9月17日(月)に、ギター文化館のミニ・コンサートに出演します。曲目は今回も2:00〜と4:00〜で曲目を変えて以下のように考えています。
2:00〜 ロマン派のギター曲
ホセ・ヴィーニャス: 独創的幻想曲
ナポレオン・コスト: 秋の木の葉 作品41−9
フランシスコ・タルレガ: タンゴ
エンデチャ、オレムス
ロシータ
ワルツニ長調
アルハンブラ宮殿の思い出
4:00〜 ドイツ・バロック音楽
シルビウス・レオポルド・ヴァイス: シャコンヌ
パサカリア
ファンタジア
ヨハン・セバスティアン・バッハ: シャコンヌ
(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より)
2:00からは19世紀のギタリストの親しみやすい小品ということで、ホセ・ヴィーニャス、コスト、タルレガの曲を演奏します。
ホセ・ヴィーニャスの「独創的幻想曲」はトレモロ奏法をメインに使った曲で、本来はこれに序奏がついていますが、手持ちの譜面に序奏がないので、そのまま序奏なしで弾いています(本来はあまりよいことではありませんが)。トレモロがとても美しく聴こえる曲です。
ナポレオン・コストの「秋の木の葉」は村治佳織さんのデビュー・アルバムの「エスプレシーヴォ」に収録されている曲です(あれからもう14年も経ってしまいましたが)。楽譜は現代ギター誌のNo.473〜476(2004年5〜8月号)に鈴木大介さんの編曲で掲載されています。原題は「秋の木の葉、12のワルツ作品41」となっていて、それぞれワルツとトリオからできています。ここで演奏するのは12曲中の第9番で、この曲集の中ではやや長めですが、可愛らしい小品です。
次にタルレガの小品を5曲演奏しますが、「タンゴ」は1960年代のナルシソ・イエペスのLPなどで人気の出た曲で、ハーモニックスやタンボラート、ラスゲアードなどギター的奏法を効果的に用いた曲です。悲しい感じのト短調の部分と明るいト長調の部分の対比もなかなかだと思います。実際の作曲者はタルレガではなく、ガルシア・トルサ・カルロスという人だそうです。
「エンデチャ・オレムス」の原曲はシューマンの作品と言われていますが、具体的にどの曲なのかは私にはわかりません。いわゆる編曲の範囲なのか、ほとんど作曲に近いのかもわかりませんが、たいへん美しいギターの作品になっているのは間違いないと思います。
「ロシータ(ばら)」はタルレガの生前に出版された数少ない作品の一つで、タルレガの自信作と考えられます。軽快なポルカになっています。
「ワルツニ長調」はタルレガの没後出版された曲で、装飾音を効果的に使い、弾んだリズムの主部、しなやかに歌う中間部それぞれ魅力的だと思います。いい曲ですが、DC(最初にもどる)の指示が脱落しているなど、楽譜的には不備の点もあります。
最後は「アルハンブラ宮殿の思い出」で、この曲については説明の必要がないと思いますが、タルレガ自身もよく演奏していたようで、生存中に出版もされ、当時から人気曲だったようです。その人気にはその曲の内容もさることながら、そのネーミングも一役買っていたのではないかと思います。その頃からスペイン国内で過去の文化遺産を見直す動きが現れ、一時期は荒れるにまかされていたこの名宮殿も、人々の注目を集めるようになってきた頃だったのでしょう。
以上のように2:00からのプログラムはトレモロの曲で始まって、トレモロの曲で終わる感じにしようと思っています。
4:00からのプログラムはヴァイスとバッハというバロック時代のドイツの作曲家の作品ということになりますが、この話はまた今度ということにしましょう。特にバッハの「シャコンヌ」については名曲中の名曲と言えると思いますので、「名曲の薦め」のほうで取り上げたいと思います。また9月29日にひたちなか市の「アコラ」で行われる「ジヴェルニー・コンサート」にゲスト出演しますが、こちらもまた別の機会にお話したいと思います。
2:00〜 ロマン派のギター曲
ホセ・ヴィーニャス: 独創的幻想曲
ナポレオン・コスト: 秋の木の葉 作品41−9
フランシスコ・タルレガ: タンゴ
エンデチャ、オレムス
ロシータ
ワルツニ長調
アルハンブラ宮殿の思い出
4:00〜 ドイツ・バロック音楽
シルビウス・レオポルド・ヴァイス: シャコンヌ
パサカリア
ファンタジア
ヨハン・セバスティアン・バッハ: シャコンヌ
(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番より)
2:00からは19世紀のギタリストの親しみやすい小品ということで、ホセ・ヴィーニャス、コスト、タルレガの曲を演奏します。
ホセ・ヴィーニャスの「独創的幻想曲」はトレモロ奏法をメインに使った曲で、本来はこれに序奏がついていますが、手持ちの譜面に序奏がないので、そのまま序奏なしで弾いています(本来はあまりよいことではありませんが)。トレモロがとても美しく聴こえる曲です。
ナポレオン・コストの「秋の木の葉」は村治佳織さんのデビュー・アルバムの「エスプレシーヴォ」に収録されている曲です(あれからもう14年も経ってしまいましたが)。楽譜は現代ギター誌のNo.473〜476(2004年5〜8月号)に鈴木大介さんの編曲で掲載されています。原題は「秋の木の葉、12のワルツ作品41」となっていて、それぞれワルツとトリオからできています。ここで演奏するのは12曲中の第9番で、この曲集の中ではやや長めですが、可愛らしい小品です。
次にタルレガの小品を5曲演奏しますが、「タンゴ」は1960年代のナルシソ・イエペスのLPなどで人気の出た曲で、ハーモニックスやタンボラート、ラスゲアードなどギター的奏法を効果的に用いた曲です。悲しい感じのト短調の部分と明るいト長調の部分の対比もなかなかだと思います。実際の作曲者はタルレガではなく、ガルシア・トルサ・カルロスという人だそうです。
「エンデチャ・オレムス」の原曲はシューマンの作品と言われていますが、具体的にどの曲なのかは私にはわかりません。いわゆる編曲の範囲なのか、ほとんど作曲に近いのかもわかりませんが、たいへん美しいギターの作品になっているのは間違いないと思います。
「ロシータ(ばら)」はタルレガの生前に出版された数少ない作品の一つで、タルレガの自信作と考えられます。軽快なポルカになっています。
「ワルツニ長調」はタルレガの没後出版された曲で、装飾音を効果的に使い、弾んだリズムの主部、しなやかに歌う中間部それぞれ魅力的だと思います。いい曲ですが、DC(最初にもどる)の指示が脱落しているなど、楽譜的には不備の点もあります。
最後は「アルハンブラ宮殿の思い出」で、この曲については説明の必要がないと思いますが、タルレガ自身もよく演奏していたようで、生存中に出版もされ、当時から人気曲だったようです。その人気にはその曲の内容もさることながら、そのネーミングも一役買っていたのではないかと思います。その頃からスペイン国内で過去の文化遺産を見直す動きが現れ、一時期は荒れるにまかされていたこの名宮殿も、人々の注目を集めるようになってきた頃だったのでしょう。
以上のように2:00からのプログラムはトレモロの曲で始まって、トレモロの曲で終わる感じにしようと思っています。
4:00からのプログラムはヴァイスとバッハというバロック時代のドイツの作曲家の作品ということになりますが、この話はまた今度ということにしましょう。特にバッハの「シャコンヌ」については名曲中の名曲と言えると思いますので、「名曲の薦め」のほうで取り上げたいと思います。また9月29日にひたちなか市の「アコラ」で行われる「ジヴェルニー・コンサート」にゲスト出演しますが、こちらもまた別の機会にお話したいと思います。

