中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

創のフランス留学とリタイヤ

 前回は40代半ばくらいからはステージでは、特に右指が上手くコントロール出来なくなったことをお話しましたが、そうしたことを契機に私は積極的にコンサートなどを行わなくなりました。ちょうどそのことと重なるように創がコンクールで入賞するようになり、私に代わって演奏活動をするようになりました。

 しかし創が高校を卒業してフランスに留学すると地元ではあまりコンサートを行わなくなり、少しずつ私が演奏する機会が増えました。そして創のリタイヤということになるのですが、それはもちろん残念なことではありますが、私自身でも肩の荷が下りたのか、少なくともそれまでよりは積極的にコンサートを行うようになり、現在に至っています。


アガらなくなったわけではないが

 そうしたことには県立図書館やアコラ、ギター文化館などで演奏する機会を頂いたことが大きな要因で、あらためて自分の演奏をいろいろな人に聴いていただくことの喜びを実感することが出来るようになりました。

 とは言っても、最近はあまりアガらなくとか、若い頃のようにステージでは練習の時より上手く、あるいは練習と同じように弾けるようになったわけでもありません。まして練習で弾けていない曲など絶対にステージでは弾けません。

 相変わらずコンサートが始まって10~20分くらいは右手が不安定(結構長い!)で、右手の難しい曲はコンサートを始めてから20分以上経たないと弾けません。練習ではわからなくなることなどあり得ない曲が、演奏中は記憶が飛びそうになります。幸いに完全に記憶がとんでしまったことはありませんが、部分的には時々曖昧になります。また演奏前は飲食出来ないことも相変わらずです。



まとめると

 以上で私の「アガリ暦」は終わりです。確かに最近は私も結構アガるようになってきているのですが(年齢の関係?)、客観的にみれば、おそらく私のアガリ具合は平均的なのではないかと思います。アガって全く弾けなくなるほどではないが、かといって全く平常心で弾いている訳でもない。

 私も「本当は皆さんが思うより私の実力はもっと高いのだけれど、ステージでそれが証明出来ないだけ・・・・」と言いたいところなのですが、私よりアガリ症の人はたくさんいると思いますので、残念ながらそうした言い訳はあまり使えないでしょうね。



損なのか、徳なのか?

 ビジュアル的に言えば私の演奏中のアクションは少なめなので、かなり緊張している場合でも見た目はそうは見えないようです。ということはステージで上手く弾けないのはアガっているせいではなく、元々弾けていないように見えるということでしょうね。徳なのか損なのかよくわかりませんが・・・・



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最近の私の演奏。自分ではアガって弾けないと思っているのだが、
聴いている人はただ実力が足りないだけと思っているかも・・・・
 




次回からは具体的に

 しばらく個人的な話しになってしまいましたが、次回からは具体的に“アガリ対策”について話を進めてゆきます。
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