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中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

2023年 今年のまとめ




今年も残りわずかになりました。恒例の「今年のまとめ」を行いたいと思います。



今年一年


ぼちぼちマスクなしでも

 2020年に始まったコロナ蔓延も4年目となりました。まだ収束という訳ではありませんが、感染してもあまり重症化はしなくなったようなので、以前ほど意識はしなくなりましたね。マスクをしない人もボチボチ多くなったというか、マスクをしなくてもあまり負い目を感じなくなりました。もちろんまだまだマスクなしでは外出しない人とか、マスクをしない人を見ると気になる方もいるかも知れません。でもその辺は個人差の範囲ということになのでしょう。

 私も、レッスンでマスクは外してみたりしたのですが、しかし夢中でしゃべっていると(レッスン中は結構しゃべる)、飛沫が飛ぶようなので、やはりレッスン中はマスクをするようにしました。



以前として

 ウクライナ戦争はもう、丸二年ということになりますが、いつ終わるとも知れない長期戦の様相を示してきました。ロシアの一般国民(あくまで一般国民ですが)もたいへんなんでしょうけど、大国相手に一歩も引かないウクライナ国民の方々には頭の下がる思いです。 このところ支援も滞り気味ともなっているようですが、ウクライナを守ることは、結果的に自分たちの国や暮らしを守ることにもつながるのではないかと思います。

 また、イスラエルの方でも悲惨な状況となってしまいましたね。規模としてはウクライナより小さいですが、その原因は2000年以上に遡り、根は深い問題です。




テレビ界が騒然

 今年は、芸能界、あるいはテレビ業界内のスキャンダルでが表面化して、騒然となりましたね。最近でもまた有名タレントの問題が浮上したようです。最近、私自身はテレビから離れているのですが、テレビ視聴が生活の大きなウェイトを占める方々も少なくないと思いますので、テレビ業界も改善されてゆく方向に行くといいでしょうね。



見たくもない番組を強制的に見せられていた?

 私も数年前まではテレビをそれなりに見ていたのですが(深夜のみ)、どうもテレビを見ていると幾分イライラして気持ちになっていました。なかなか自分が見たい番組、あるいは欲しいと思う情報がないんですね。BS,CSを含め、いろいろチャンネルをガチャガチャ(今はそんな音しませんが)変えてみるのですが、ほとんど興味のある番組がありません。たまにあったとしてもちょうどいい時間になく、なんだか、見たくもない番組を強制的に見せられていたような気もしていました。

 その点、ネット動画はその数が無限大にあり、必ず見たいと思う番組があります。またいつ見てもいいというのが最もいいところですね。さらに、本当に個人的にやっていて、その手作り感もいいですね。情報関連でも、非常に多くのチャンネルがあり、全く正反対の見解が聴けるのも面白いところです。



政界も

 年末になって、パーティ券の問題で政界が揺れています。確かに不正ではあるのでしょうけど、私たちの暮らしにとって、極めて重大問題かどうかは、何とも言えないところですね。野次馬的には、司法当局、あるいは財務省などに何か思惑があるのかな? なんて思ってしまうところもありますね。 もっと重大な問題は山ほどあるのではと思うのは私だけでしょうか。 うっかりすれば、日本を動かしているのは選挙で選ばれた政治家ではなく、官僚組織だったりなんかして。  ・・・・今頃気付くの遅い?




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4月23日(土)   ギター文化館   フリーコンサート・ゲスト出演

  このところ毎月4月に、ギター文化館のフリー・コンサートのゲスト出演に呼んでいただいています。 私自身はレゴンディの「序奏とカプリッチョ」、アルベニスの「タンゴ」と「コルドバ」を演奏しました。

 フリーコンサトの出演者どうしで選ぶ「聴衆賞」はブローウェルの「黒いデカメロン」を弾いた秋本美貴子さんとなりました。たいへん美しい音で、表情も豊か。たいへん素晴らしい演奏でした。





7月16日9(日)  水戸芸術館    水戸市民音楽会



2023年市民音楽会
曲目はグリーン・スリーブス 指揮は私ではなく、久保田浩



高熱で、急遽指揮を依頼

 市民音楽会の前日、15日に私が38度超の熱を出してしまったので、私自身の裏方も出演も不可能になってしまったので、水戸ギターアンサンブルの出演をどうしようか、出場辞退かな? とも思ったのですが、久保田浩君であれば、私の代わりに指揮をやってもらえるのではと思い、頼んでみました。

 普通、前々日に指揮者の依頼なんてあまりないことですが、久保田は何の問題もなく任務を遂行してくれました。一部、私より良かったという声もあったとか、なかったとか・・・・・  ちょっと複雑な心境でもありますが、これで世代交代も心配ないと言うことでしょう。

 曲目は17世紀のグリーンスリーブスでした。






10月14日  ひたちなか市文化会館小ホール   第19回水戸ギターアンサンブル演奏会



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総勢14名 私(一番右)を含め、年齢の高い人が多いが、少しだけ若い人もいる



想定外に多くの方に

 水戸ギター・アンサンブル演奏会も、このところ、コロナの影響で、二度予定した演奏会が中止になってしまい、2018年以来5年ぶりの開催となりました。 それもあってか、130名ほどの方々に聴きに来ていただいて、当演奏会としては予想外にたくさんの方に来ていただきました。

 昨年行った教室の発表会では、約50名前後と、来場していただいた方が少なくて、用意したプログラムが多数余ってしまいました。それで、今回はプログラムを130部ほどあれば十分かなと思ったのですが、結果的には20名前後の方にプログラムをお渡しすることが出来ませんでした。

 部数がぴったりということは、関係者分として20部ほど必要になるので、20部ほど足りなくなるわけですね。 嬉しい誤算とはいえ、本当に申し訳ありませんでした。次回はこのようなことがないように十分気を付けます。




気持入り過ぎたかな? でも協奏曲はよかった

 内容としては、リハーサルに比べると、ちょっとイマイチという曲はあったのですが、最後のカルリの協奏曲はよかったですね、もちろん独奏者の久保田浩君の力は大きいでしょう。

 言い訳にはなりますが、午前中に行ったリハーサルはどれも結構よかったですね。本場ではちょっと気持ちが入りすぎかな、全体に走り気味でしたね。 ・・・・私が走っていたかな?







11月7日(土)  つくば市  つくば文化郷 ギャラリー長屋門   ムジカ・ひびきコンサート    



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つくば文化郷  ギャラリー長屋門にて(写真はテノール歌手の鶴田昭則先生)


戦後のまもなく、東京に出る若者たちを歌った歌

 今年も鶴田昭則先生主宰の「ムジカ・ひびきコンサート」に出演させていただきました。私が出演させていただくのは3回目で、昭和の歌の伴奏を主に、独奏曲も若干弾かせていただきました。

 今回の昭和の歌は、「別れの一本杉」と、「リンゴ村から」でした。どちらも昭和二十年代の曲で、東京に出た若者を歌っています。世代的に言うと、私より10歳くらい上なんでしょうか、どちらも歌詞の中に「りんご」が登場しますね。







11月16日(木)  水戸市民会館小ホール   第5回ICGアンサンブル演奏会



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もちろんリハーサル時です。本番はちゃんと席は埋まってました。




今年は新しく出来た水戸市民会館で

 5回目となるこの演奏会は、今年は新しく出来た水戸市民会館で行いました。これまでギター文化館で行っていました。ギター文化館はたいへん音響がよく、さすがにギターのために建てられた館なので、ギターのコンサートには最適です。

 ただ、ギター文化館はステージが狭く、特に今回は8人の演奏となることも考えられたので(結果的には7人でしたが)、「ステージから落っこちそう」ということもあって、この市民会館で行いました。

 確かに新市民会館は全体的にゆとりのあるスペースとなっていて、そういった面では落ち着いて出来ました。この小ホールは多目的スペースなので、ステージはなく、その代わりに30センチほどの台を使用しての演奏となりました。



響きは自然

 小ホールとはいえ、ギターのコンサートとしてはむしろやや広すぎるところもありますが、その分、客席も間隔をあけて椅子を並べることが出来ました。

 音響的に言えば、反響とか残響とかはあまりなく、自然な音とも言えるでしょう。演奏する側としては、やや広いので、結構頑張って音を出さないといけないところはあります。





 12月10日  水戸市双葉台市民センター・ホール    水戸ギター・アンサンブル独奏発表会


9人だけで

 今年、私の教室では、独奏関係のコンサートがなかったので、いつも合奏練習をしている双葉台市民センターで、水戸ギタアンサンブルのメンバーによる独奏の発表会を行いました。

 発表会と言っても、特にそのためのレッスンを行ったり、リハーサルを行ったり、また演奏者以外の聴衆もなく、練習会と言ったところです。日にちを決めたのもほぼ一か月前で、試験でいえば抜き打ち試験みたいなものですね。

 水戸ギターアンサンブルのメンバーのうち、私を含め、9人による発表会となりましたが、それぞれしっかりと曲を仕上げて来て、突然行った発表会としてはなかなかの演奏だったと思います。

 また普段練習で使っているこの会場ですが、意外(?)と音響が良かったです、残響もある程度あります。これからも時々やっていいかなと思いました。



来年もよろしくお願いいたします

 記事を書いているうちに、本当に今年も残りわずかとなりました。今年はいろいろありがとうございました。また来年も中村ギター教室、水戸ギターアンサンブル、そして中村俊三をよろしくお願いいたします。
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グレーな音符たちのその後 2




「魔笛」の主題による変奏曲 第1変奏




グレー魔笛1




ダブル・シャープに変更する主な理由は聞いた感じ

 この矢印の「ファ」をダブル・シャープで弾く理由はシンプルです、その方が自然に聞えるからですね。 この変奏では、4つの32分音符による同じ音形のものが何度か出てきますが、この箇所以外はすべて1個目から2個目の音には半音で動きます。しtがって、この箇所だけ全音というのは、ちょっと違和感を持つ訳です。



セゴヴィア含め、多くのギタリストがダブル・シャープの脱落と考えた

 そうしたことから、ここは単純にダブル・シャープが脱落していると、多くのギタリストが判断している訳です。 さらに、アンドレス・セゴヴィアもそのように演奏していて、ダブル・シャープに変更した譜面も出版しています。下の譜面はかつて音楽之友社からでていたショット版のセゴヴィアの譜面です。ご存じの通り、セゴヴィアは序奏を省略して演奏していて、この譜面でも省略されています。



魔笛セゴヴィア
ショット社版、アンドレス・セゴヴィア編の「魔笛」の主題による変奏曲




原典(ユージェル版)にはダブル・シャープが付いていないことを知っている人の方が少なかった

 かつてはこのセゴヴィア版を基にした譜面が多く出版されていたので、ほとんどのギタリストや愛好家が、何の疑問もなくダブル・シャープで弾いていました。 むしろ、ソルが生存中に出版されたユージェル版(それ以前に出版された譜面もあったようだが)にダブル・シャープが付いていないことを知っているギタリストの方が稀だったのではないかと思います、もちろん私もそうでした。



減3度を嫌った?

 しかし、1990年頃から、ユージェル版にダブル・シャープが付いていないことが、必ずしも間違いとは言い切れないのではないか、ソルはあえてここにダブルシャープを付けなかったのではないかと、考えるギタリストが現れようになりました。

 確かに、ダブル・シャープなどと言う記号は、結構目立つもので、作曲者としても、あるいは版下の制作者もその脱落を見逃しにくいものではないかとも考えられます。

 また、ソルが、ここにダブルシャープを付けると、この音形で、3つの音の高い音(ラ)と低い音(ファ=ダブルシャープ)の音程が減三度、つまり2半音となって、窮屈感が出てしまうので、あえてダブル・シャープを付けなかった、などと言うことも考えられます。




間違いかも知れないが、はっきりそうとも言い切れない

 つまり絶対に間違いだとういう根拠がはっきりないとも言えるわけです。間違いの可能性もあるが、はっきりそうとは断定できないのであれば、出来るだけオリジナルの譜面、つまりユージェル版のとおりに弾くべきだと言うことで、その後ここをダブル・シャープにしないで、シングル・シャープのままで弾くギタリストが多くなった訳です。

 結論から言えば、ダブル・シャープの脱落という可能性は強いが、絶対とも言い切れないと言うことになるのでしょうか。そのことは、以前書いた記事と同じ結論なのですが、ただ、その可能性の数字の方は時代と共に変わってゆくようです。



揺れ戻し?

 いつ頃だったか、多分2010年前後頃だろうと思いますが、クラシカル・ギターコンクールの関係者が、「本選出場者6人中、5人がダブルシャープを付けないで演奏している、なんで誤植通りに弾くのか」 とやや憤慨気味に言っていました(現代ギター誌)。

 その事からすれば、その当時、少なくとも若い人たちの間では、シングル・シャープの方が多かったようですね。しかし、今現在では、前回書いた通りに、ダブル・シャープで弾いている人の方が多くなっています。なんとなく、揺れ戻しというか、今現在は理屈よりも、感覚ということになってきているのでしょうか。




ある程度根拠となるかも

 ”感じ”だけでもいけないので、感覚以外の判断の根拠の一つとして、同じ曲の第3変奏が挙げられます。


グレー魔笛2
第3変奏にも第1変奏と似た部分が出てくる




やはりダブル・シャープに分があるのか

 赤い弧線で示した部分は、音の出てくる順番は違いますが、「ラ」、「ソ#」、「ファ=ダブル・シャープ」 で、第一変奏の例の部分と全く同じです(位置関係は若干違うが)。 これも高い音と低い音が「減3度」となっています。つまり、少なくともソルは別に減3度という音程を嫌うことはなかったと言えます。 逆に、ソ#に戻る時、その前のファはダブル#でないといけないと考えているのでしょう。

 これは結構有力な根拠かなと思います。もちろんだからと言って、第1変奏の方も”絶対”ダブル・シャープと言い切ることは出来ないかも知れませんが、ソルもやはりダブル#の方が自然と感じていたのでしょう。 このことからすると、よりいっそう、ダブル・シャープの方に分があることになりそうですね。



セゴヴィアはこんな風に変更している

 若干余談となりますが、セゴヴィアは、この部分をこのように変更しています。


魔笛第3変更
セゴビアはオレンジ色の部分を変更している



 要するに、その前の部分に音形を合わせている訳ですね、おそらくセゴヴィアとしても、譜面が間違っていると判断したわけではなく、この方がよいと判断したからなのでしょう。何と言っても大ギタリストの変更なので、かつてはこれと同じように弾いたり、またこれを踏襲した譜面も出ていましたが、さすがに今はこのように弾く人あまりいなくなりましたね。

 私も、最初は「阿部保夫珠玉のアルバム」で練習したので、このように弾いていたのですが、阿部先生も別の「古典ギター曲集」ではオリジナル通りにしてあって、私もそちらの方が正しいのかなと思って、比較的早い段階で直しました。



悪しからず

 私個人的には、もちろん元々はダブル・シャープで弾いていて、その後1990年代頃からシングル・シャープに直したことは以前にも書きました。また、前回の「グレーな音符たち」でも、どちらが正しいのか判別は出来ないが、絶対譜面がまちがいとも言い切れないので、その時点ではシングル・シャープで弾いているといったことも書きました。

 来年、久々にこの曲を弾こうかと思っているのですが、こうしたことからダブル・シャープに戻そうと思っています。シングル・シャープ派の方々、申し訳ありません、お先にダブル・シャープに変えさせていただきます、悪しからず。 

  ・・・・屁理屈こいて、だだ世間の流れに身を任せているだけ?  
グレーな音符たちのその後 1




「魔笛」の第一変奏

グレーな音符で、真っ先に思いつくのが、何と言ってもソルの「魔笛の主題による変奏曲」の第1変奏ですね。 例のこの箇所です。


グレー魔笛1




短いが、シンプルで美しいメロディ

 以前にも書きましたが、あらためてこの曲につて概要を書くと、この変奏曲の基になった旋律は、モーツアルトのオペラ、魔笛の第一幕の、モノースタートスたちが歌う「なんと素晴らしい鐘の音」という、短いですが、美しいメロディです。短いので、CDなどでもなかなか見つけにくいですね。



厳密にはオペラではなく、「ジングシュピール」

 「魔笛」は、厳密に言えばオペラではなく、「ジングシュピール」ということになります。 オペラは基本的にイタリア語で歌われ、セリフ的なものも”ふし”を付けて歌われます(レシタティーヴォ)。ジングシュピールは、直訳すれば「歌芝居」で、ドイツ語で歌われ、セリフは通常の芝居と同じく、歌ではなく”語り”となります。要するに、ドイツ人であれば、当時の一般庶民でも楽しめるように作曲されている訳ですね。



オリジナル通りではない

 ソルは、この変奏曲の主題としては、モーツアルトのものをそのまま用いている訳ではなく、若干変更して作曲しています。因みにソルはモーツアルトの原曲を比較的忠実になぞった曲も書いていて、当然のことですが、ソルが耳コピーを間違えて原曲と違ってしまっている訳ではありません。   ・・・・・蛇足



問題のダブル#

 さて問題の個所ですが、テーマが終わって、第1主題の冒頭部分です。赤矢印の「ファ」は、初版と思われるユージェル版を基にしている(と思われる)現代ギター社版では通常の#になっています。しかし、これまで、だいたい1970年代頃まで一般に演奏されてきたセゴヴィア版ではダブル#に替えられています。



かつては何の疑問もなくダブル・シャープ

 1970年代までは、ほとんどのギタリストはそのセゴヴィア版に従い、ダブル#で弾いていました。おそらくそれに疑問や違和感を感じたギタリストはいなかったのではないかと思います。



原典に忠実という風潮で

 しかし、これは我が国だけでなく、世界的な傾向だと思いますが、初版と思われるユージェル版を基にした譜面が普及し始め(現代ギター社版など)、そのユージェル版に忠実な演奏、つまり問題の個所を通常の#(2フレット)で弾くギタリストが現れるようになります。私の知っている限りでは、イェラン・セルシェルがそう弾いています。

 そのようにして1980年代以降、原典を重んじるといった、音楽界全体の風潮もあって、次第にダブルシャープではなく、通常のシャープで演奏するギタリストが多くなってきました。私自身でも、もちろんかつて、80年代くらいまではダブルシャープで弾いていましたが、1990年代頃から通常のシャープで弾いていました。



最近、みんなシングル・シャープで弾いているみたいだったので

 私の場合、確たる信念があって変更したと言うより、「なんとなく世の中(ギター界)がシングル・シャープになってきているなあ」という、様子見的に変更したという感じですね。正直、どちらがいいのかよくわかりませんでした、今現在もよくわかっていませんが。




最近のネット動画では

 確かに2000年前後ではシングル・シャープの方が主流だったように思うのですが、では、今現在のギター界ではどうなのか? 私しはあまりコンサートなど聴きに行かないので、よくわからないところもありますが、とりあえずネット動画などを見てみますと、やはりシングル・シャープのギタリストも、ダブル・シャープのギタリストもどちらもいるようです。



ダブル・シャープ派がやや優勢か

 比較的最近の7個くらいの動画しか見てみましたが、5対2で、ダブル・シャープのほうが多いようですね。もちろんセゴヴィアやイエペス、ウィリアムスなど、かつての大御所級ギタリストはみなダブル・シャープです。




福田先生もいつのまにかダブルシャープ

 シングル・シャープで弾いているのはヴィドヴィッチと角圭史さんで、譜面通りに弾くことが多いバルエコが意外とダブル・シャープで弾いています。因みにヴィドヴィッチと角さんはお友達のようですね。二人ともバルエコに習っているはずなのですが? 福田進一先生は、以前は間違いなくシングル・シャープだったのですが、最近の動画を見てみると、なんと、いつの間にかダブル・シャープで弾いているではありませんか!!

 といったわけで、今現在はダブルシャープのほうが多数派のようで、世の中、またダブル・シャープに戻っているのか?
 



流れに身を任す?

 でも、こんな話だと、ほとんど他人まかせというか、世の中の流れに迎合しているだけで、お前の考えとか、意志はないのか、と言われそうですね。 ・・・・・確かにその傾向はありますが。




最近はエビデンス、エビデンスと煩い?

 ところで、最近は何かにつけ”エビデンス”ということがよく言われるようになりましたね。何かを議論する時に思い込みとか、「そんな感じ」ではだめで、自分の意見を主張するためにはその根拠が必要ということですね。 「エビデンスなんて必要なの?」といった記事を書いて縁s上した新聞記者がいたとか、いないとか。まあ、新聞記事にはエビデンスは絶対必要ですね。



情報収集の限界

 当ブログも、やはりエビデンスのないことを書いてはいけないのですが、しかし”引きこもりギタリスト”としては情報収集にも限界があって、確かにエビデンスのないことも結構書いてしまっていますね。今回の記事でも、「初版と思われるユージェル版を参考にしたと思われる現代ギター社版では」 と二つも推測の言葉が使われています。

 手元にユージェル版そのもの、あるはそれの写しなどがば問題はないのですが、残念ながらそういったものはなかなか入手できません。また中野二郎編の現代ギター社版も、そのユージェル版を基にしているとは注釈に書いてあっても、どの程度忠実なのかは分かりません。  ・・・・・努力を惜しんでいるだけ?




ユージェル版以前に

 因に、そのユージェル版以前にスペインで出版された譜面も存在するそうで、それが本当の初版となるでしょうね。つまりユージェル版は改訂版と言うことになるようです。ただし、問題の第1変奏は、そのスペイン版にはないそうで、その初版があったとしても、このダブル・シャープの件は解決しないようです。

 とりあえず、今回はこの辺にして、次回、多少私の考えなども書いてゆきます。
グレーな音符たちのその後(予告編)



12月の季語?

 いつの間にか12月になってしまいましたね、12月になると、なぜか皆 「早いものですね」 と口にします。この 「早いものですね」 は12月の季語なのでしょうかね。 ・・・・・でも、やっぱり早いですね、新しい年が来て、本当に嬉しいと思えたのいつの頃までなんでしょうか、せいぜい20歳くらいまでかな? いや10歳くらいかな。




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内原イオンのクリスマス・ツリー  もうすぐクリスマスなど全く忘れたいたが




やっぱりこの問題が気になる

 さて、これから何のテーマで記事を書こうかということですが、ギターを練習していると、やはりこの問題に突き当たりますね、「これ#かな? いや、やっぱりナチュラルかな?」

 このテーマは以前にも書きましたが、その後世間の動向とか、私の考えとかが変わったものもありますし、新たな疑問箇所も出て来たりします。また、以前と特に変わらないが、やはり復習しておいた方がいいと思われる物件(?)にも触れておきましょう。

 実際の記事は次回からということで、今回は予告編として、いま私の中で記事にしようかと思っている曲、箇所などを列挙しておきましょう。




1.魔笛の主題による変奏曲、第1変奏(例のダブル・シャープ問題)
2.盗賊の歌  おそらく初版では
3.ハバネラ(アルバ) グリッサンド問題
4.練習曲ニ長調(ソル) シャープが正しいです・・・・
5.ワルツ第三番(バリオス) バリオスはナチュラルで弾いています問題
6.大序曲  連続8度問題
7.禁じられた遊び  いろいろ
8.アラールの練習曲(タレガ)  やっぱりそれおかしいよ
9.マリーア(タレガ)  某有名ギタリストも
10.サラバンド(ヘンデル)  直感的には




記事を書いてゆくうちに

 他にもいろいろあったように思うのですが、今思いつくのはこんな感じです。記事を書いているうちにいろいろ思い出すと思うので、その都度、追加して行こうと思います。また場合によっては、グレーなどではなく、真っ黒な奴とか、ちょっとおかしなアレンジとかにつても、突っ込みを入れてゆこうと思います。   ・・・・それにしても、魔笛の第1変奏は永遠のグレーですね。