い出/ギター名曲集> ユニバーサル・ミュージック 1851円


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作者不詳 : 禁じられた遊び
タレガ : アランブラの想い出、ゆりかご、パヴァーナ
ダウランド : デンマーク王のガリヤルド
ロルダン : 月の光
バッハ : ロンド風ガヴォット
グラナドス : スペイン舞曲第4番、第5番
アルベニス : マラゲーニャ、アストゥリアス、入り江のざわめき
ロドリーゴ : ヘレスの地で、 オリーブの木立を縫って、
スカルラッティ : ソナタイ長調
リョベット : 商人の娘
ファリャ : 粉屋の踊り
ソル : 魔笛の主題による変奏曲



1960年代後半から1980年頃の録音

 同じイエペスのCDですが、こちらは1960年代後半から1980年頃にかけてドイツ・グラモフォンに録音したものからの抜粋です。10弦ギター時代のものが主ですが、一部6弦使用のものも含まれています。

 上記のものよりも曲数も多く、文字通り名曲集となってます。またイエペス独特の音響世界と言った感じで、他のギタリストでは聴けない部分もたくさんあります。