中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。


3時間を越えるコンサート!

 昨日(1月16日)ひたちなか市文化会館内、カフェ・レストランSwingで行われたアコラの新年会に出席しました。新年会といっても、実質上はメンバーによるコンサートの形ですが、参加者は20~30名と、いつものジヴェリニー・コンサートに比べて参加者も多く、したがって演奏曲目も多く、3時間を越えるコンサートとなりました。外は相変わらずの寒さでしたが、とても愛好者の熱気が感じられるイヴェントでした。


 曲も多かったので全部は紹介できませんが、アコラ・フレンズのアンサンブルから始まり、園城寺さんのアマ・コン第2位入賞記念コンサート、熊坂さんと谷島さん、および私と鈴木さんの二重奏、そして各愛好者の二重奏と独奏と、本当に盛りだくさんでした。私の教室の生徒さんも何人か二重奏や独奏で参加しました。今年も県内のギター愛好熱も盛り上がってゆく予感がしました。



爪が立ち直ってきた?

 話は変わりますが、上記のとおり、この日の二重奏(鈴木さんと20数年ぶりのアンクラージュマン)をやるために、若干はギターには触れているのですが、このところはギターを弾くよりも楽譜を作るためにパソコンのキーボ-ドを叩くほうが圧倒的に多くなっています。あまりギターを弾かなくなったので、爪が立ち直ってきました。数日前までは教材関係の譜面でしたが、今は今年のアンサンブルの演奏会のための譜面に取り組んでいます。合奏の演奏会が上手く行くかどうかは、”選曲と編曲で決まる”というのが持論で、演奏会近くなってから根性でがんばるのも大事かも知れませんが、今はそれ以上に大事な作業ということになるでしょう。


 今年は、前からやってみようと思ってはいたのですが、「展覧会の絵」を考えています。もちろん難しい曲ですが、曲を選べばなんとかやれそうなものもあるのは確かです。ただ一般にオーケストラ曲のイメージがあるので、それに近づけるのは相当難しいと思います。もっともオーケストラとは全く違う方向で別な魅力や面白さがでれば、それが一番よいのでしょうが、それは私、あるいは私たちの力からするとさらに難しいでしょうね。


 具体的な問題としては「調」の問題があります。ギターで演奏するといっても、出来れば原調を重んじたいのですが、ギターの場合、音域や弾きやすさを優先させると調が限定されてしまいます。この展覧会の絵を何調と言っていいのか若干分かりにくいところもありますが、最終的には変ホ長調で終わっています。冒頭のプロムナードは変ロ長調なので、最初と最後だけを見れば変ロ→変ホ、と5度関係になっています。しかし最初の変ロ長調から下属調の変ホ短調に進み、さらに下属調の変イ長調に進み、さらに「変ロ」→「嬰ト」とみなして、今度はシャープ系の調に変わる・・・・・・


 というように調的に見ると全体が鎖のよううにしっかりと組み合わされています。我々ギターなどやっていると、安易に「イ短調」とか「ホ短調」とかともかく弾き易い調に直してしまうのですが、この曲などを見ると、弾きやすいというだけで調を選ぶわけには行かない気がします。もっとも全曲やるわけではなく、今現在の考えでは「冒頭のプロムナード」、「古城」、「ビドロ」、「バーバ・ヤーガ」、「キエフの大門」の5曲を抜粋して編曲する予定で、オリジナルの調でやったとしても、当然その「鎖」は切れてしまうわけですから、そう気にしてもしかたのないことかも知れません。


 今現在の結論としては「キエフの大門」、つまり曲全体を半音上げて「ホ長調」にしようと思っています。変ホ長調のままだと弾きにくいだけではなく、使える音域がかなりせまくなってしまい、半音上げることによって使える音域がかなり拡がり、音量も増大します。おそらくこれは誰もがそう考えるところでしょうが、問題は他の曲です。「プロムナード」、「古城」それぞれ半音上げて「ロ長調」と「イ短調」。これは調的には繋がりませんが、ご勘弁願うしかないでしょう(間にホ長調かホ短調が入ればよいのですが)。


 「バーバ・ヤーガ」は原調のト短調(厳密にはト短調ではないかも)でやりたかったのですが、これでは「キエフの大門」には繋がらず、弾きにくいのですが「嬰ト短調=シャープ5個」にするしかありません。「ビドロ」は嬰ト短調なので、半音上げるとイ短調となり、特に弾きにくくもないのですが、あまり「つじつま」にこだわってもどの道、次の「バーバ・ヤーガ」には繋がらないので、ここは「響きの重厚さ」のほうを考え、あえてホ短調にでいこうか・・・・・などと考えています。


 ・・・・・ちょっと細かい話になってしまい申し訳ありません、今現在の私の悩みといったところですが、こういう悩みというのは、決して苦痛を伴わない悩みですね。
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