中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

7月16日(月~祝日)にギター文化館(石岡市柴間)のミニ・コンサートに出演します。今回は2:00の部と4:00の部で曲目を変え、

<pm.2:00~2:30 「日本の歌」>
浜辺の歌(成田為三)
中国地方の子守歌(山田耕作)
城ヶ島の雨(梁田 貞)
荒城の月(滝廉太郎~山田耕作編)
花(滝廉太郎)
さくら変奏曲(横尾幸弘)
落ち葉の精(武井守成)
水に落ちた喋々(武井守成)
大利根(武井成守)


<pm.4:00~4:30タンゴ名曲>
ラ・パロマ(イラディエル~タルレガ)
ジェラシー(ガーデ)
奥様お手をどうぞ(エルヴィン)
夜のタンゴ(ボルクマン)
エル・チョクロ(ビジョルド)
ラ・クンパルシータ(ロドリゲス)
ブエノスアイレスの夏(ピアソラ)
天使の死(ピアソラ)

というような内容で行います。


 「日本の歌」はこのギター文化館ではあまり演奏されることも少ないと思いますので、今回やってみることにしました。日本の歌のうち「浜辺の歌」~「花」は私も子供の頃、まだクラシック・ギターなどあまり知らない頃よく弾いていましたが、今回新にオリジナルの伴奏譜などからギター独奏に編曲してみました。若い人にはあまり縁のない曲かも知れませんが、聴いてみるとなんとなく懐かしさを感じるのではないかと思います。

 「さくら変奏曲」はギターではおなじみの横尾編ですが、横尾編のさくら変奏曲は2つあり、今回演奏するのはジョン・ウィリアムスなどの海外のギタリストがよく弾く「短いほう」のヴァージョンです、琴の感じがよく出ています。

 武井守成(たけいもりしげ)は大正時代から昭和初期にかけての人で、ギターのための作品を多数残しています。ギター以外にマンドリン・オーケストラも主宰し、絵も描いていたようです。男爵で、官僚でもあり、ヨーロッパ留学の経験もあり、当時のエリートで、ヨーロッパの文化を日本に啓蒙した一人というところでしょうか。今聴くと「日本的情緒の曲」といった感じがしますが、おそらく当時の人にはヨーロッパ的な音楽に感じられたのではないかと思います。



「タンゴ名曲」は「ラ・クンパルシータ」などの有名なタンゴが6曲と、タンゴの巨匠、アストル・ピアソラのタンゴが2曲で、6曲の有名なタンゴのうち、タルレガ編の「ラ・パロマ」以外の5曲は私の編曲です。タンゴはご存知のとおり男女で踊るダンスで、その音楽も男性的な魅力と女性的な魅力を同時に持っています。また演奏しだいということもありますが、こうしたタンゴはギターにもよく合う音楽だと思います。

 ピアソラの2曲は昨年も演奏しましたが、オリジナルはピアソラ自身のバンドネオンにヴァイオリン、ピアノ、コントラバス、エレキ・ギターなどが加わった5重奏曲で、今回演奏するのはウルグアイのギタリスト、バルタサール・ベニーテスのアレンジです。特に「ブエノスアイレスの夏」はオリジナルとはかなり違っていますが、2曲ともギター・ソロとしてよくまとまったアレンジだと思います。

 時間のある方はぜひ聴いてみて下さい。どちらかお好きな方だけでも、あるいは両方聴いていただいても結構です。


            
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