中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

 昨日(11月11日日曜日)ギター文化館で福田進一ギター・リサイタルを聴きました。プログラム、及びアンコール曲は以下のとおりです。


バッハ : リュートのためのプレリュード、フーガ、アレグロBWV998

同   : リュート組曲第4番ホ長調BWV1006aよりプレリュード、ルール、ロンド風ガヴォット

同   : 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番BWV1003よりアンダンテ、アレグロ

  
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武満徹 : 森の中で

バッハ : 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004よりシャコンヌ



 *アンコール曲
  
アストル・ピアソラ ~藤井敬吾編曲 : アディオス・ノニーニョ

アストル・ピアソラ ~ブローウェル編曲 : 天使の死

レオ・ブローウェル : 11月のある日

ヴィラ・ロボス : 前奏曲第1番
 



 ギター文化館での福田先生(息子の師でもあったのでこのように呼ばせてもらっています)のリサイタルは、一昨年の11月以来です。その時はバッハの「チェロ組曲第3番」、ソルの「モーツァルトの主題による変奏曲」などを聴いたと思います。

 今回のリサイタルは、比較的最近入手したというイグナシオ・フレタ(Ⅲ世?)を使用して、上記のとおりバッハの作品に武満徹の作品を加えたというプログラムです。

 バッハの「プレリュード、フーガ、アレグロ」からリサイタルが始まりましたが、プリュードでは一部カンパネラ奏法的な運指を試用するなど、音楽の構成だけではなく、響きの美しさも感じられた演奏です。楽器の音はフレタらしく明るく、よく響く音です。

 リュート組曲第4番の「プレリュード」はたいへん勢いのある演奏で、「ルール」や「ガヴォット」では華麗に装飾音を加えていました。無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番の「アレグロ」は、第1部のステージを閉めるのにふさわしく、速いテンポで華麗に、スリリングに演奏されました。

 確か3年ほど前にも福田先生は武満徹の作品を演奏しましたが、今回演奏された「森の中で」はやはり美しい曲、あるいは美しい演奏でした。確かに武満の曲は難解と言えるのかも知れませんが、何も考えずに聴くと本当に美しい音楽だと思います。

 アンコール曲については、いつものとおり豪華な内容ですが、ピアソラ、ブローウェル、ヴィラ・ロボスと中南米音楽でまとめ、さながらリサイタルの”第3部”といったところです。

 来月は私もこの会場でバッハのリサイタルを行なうので、たいへん参考になりました。

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