中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

「夢をかなえるゾウ」という、ちょっと変わったドラマが4チャンネル(関東地区)で深夜放送されています。いつも見ているわけではないのですが、昨夜チャンネルを切り替えていたら、たまたまギターを弾いているシーンがあったのでしばらく見ていました。途中から見たので話の流れなどはよくわからなかったのですが、そのドラマの主役と思われる、水川あさみさんがクラシック・ギターで「禁じられた遊び」を練習し、次の日、店のようなところで弾くというシーンでした。コンテストに出るはずっだたようなのですが、実際にはそのコンテストはなく、結局彼女にギターを指導した男性の前で弾くことになったようです。何回か失敗した後、最後に間違えずに弾くといった内容でした。


 その水川あさみさんの弾く「禁じられた遊び」は1弦だけを押さえ、2弦、3弦はコードが変わってもずっとそのまま開放弦。右手は確かに薬指、中指、人差し指の順で弾いていますが、親指はずっと6弦に添えたままで、低音は全く弾いていません。左手も1本指(確か人差し指)だけでずっと押さえていました。私も小学生の頃、同じような弾き方をしたことがあるので、思わず一人でニヤリとしてしまいました。もっとも現実にこのような弾き方で、なお且つ禁じられた遊びの前半のみでは、いかなるコンテスト出場も無理だとは思います。


 こうした楽器のシーンでは、ほとんどの場合、音は別の人が弾いていることが多く、この水川さんも「のだめカンタービレ」では優秀なヴァイオリニスト役をやり、その時は当然弾く格好(それだけでも結構難しい!)だけで、音はプロのヴァイオリニストが弾いていたと思います。でもこのギターのシーンでは音と指の動きが完全に一致していて、どう見ても、あるいはどう聴いても本人が弾いているようでした。もっとも本人が弾いていなければ、指の動きがわかるほどアップで撮ることはないでしょうから、間違いなく本人の音なのではないかと思います。


 テレビのタレントさんは一般に器用な人が多く、必要に応じて楽器なども短時間覚えてしまう人が多いようです。おそらくこのシーンも結構短時間で録っているのではないかと思いますが、テレビから聴こえてくる音は以外としっかりしていて、テンポも安定していました。テレビでギターを弾くシーンというのは決して珍しくはないのでしょうが、水川さんの、いかにもリアルな弾き方になんとなく、微笑ましさを感じました。
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