中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

 今日鈴木幸男さんと久々に二重奏の練習をしました。鈴木さんについてはご存知の方も多いと思いますので、紹介などは省きますが、30年から15年くらい前まではよく二人で二重奏をやっていました。今日は15年ぶりくらいに二重奏をやったわけですが、やはりやりやすいですね。ほぼ初見状態でもそれなりに二重奏ぽくなりますし、曲のテンポなども特に相談しなくてもなんとなく決まってしまいます。ちょっと先ですが、10月24日にアコラで弾く予定になっています。



 3月1日(日)、石岡市ギター文化館でのミニ・コンサートに私が出演します。昨年11月にリサイタルがあった関係で、このギター文化館でのミニ・コンサートは久々となりますが、今回は昨年のものとは曲目なども一変し、次のような曲を演奏します。


pm.2:00~2:30 
 
F.カッティング : グリーン・スリーブス
J.ダウランド : 涙のパヴァーン
         : エリザベス女王のガリアード
         : エセックス伯爵のガリアード
S.マイヤース : カヴァティーナ
中村俊三 : グリーン・スリーブスによる幻想曲
横尾幸弘 : さくら変奏曲
    
    

pm.4:00~4:30   

D.レイス : もしも彼女がたずねたら~ワルツ
A.ラウロ : エル・ネグリート
       : ヴェネズェラ風ワルツ第3番
ガロート : 悲しみのショーロ第1番
A.バリオス  : 郷愁のショーロ
         : ワルツ第3番
         : パラグアイ舞曲第1番


 今回こそは2:00~と4:00~を同じ曲にしようかと思ったのですが、やはり別なプロになってしまいました。同じものを2回弾くのも以外とイヤなものなんですね。2:00~はイギリスに関係のある曲ということで、最初はイギリスのリューテスト、フランシス・カッティング編の「グリーン・スリーブス」で、最近ギターではよく演奏されるもので、私もよく演奏しています。


 ジョン・ダウランドはこの時代(16世紀末~17世紀前半)では特に有名なリューティストで、現在、ギターでもよく演奏されます。特に「涙のパヴァーン」はダウランド自身思い入れのある作品のようで、歌曲(こちらがオリジナル?)やコンソート(アンサンブル)曲にもなっています。またリュート・ソロの譜面もいろいろなものが残されているようです。ダウランドの曲はこの「涙のパヴァーン」のように感傷的な曲が多いようです。「ガリアード」は3拍子の舞曲です。


 「ディア・ハンター」のテーマの「カヴァティーナ」を作曲したスタンレー・マイヤースもイギリス人で、ジョン・ウィリアムスの友人だそうです。この曲の上品な美しさは、時代も音楽の作りもダウランドなどの曲とは全く違いますが、でもどこかに共通したエッセンスがあるようにも思えます。次には私の「グリーン・スリーブスによる幻想曲」で、20年ほど前に作ったものです。実質上は6つの変奏からなる変奏曲ですが、「いたずら弾き」の延長と考えていただければと思います。


 この季節、この「さくら変奏曲」ははずせない曲でしょうか。かつてはいろいろな人の「さくら変奏曲」があったのですが、今やギターで弾くさくら変奏曲と言えば、何もいわずともこの「横尾幸弘編」ということになるでしょう。この横尾編も2種類ありますが、私が演奏するのはジョン・ウイリアムスなどが弾いている「短い」バージョンのほうです。


 4:00~からは中南米の音楽で、「もしも彼女が~」は最近よく弾かれるようになった曲。確かにロマンティックな曲です。詳しいことはよくわかりませんが、もともとは歌なのでしょうか。ベネズエラのギタリスト、アントニオ・ラウロの2曲もギター・ファンにはおなじみの曲。ガロートの「悲しみのショーロ第1番」は、私のお気に入りの曲ということで、時々演奏しています。しみじみとして、なかなかよい曲です。バリオスの3曲についてはあまり説明はいらないかなと思いますが、最後の「パラグアイ舞曲第1番」は私の手の大きさだとかなり無理のある曲なのですが、本当に「無理やり」弾いています。



 
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