中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

祝 日本代表初戦勝利!


 このところテレビはおろか、床屋さんに行ってもこの話でもちきり、私などがこの話をする必要もないのですが、前回「悪夢」の話をした手前、やはりお祝いの言葉は必要かなと思います。もちろんまだワールド・カップは始まったばかりですが、今回の日本代表は勝ち点を一つでも取れればOKと思っていたので、初戦での勝ち点3は、この後連敗したとしても「おめでとう」と言ってよいでしょう(また不吉なことを言っていますが)。

 試合の流れとしては、だいたい五分五分、気持ち押され気味といった感じでしたが、これまでこうした五分の試合を落としてきただけに、よく勝ちきれたと思います。おそらく選手たちは極度の緊張感の中にあったと思いますが(どのチーム選手も同じだが)、最も大事なところで極めて冷静な判断とプレーが出来たと思います。緊張の行くところまで行くと、かえって冷静になれるのかも知れません。

 また余計なことを言えばこの試合で結局出番のなかった中村俊輔、憲剛、楢崎、内田選手などはもちろん喜んだでしょうが、気持ちは複雑といったところでしょう。もしこの試合で負けていたら、こうしたことは岡田監督の「迷走」と言われたでしょうが、こうして勝ってみると「選手層の厚さ」とも解釈できるでしょう。やはり「勝てば官軍」か。

 今晩はもうすぐ真打、スペインの登場ですね・・・・



tarrega 001


 さて、タレガの話に戻りましょう。今日は1枚の写真の話です。上の写真は皆さんも見たことのある写真ではないかと思います。説明によればバレンシアでの内輪のコンサートの様子で、撮影はノベーリャという人だそうです。



まるで絵画のよう

 この写真、確かに写真なのですが、ちょっと見ると絵画のようです。おそらくこの上に掲載した写真はかなり不鮮明だと思いますので、特にそう見えるのではと思います。レンブラントかベラスケスの肖像画のようにも見えますし、また聖人を囲む宗教画のようにも見えます。

 どう見てもこの写真はただのスナップ写真のようなものではないようです。全体の構図、人物の配置とポーズ、背景。カメラ・アングルなど入念に考えられて撮られた写真のようです。この写真が撮られた前後に本当にコンサートがあった可能性は高いでしょうが、少なくともこの写真が撮られた瞬間はコンサートを行っているのではなく、あくまで写真を撮るために集まっているのでしょう。



微妙な角度

 タレガの写真上での位置や、ギターの角度もたいへん微妙なところです。タレガを中央に配置するとやはり不自然だし、かといって端にもしたくなかった。タレガのギターを弾く手は絶対に写さなければならないが、かといってこれ以上写真の方を向けると不自然ということで、まさに「これしかない」といった感じです。またそれ以上にタレガの演奏を聴く人たちのポーズや表情もすばらしい、本当にタレガのギターの音聴こえてきそうです。これが演技だとすれば、まさに迫真の演技といったところ。



やらせ?

 この写真を「やらせ」と言ってしまえばそれまでですが、この写真はカメラマンと登場人物が一致団結、協力し合って撮った写真であるのは間違いないでしょう。この写真が絵画的に見えるのは、この写真に携わった人々がそうした文化に馴染んでいたから、言えると思いますし、またカメラマンも、タレガの演奏に聴き入る人たちも、「タレガの演奏はこうであった」ということを写真を見る人に伝えようと、最大限努力していたようにも思えます。タレガの演奏に聴き入る人たちは、一人ひとり違ったポーズをとり、その「音」までも伝えようと意気込みまでも感じ取れます。

 ちょっと遠まわしな言い方になってしまいましたが、やはりタレガの演奏のすばらしさが、私たちに十分に伝わってくる写真です。またタレガがどれほど人々から尊敬され、また愛されていたかも感じ取れます。



 ・・・・おっとと、そろそろスペイン戦が始まってしまう。本日はこの辺で。
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