中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

何でボールとれないの?

 やはりメッシはすごいですね、メッシからなかなかボールやとれない。見ている方としては何でボールがとれないんだという気になりますが、やっている選手たちはもっとそう思っているでしょうね。他の選手とは一段違った反射神経と体の動きなのでしょう。


 他の選手とのコンビネーションがいま一つだったのが(Wカップの時から)日本の勝利の一つの要因でしょうが、あのメッシについてゆくのは頭も、体もたいへんでしょう。それについてゆけるのはバルセロナの選手たちくらいか。


 後になりましたが、祝! アルゼンチン戦初勝利! アルゼンチンに初勝利というより、多分A代表としては、ブラジルやドイツ、フランスなどのワールド・カップ優勝国に初めて勝利したのでは? 日本のサッカー界にとっては新しい時代の幕開けといえるでしょう。

 
 南アフリカには行ったが結局試合には出ることのなかった香川、内田、森本選手などは活き活きとプレーしていたように思います。特に本番直前まで先発間違いないと思われていながら、結局ピッチに立つことがなかった内田選手は思うところがあったのでしょう、持ち前の能力の高さに加えて、プレーに積極性が感じられました。香川選手については、今後日本代表の核となるのは言うまでのないでしょう。


 それにしても、Wカップの時とメンバーはそれほど大きく変わっているわけではなく、戦術もそれほど大きく変ったようには思えませんが、日本代表の雰囲気は変りましたね。もちろん監督が変ったということもありますが、Wカップでの自身なのでしょうか。パラグアイ戦に勝ったのも大きいかな・・・・




    ヴィラ・ロボス 001

Heitor Villa-Robos (1887-1959) 多作家だったが多芸な人でもあり、チェロや、ギターをはじめ、いろいろな楽器を演奏することが出来たようだ。



ショールス第9番


「ショールス第9番」は約24分のオーケストラ曲です。いきなりオーケストラの総奏から始まり、金管楽器がテーマを奏します。しばらくの間そのテーマのもとに曲が進み、一段落した後、各楽器を歌わせる部分や、定型的な音形を繰り返す部分などを挟み、曲の中ほどではパーカッシブな部分となります。シンプルだが力強いリズムで、先住民の踊りの場面なのでしょうか。

 また鳥の鳴き声のようなものも現れ、アマゾンの大自然をイメージしているのかも知れません。再び最初のテーマが現れ、最後はオーケストラの総奏による大音響で終わります。活発でエネルギッシュな曲といえるでしょう。



ショールス第10番

 「ショールス第10番」は約13分のオーケストラと混声合唱による曲です。”Pasga Coracao”と副題されていますが、「愛の破れ」といった意味のようです。題名どおりに不安な感じではじまり、やや前衛的です。下行する音形がよく出てきますが、これはこの曲全体を通じて現れます。「第9番」同様に鳥の鳴き声が聴こえてきますが(木管による)、こちらの方がよりリアルな感じです。

 7分過ぎくらいからパーカションによるリズムと先ほどの下行音形に伴われてコーラスが登場します。歌というより”掛け声”といった感じです。刻まれているリズムは南米的、あるいはアフリカ的といったところかも知れませんが、爪先立ちの軽快なリズムではなく、大地をしっかりと踏みしめたような力強いリズムです。

 12曲のショールスの中では、この曲が最も「アマゾン的」あるいは「ヴィラ・ロボス的」ともいえる、野性味とか、始原的なエネルギーといったものが感じられ、はっきりとした特徴を持った曲と言えるでしょう。



ショールス第11番

 この「11番」は、続けて演奏されますが、3楽章からなる、ピアノとオーケストラのための曲です。演奏時間約63分という、このショールス集のうちでも最大の長さになっています。普通のピアノ協奏曲の2倍の長さといったところでしょうか。

 第1楽章はリズムの刻みから始まりますが、シンコペーション的ではなく、付点音符を含むもので、ちょっと聴くとホルストの「惑星」に出てきそうな感じです。比較的すぐにピアノが入ってきますが、ピアノのパッセージはジャズ的な感じもします。幅広くゆったりとしたメロディに細かい音形を組み合わせるといったことは、この曲だけでなく、このショールス集全体によく出てきます。

 しばらくすると下行音形の繰り返しが出てきますが、ヴィラ・ロボスの曲ではよく聴かれるようです。またスペイン的というか、アルベニスの曲で出てきそうな部分もあります。この楽章の半ばほどには他のショールスのようにシンコペーション的なリズムが出てきますが、あまり長くは続きません。

 第2楽章は一転してロマンティックなピアノ・ソロで始まります。ラフマニノフの曲のようです。しばらく進むと、今度は最近のポピュラー音楽のような、シンコペーション的な軽やかなパッセージをピアノが奏でます。最後にまた冒頭のロマンティックな部分が出てきます。最初のモチーフと同じなのでしょうが、かなり変形されています。

 第3楽章は3拍子系で始まりますが、すぐに4拍子系に変わります。この部分どこかで聴いたことのある雰囲気がしますが、ストラヴィンスキーの「春の祭典」によく似ています。確かによく似ているのですが、ストラヴィンスキーのようにリズムは不規則で、複雑ではなく、また激しいというよりは軽快さが感じられます。

 しばらくするとポピュラー音楽のようなピアノ・ソロ、スペイン民謡のようなメロディなど出てきたり、「ショールス第10番」で出てきた下行音形が聴かれたり、この曲や、他のショールスで聴いたことのあるようなパッセージなどがいろいろ登場します。お祭りのパレードを見ているような曲です。

 この曲は1時間を越える長い曲なので、確かに全曲を通して聴くのは少したいへんですが、部分部分を聴くと耳に馴染みやすいパッセージがいろいろ出てきます。また「第9番」や「第10番」などようにアマゾン的というか、野生的でエネルギッシュなところはあまりなく、どちらかといえば穏やかな感じです。

 

ショールス第12番

 この「第12番」も「第11番」同様、野生的な部分は少なく、先住民のエネルギッシュな踊りといったものは出てきません。演奏時間約37分という、「第11番」に次ぐ長い曲で、楽章の切れ目がないのでかなり長く感じられます。はっきりとした切れ目はありませんが、曲そのもはいくつかの部分に分けられるのでしょう。

 あまり激しいとか、極めて特徴的といった感じはないのですが、シンコペーション的なリズムは頻繁に用いられていて、同時代のヨーロッパの作曲家の作品との違いは、もちろん感じ取れます。やはり途中では動物の鳴き声を模倣したパッセージなども現れます。

 曲の終わりの方ではリズムは軽快になり、ポピュラー音楽のような感じになっていて、前述のとおり全体としては野性味とか、エネルギッシュといった感じではあまりありません。

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