fc2ブログ

中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

第4回ICGアンサンブル演奏会


11月16日(木) 14:00


水戸市民会館4F小ホール




DSC_0048_202311192240156a8.jpg
リハーサル中



遅くなってしまったが

 日頃、あまり頻繁に演奏会など行わないので、少し演奏会が続くとちょっと疲れますね、そのせいか、レポートを書くのも、ちょっと遅れてしまいました。 このICGアンサンブル演奏会は4回目となりますが、 何分、メンバーもそれなりの年齢になっているので、同じメンバーで演奏会を行えるだけでも幸運な事と言えるでしょう。 とは言え、一回目(6年前)から比べれば、健康面などでは心配なことも多くなってきました。

 これまで3回はギター文化館で行って来ましたが、今回は水戸市民会館が新しくオープンしたといことで、この市民会館の4階小ホールで行うことにしました。 席数の方は折り畳み椅子を使うので、はっきりは決まっていませんが、コロナ対策というより、見やすくするため、椅子の間隔をあけて、70個ほど並べました。




DSC_0050_2023111922411109e.jpg
椅子は70個ほど、間隔をあけて並べてある



約65名くらいの人に

 その70個ほどの椅子もほぼ埋ったので、約65名くらいの方々に来ていただいたものと思います。 これまでは40~50人くらいだと思いますので、いつもより多くの方に来ていただいたと思います。




音響は自然で比較的良好

 このホールはどちらかと言えば、多目的といえ、また、初めてコンサートを行うところなので、音響などは未知数だったのですが、結果的には思ったより良好と言えるでしょう。後ろの方でも聴こえないと言うことはありませんし、すごく響くという訳ではありませんが、比較的癖のない、自然な響きと言えるでしょう。

 中ホールの音響はあまり高評価ではないとも聞きましたが(私自身は聴いたことがないが)、小ホールに限っては、特に大きな問題はないようです。ただし、最終的な使用料などはまだはっきりしていなくて(これから請求が来る)、そう言った点では、ちょっと困る点、もありますが、全体的には特に悪い印象はありませんでした。




谷村新司さんの曲

 この演奏会も4回目となって、プログラム構成などもだいたい定まってきましたが、今回は直前に谷村新司さんが亡くなったということで、メンバーに谷村さんのファンも複数いたことから、谷村さんの曲を2曲演奏したということが特徴でしょうか。
スポンサーサイト



第4回ICGアンサンブル演奏会

11月16日(木)  14:00   水戸市民会館4F小ホール

入場無料




CCI_000295.jpg



 前にもお知らせしましたが、今週木曜日の午後2時からICGアンサンブル演奏会を水戸市民会館4階の小ホールで行います。昨年に引き続き第4回となりますが、これまで石岡市のギター文化館で行って来ましたが、今年の7月、新水戸市民会館のオープンよいうことで、この水戸市民会館の4回小ホールで行います。




DSC_0032.jpg
新水戸市民会館  水戸市泉町





音響は未知数

 音楽専用のホールではなく、多目的といった感じなので、音響などは未知数です。とりあえずやってみないとわかりませんね。ここでギターのコンサートを行うとどんな感じなのでしょうね。



DSC_0026_20231029201850b36.jpg
多目的なホールなので、音響は未知数(あまり過度の期待は出ない?)




中4日?

曲目の方は以前にも書きましたが、チラシの写真でもだいたいわかるでしょうか。私、個人的には先週の土曜日の「ムジカ・ひびき」のコンサートから、中4日でのコンサートという、先発ピッチャー並みのスケジュールになりましたね。年間文字通り数えるほどしかコンサートに出演しない私としては珍しいことです。どちらもあまりたくさんの曲を弾くわけではないですが。



気楽にどうぞ

 もちろん入場無料ですので、お買い物などのついでにお立ち寄りいただければと思います。
ムジカ・ひびき コンサート


 11月11日(土) 14:00   つくば文化郷  ギャラリー長屋門





 前回告知したムジカ・ひびきコンサートに、今日出演させていただきました。 私が出演するのは、前年に続き3回目となります。この「ムジカ・ひびき」は、テノール歌手で、これまで長く茨城県内で教育活動をなさってきた鶴田昭則先生が主宰する音楽団体です。

 「つくば文化郷」は、つくば市吉瀬にある、400年ほど前、つまり江戸時代初期からある豪農の邸跡ということですが、「ギャラリー長屋門」というのは120年前、明治時代初期に建てられた、その屋敷の門の両側にある長屋をギャラリーとしたものです。 


DSC_0071.jpg
つくば文化郷 ギャラリー長屋門  門に長屋が付いている。明治初期に建てられたようだ。



「椿姫幻想曲」は、たまたまコンサートの趣旨に合った

 コンサートのプログラムは前回書きましたが、第一部は「南欧の歌とギター」ということで、鶴田先生のテノールで3曲と、プログラム上では後半となっている「平城山」と私の独奏3曲でした。たまたま最近「椿姫幻想曲」を練習していたので、この企画にピッタリの曲でしたね。聴きにいらっしゃっている方々も声楽関係の人も多かったでしょうから、馴染みのある曲ということになったでしょう。



DSC_0043.jpg
テノール歌手の鶴田先生



「東京へ」と「リンゴ」がキーワード

 後半は日本の歌で、「別れの一本杉」と「リンゴ村から」の話しは、前回しましたが、「東京へ」と「リンゴ」がキーワードでしたね、そのことは鶴田先生も言っておられました。 

「ニコライの鐘」と「長崎の鐘」も鐘繋がりです。ニコライ堂はお茶の水にあるロシア正教の教会だそうですが、戦前などの歌によく登場します。私は残念ながら言ったことがありません。




原爆のげの字も出てこないが

 「長崎の鐘」は日本人なら誰しも原爆を歌った歌だとわかりますが、歌詞の中には原爆の「げ」も出てきません。GHQの検閲で原爆被害のことは歌に出来なかったそうです。しかしそれがかえって強い表現に繋がっているようですね。先生の歌もそうしたことが切々と伝わってくるものでしたが、長崎に旅行した時、長崎出身のバスのガイドさんが歌ってくれた素朴な歌も印象的でした。
ムジカ・ひびき コンサート
 
 ~秋のひと時 南欧 日本の名曲と珈琲



11月11日(土) 14:00  (開場13:15)

古民家 つくば文化郷ギャラリー長門屋
 つくば市吉瀬 1679-1 TEL 029-857-3355  珈琲屋まめは TEL 029-857-2181

会費 2000円 当日   問い合わせ  090-8014-9123 鶴田





CCI_000296.jpg



曲目

<歌+ピアノ>  
トスティの夢、 カロ・ミオ・ベン、 平城山、 山の煙、 ニコライの鐘、 長崎の鐘

<歌+ギター> 
別れの一本杉、 リンゴ村から

<ギター独奏> 
盗賊の歌、 「椿姫」幻想曲、 アランブラの想い出

<会場の皆さんと>
紅葉、 赤とんぼ、 埴生の宿




テノール : 鶴田 昭則
ギター : 中村 俊三
ピアノ : 川井 道子





約一か月間に3回

 またまたコンサート告知です。この約一か月の間に3回と、”ひききこもりギタリスト” を自称する私としては、珍しくコンサートが続きます。つくば市の声楽家、鶴田昭則先生が主催するコンサート ”ムジカ・ひびき コンサート” に出演させていただくのですが、昨年、一昨年に引き続いて3回目となります。




古民家

 開場となるのは昨年同様、幕末に(明治の初め頃だったかな?)に建てられたと言う古民家です。日本の歌の中でもギター伴奏が印象的な歌謡曲シリーズということで、一昨年は「影を慕いて」と「湯の町エレジー」、昨年は「湯の町エレジー」と「別れの一本杉」、今年は「別れの一本杉」と「リンゴ村から」と言うことになります。




DSC_0071.jpg
幕末、あるいは明治初期に建てられた古民家を利用した珈琲店




共通した内容

 今年演奏する 「別れの一本杉」 と 「リンゴ村から」 は発表年がそれぞれ昭和30年代前半ということだけでなく、いろいろ共通点がありますね。 「別れの一本杉」 は東京に出て行った男性が、故郷に残っている女性を想う歌。 一方 「リンゴ村から」 は故郷に残った男性が、東京に出た女性を思う歌ということになります。




戦後すぐは、むしろ農村部に留まっていたが

 この昭和30年前後というのは、東京をはじめとする大都会への人口集中が著しかった時代といえます。 因みに終戦直後は、都会に住んでいた多くの人々が疎開して農村に住んでいたことや、ほとんどの大都会は焼け野原になってしまっために、むしろ、人口は農村部に留まったままでした。



634RRTOAUNKF7F5MK7EJ6SNTSM.jpg




 私の家でも戦前は東京に住んでいたのですが(もちろん私は生まれていないが)、疎開のために父の故郷である、現在の栃木市移り住み、そのままずっと栃木に住むことになり、そこで私が生まれました。それまで住んでいた東京の家(王子周辺)は、その後どうなったのか、よくわかりません。




sty1504070009-f1.jpg
なんとなく某テレビ局のやらせっぽいが



若者たちが大挙して

 都市部で第二次産業が次第に復活して行き、労働人口を必要になるようになったのが、この昭和30年頃ということになるのでしょう。 ”集団就職” なるものもあり、当時たくさんの若者が東京など、大挙して都会に出ることになります。ある意味、当時の農村部には、たくさんの若者がいたと言うことになりますね。

 こうして戦後都会に出て行った当時の若者というのは、だいた昭和10年代の生まれということで、私などより一回り、上の世代となるでしょう。 この二つの歌を歌っていた春日八郎さんや、三橋美智也さんも、そうした世代ですね。  ・・・・もちろんこの二人は集団就職などはしなかったと思いますが。



多くの歌にリンゴが登場

 もう一つ共通しているのはどちらの歌にも ”リンゴ” が登場してくることです。この時代、戦後すぐの歌にはリンゴがよく登場します。ミカンのほうもある程度出てきますが、どちらかと言えば、リンゴ関連の歌の方が多かったですね、戦後すぐに流行った歌が「リンゴの唄」なんて言うのは、私と同世代以上の人ならよく知っているでしょう。




193ce90ebd14cc541173f162ddc433b1.jpg




リンゴやミカンは憧れの食べ物

 今の若い人たちには、当然その意味がわからないと思いますが、私たちには、なんとなくわかります。この頃、日本もようやく飢え死しない程度にはなってきたのですが、やはり果物などは贅沢品だったのでしょう。そして果物と言えば当時はリンゴかミカンしかなかったような時代でした。リンゴとかミカンというのはやっぱり、当時憧れの食べ物だったのでしょう、何と言っても歌に歌われる訳ですから。



なぜか、東北地方から東京に出る方が歌になる

 またリンゴが登場することからしても、この二曲とも東北地方か、あるいは長野県から、恋人、あるいは本人が東京に出て行った歌なのでしょうね。なぜか、西日本から東京に出るよりも、東北地方から東京に出る方が歌になりますね。四国から東京に出る歌もあってもいいと思いますが、あまり聞いたことありません。知らないだけかも知れませんが。



高いはバナナ?

 果物といっても、キューイだとか、マンゴーなんて当時は名前も聞いたことありませんし、バナナは、なんと高いものの代表で、なんかの歌に 「高いはバナナ」 なんて、嘘のような歌詞がありました。 



1E38390E3838AE3838AE6A084E9A48A.jpg
かつて、バナナは高価な果物の代表だった。そんなばなな! ・・・・失礼



時代を反映した ”流行歌”


 これらの歌は、こうした時代だからこそ出来た歌で、日本のこれまでのような歴史がなかったら生まれなかった歌なのでしょうね。まさに ”流行歌” って感じですね。