先日も言いましたとおり、今週の土曜日(9月15日)18:00~ ひたちなか市文化会館小ホールで第15回水戸ギター・アンサンブル演奏会を行います。演奏曲目、曲順は以下のとおりです。
セレナードト長調K525「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」(全4楽章)
<水戸ギター・アンサンブル9名による合奏>
N.コスト : 秋の木の葉作品41-9
J.K.メルツ : ギター独奏のためのコンチェルティーノ
<独奏 熊坂勝行>
F.カルリ : 対話的二重奏曲ト長調作品34ー2
<二重奏 中川真理子 佐藤智美>
F.ソル : メヌエットホ長調作品11-10、 練習曲イ長調作品6-12、 練習曲イ長調作品6-6、 モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲作品9
<独奏 中村俊三>
W.A.モーツァルト : モルトー・アレグロ(交響曲第40番ト短調第1楽章)
<合奏 水戸ギター・アンサンブル>
アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク(全4楽章)
合奏のほうでは2曲のモーツァルトの曲を演奏します。最初に演奏する「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」は10年ほど前にも演奏しましたが、ギター合奏でも比較的演奏しやすく、よく演奏される曲といってよいでしょう。
ト長調→ハ長調で演奏、アルト・ギターは使用しない
前回はアルト・ギターを用いて(二長調)演奏しましたが、今回は音色を考慮しプライム・ギター(通常のギター)とコントラバス・ギター(1オクターブ低い)で演奏します(ハ長調)。技術的には若干難しくなりますが、最高音が15フレットくらいなので、特には問題ありません。
弦楽器、あるいはモーツァルト独特のニュアンス
ギター合奏に向いた曲とは言っても、第2楽章の「ロマンス」は、弦楽器独特、あるいはモーツァルト独特のニュアンスがたいへん重要なので、それを再現するのはなかなか簡単ではありません。アーティキュレーションの徹底や、「スラー奏法を使わないスラーの弾き方」などには結構苦労しました。
やはりギター合奏にはよく合っている
第3楽章「メヌエット」のトリオの旋律などをレガートに演奏するのもなかなか難しいことですが、そういった
点を考慮しても、曲全体の明るく明快な感じは、ギター合奏にはよく合い、またこの9名という編成にもよく合っていると思います。

交響曲第40番第1楽章
「交響曲第40番」は、モーツァルトの作品中でも名曲中の名曲、場合によってはこの名曲を台無しにしてしまうこともあり、この曲をプログラムに入れることには躊躇がありました。結果的にはやってみたいと言う気持ちが上回って、今回の演奏会にプロに載せることになりました。
とても難しい曲だが
確かにたいへんすばらしい曲ではありますが、決してギター合奏にむいた曲ではなく、また当アンサンブルの実力を考えても無理な点もあります。テンポだけをとっても指示された「モルトー・アレグロ」で演奏するのはかなり難しいものですし、またオーケストラの色彩感なども再現するのは至難の業と言えます。
聴くだけではわからなかったところが
私自身ではCDなどで何度も何度も聴いている曲ですが(CDは20種類くらい持っている)、実際にこの曲を演奏してみると、これまで何度聴いても分からなかったようなことが理解出来た部分もあります。「なるほど、モーツァルトの音楽って、こんなふうに出来ているのか」というように。もちろんモーツァルトの音楽は、ただ心地よいというものだけではありません。
なりきり交響楽団
身勝手な理由になってしまいそうですが、そういったことを考えると、今回この曲をやってよかった、あるいはやれてよかったと思います。また私以外のメンバーも、練習の際には結構”その気になって”演奏しているように思います。 ・・・・強いていえば”なりきり”交響楽団でしょうか。
セレナードト長調K525「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」(全4楽章)
<水戸ギター・アンサンブル9名による合奏>
N.コスト : 秋の木の葉作品41-9
J.K.メルツ : ギター独奏のためのコンチェルティーノ
<独奏 熊坂勝行>
F.カルリ : 対話的二重奏曲ト長調作品34ー2
<二重奏 中川真理子 佐藤智美>
F.ソル : メヌエットホ長調作品11-10、 練習曲イ長調作品6-12、 練習曲イ長調作品6-6、 モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲作品9
<独奏 中村俊三>
W.A.モーツァルト : モルトー・アレグロ(交響曲第40番ト短調第1楽章)
<合奏 水戸ギター・アンサンブル>
アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク(全4楽章)
合奏のほうでは2曲のモーツァルトの曲を演奏します。最初に演奏する「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」は10年ほど前にも演奏しましたが、ギター合奏でも比較的演奏しやすく、よく演奏される曲といってよいでしょう。
ト長調→ハ長調で演奏、アルト・ギターは使用しない
前回はアルト・ギターを用いて(二長調)演奏しましたが、今回は音色を考慮しプライム・ギター(通常のギター)とコントラバス・ギター(1オクターブ低い)で演奏します(ハ長調)。技術的には若干難しくなりますが、最高音が15フレットくらいなので、特には問題ありません。
弦楽器、あるいはモーツァルト独特のニュアンス
ギター合奏に向いた曲とは言っても、第2楽章の「ロマンス」は、弦楽器独特、あるいはモーツァルト独特のニュアンスがたいへん重要なので、それを再現するのはなかなか簡単ではありません。アーティキュレーションの徹底や、「スラー奏法を使わないスラーの弾き方」などには結構苦労しました。
やはりギター合奏にはよく合っている
第3楽章「メヌエット」のトリオの旋律などをレガートに演奏するのもなかなか難しいことですが、そういった
点を考慮しても、曲全体の明るく明快な感じは、ギター合奏にはよく合い、またこの9名という編成にもよく合っていると思います。

交響曲第40番第1楽章
「交響曲第40番」は、モーツァルトの作品中でも名曲中の名曲、場合によってはこの名曲を台無しにしてしまうこともあり、この曲をプログラムに入れることには躊躇がありました。結果的にはやってみたいと言う気持ちが上回って、今回の演奏会にプロに載せることになりました。
とても難しい曲だが
確かにたいへんすばらしい曲ではありますが、決してギター合奏にむいた曲ではなく、また当アンサンブルの実力を考えても無理な点もあります。テンポだけをとっても指示された「モルトー・アレグロ」で演奏するのはかなり難しいものですし、またオーケストラの色彩感なども再現するのは至難の業と言えます。
聴くだけではわからなかったところが
私自身ではCDなどで何度も何度も聴いている曲ですが(CDは20種類くらい持っている)、実際にこの曲を演奏してみると、これまで何度聴いても分からなかったようなことが理解出来た部分もあります。「なるほど、モーツァルトの音楽って、こんなふうに出来ているのか」というように。もちろんモーツァルトの音楽は、ただ心地よいというものだけではありません。
なりきり交響楽団
身勝手な理由になってしまいそうですが、そういったことを考えると、今回この曲をやってよかった、あるいはやれてよかったと思います。また私以外のメンバーも、練習の際には結構”その気になって”演奏しているように思います。 ・・・・強いていえば”なりきり”交響楽団でしょうか。
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