今日(11月21日)ギター文化館で福田進一ギター・リサイタルを聴きました。
プログラムは以下のとおりです。
バッハ~グノー(タレガ編) : アベ・マリア
バッハ(福田編) : 組曲ト長調(原曲無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調)
ソル : モーツアルトの主題による変奏曲
・・・・・・休憩・・・・・
オアナ : ティエント
トゥリーナ : セビリア風幻想曲
バリオス : 大聖堂、 情熱のマズルカ、 パラグアイ舞曲第1番
ヴィラ・ロボス : 前奏曲第1番、 ワルツ・ショーロ、 ショルス第1番
アンコール曲
ジョビン : ガロート
ポンセ : エストレリータ
ヴィラ・ロボス : マズルカ・ショーロ
うっかりとリサイタルの日にちを間違えて記憶してしまって、もう少しで聴き損なうところでしたが、木下さんに言われて何とか聴くことができました。相変わらず客席は多くのファンで満席です。
1曲目のタレガ編の「アベ・マリア」はこれまであまり演奏されることがなかった曲ですが、福田先生のCD発売と共に人気急上昇といったところです。今月号の現代ギター誌にも楽譜が掲載され、今後弾かれることも多くなるのではと思います。福田先生の演奏は音色の変化を巧みに使った美しい演奏でした。
「チェロ組曲第3番」はギターでもたいへんよく演奏される曲ですが、主にギターではセゴビアが演奏しているように6度上げてイ長調で演奏されています。私個人的には、前からこの調ではちょっと高すぎるので、5度上げる「ト長調」あたりが最もよいのではないかと考えていました。
今日のコンサートでは、5弦、6弦を「ソ」と「レ」に下げたチューニングで、そのト長調での演奏です。音的にはイ長調版よりも落ち着いた感じになりますが、福田先生の演奏はテンポも速く、活気ある演奏といった感じです。
急遽追加になったオアナの「ティエント」は「スペインのフォリア」を基にした作品ですが、無調的で、緊張感のある和音による曲となっています。1970年代には演奏されることも多かった曲ですが、今日久々に聴いた感じです。いわゆる「現代音楽」といった曲ですが、ちょっと懐かしい感じもしました。
「セビリア風幻想曲」はフラメンコ的な曲ですが、福田先生の演奏は、華麗さの中にも”艶かしさ”があり、まさにマホとマハ(伊達男と美女)の踊りといった感じで、特に印象に残りました。
プログラムは以下のとおりです。
バッハ~グノー(タレガ編) : アベ・マリア
バッハ(福田編) : 組曲ト長調(原曲無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調)
ソル : モーツアルトの主題による変奏曲
・・・・・・休憩・・・・・
オアナ : ティエント
トゥリーナ : セビリア風幻想曲
バリオス : 大聖堂、 情熱のマズルカ、 パラグアイ舞曲第1番
ヴィラ・ロボス : 前奏曲第1番、 ワルツ・ショーロ、 ショルス第1番
アンコール曲
ジョビン : ガロート
ポンセ : エストレリータ
ヴィラ・ロボス : マズルカ・ショーロ
うっかりとリサイタルの日にちを間違えて記憶してしまって、もう少しで聴き損なうところでしたが、木下さんに言われて何とか聴くことができました。相変わらず客席は多くのファンで満席です。
1曲目のタレガ編の「アベ・マリア」はこれまであまり演奏されることがなかった曲ですが、福田先生のCD発売と共に人気急上昇といったところです。今月号の現代ギター誌にも楽譜が掲載され、今後弾かれることも多くなるのではと思います。福田先生の演奏は音色の変化を巧みに使った美しい演奏でした。
「チェロ組曲第3番」はギターでもたいへんよく演奏される曲ですが、主にギターではセゴビアが演奏しているように6度上げてイ長調で演奏されています。私個人的には、前からこの調ではちょっと高すぎるので、5度上げる「ト長調」あたりが最もよいのではないかと考えていました。
今日のコンサートでは、5弦、6弦を「ソ」と「レ」に下げたチューニングで、そのト長調での演奏です。音的にはイ長調版よりも落ち着いた感じになりますが、福田先生の演奏はテンポも速く、活気ある演奏といった感じです。
急遽追加になったオアナの「ティエント」は「スペインのフォリア」を基にした作品ですが、無調的で、緊張感のある和音による曲となっています。1970年代には演奏されることも多かった曲ですが、今日久々に聴いた感じです。いわゆる「現代音楽」といった曲ですが、ちょっと懐かしい感じもしました。
「セビリア風幻想曲」はフラメンコ的な曲ですが、福田先生の演奏は、華麗さの中にも”艶かしさ”があり、まさにマホとマハ(伊達男と美女)の踊りといった感じで、特に印象に残りました。
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