中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

 リサイタルまであと数日となりましたが、両腕や指の具合は相変わらずといった感じです。16日のリハーサルのあと3日ほど練習を休もうと思ったのですが、17日だけ練習を少なくしただけで、結局休めませんでした。「相変わらず」といっても細かく見れば症状は多少変化していて、痛みのほうはあまり変わらないというか、少し増したりもしているのですが、「フワッと指が浮くような」違和感は若干減ってきていて、気をつけていれば指が全くコントロール出来ないようなことは避けられそうです。
  

 弾いていると言っても全力で弾いていないのはこれまで同様で、たまに7,8割くらいの力で弾く事はありますが、ほとんどは軽く弦に触れる程度です。リハーサルの頃はアポヤンド奏法が全く使えなかったのですが(例の指が浮くような感じになって)、大きな音でなければ一応アポヤンド奏法も使えるようにはなりました。


 リハーサルの後風邪の具合も悪くなり、めずらしく堰が止まらず、とてもひどい声になってしまいましたが、今日あたりは多少よくなった気もします。


 というわけで最悪の状況と言えなくもないのですが、こうした体調になったと言うのも、考えようによっては私自身に出来る事はすべて行ったことの裏返し。29日にはただただギターさえ弾いていれば他に何もいらなかった頃の気持ちに戻り、あらためてギターを弾く楽しさ、人に聴いてもらう嬉しさを味わってみたいと思います。今回のプログラムには当時弾きたくても全く歯が立たなかった曲が並んでいるわけですし。
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コメント

29日楽しみにしています。
体調が早くよくなるようお祈りしてますね!
中村先生がんばって☆☆
2008/11/28(金) 23:03:35 | URL | ほっしー #-[ 編集]
お見事でした
昨日は、リサイタルお疲れ様でした。
プログラムをいただいたときは、大曲のオンパレードに驚きました。
後半のアルベニスの6曲だけでも、1ステージで弾き切るのは至難の業と思うのですが、前半にもジュリアー二の大序曲とバッハのシャコンヌというような難曲のラインナップで・・・。驚きました。
しかも、風邪で体調を崩され、腕・指も最悪の状態に近いということをここに書かれていらっしゃいます。

本番は、そんな心配をものともせず、聴衆の期待に応えて下さいました。気力とプライドを強く感じました。

わたしは、ギターを生で聴くことはほとんどないのですが、あらためて、スペイン生まれの音楽はギターに合うと感じました。
タレルガによってギター用に編曲された自分自身の曲をアルベニスは、「オリジナルよりすぐれている」と言ったそうですが、あながちお世辞だけではないような気もします。
昨日弾かれた6曲のうち、「グラナダ」「カディス」「コルドヴァ」「セビーリャ」の4曲には、特にスペインの歌心を感じるのですが、そのスパニッシュ・カンタービレともいうべき叙情が、不思議とギターのトーンに合うのですね。どうしてなのでしょう。

先生は、「これが最後のリサイタルになるだろう」とおっしゃっておりましたが、是非、スペインものだけによるプログラムで、また近いうちお聴かせ頂ければと思います。 小品を交えて、2日に分けてなどということは可能なのでしょうか。
かなり昔のことですが、今回の6曲のうち、カディス以外はセゴビアの演奏で聴いた記憶があるのですが、今回の演奏はすべて先生ご自身による編曲だったようですね。曲に対する愛着を感じました。 和音を押さえながら、「歌う」というのは、かなり難しいと思うのですが、私の好みとしては、カディスとコルドヴァに歌心がうまく込められていると感じました。

無伴奏チェロ組曲6番のガボットにも、ちがった意味での「歌」を感じました。どうしても、カザルスの演奏が頭から離れないのですが、一部アーティキュレーションは異なってはいますが、和音の弾き方やフレーズのまとめ方などは、チェロによる演奏をかなり意識されているなと感じました。よかったと思います。後半部分は、前半よりもテンポを速めに弾かれましたが、何か意図があってのことなのかなあと思いながら聴かせていただきました。

ということで、昨晩は、ギターの薫りに溢れた大曲の「ディナー」を、味わい深く相伴させていただきました。

リサイタルのあとの夕食も、ごちそう様でした。

お疲れ様でした。ありがとうございました。

2008 11/30
あっ、今日は Furtwangler の命日ですね。


2008/11/30(日) 16:32:42 | URL | 安藤 淑則 #-[ 編集]
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