中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

雪になってしまいましたね

 昨日の天気予報では今日は雨で、夜一時雪ということだったのですが、水戸も午前中からすっかりと雪になってしまいました。予報でも今日一日雨で、降水量も多めということで、もし雪になった場合は相当つもるかなと言う予感もしたのですが、本当にそうなってしまいましたね。

 今日いっぱいは降るようなので、このままゆくと結構な積雪になってしまいそうですね。往来の多い道路ではそんなに積もってはいないでしょうが、私の家のまわりなど、あまり車が通らないのでかなり積もってしまいそうです。



エサ・ペッカ・サロネン(ロサンゼルス・フィルハーモニー 2006年) ~指揮者界の貴公子

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エサ・ペッカ・サロネン(別のCDだが) 

 フィンランド出身の指揮者、エサ・ペッカ・サロネンは作曲家でもありますが、最近は指揮者としての活動の方が目立つようです。サロネンは作曲家でもあるので、ブーレーズなどと近い分析的なアプローチに感じられますが、透明感があって、気品のようなものも感じられます。とても爽やかな演奏で、指揮者界の貴公子といったところでしょうか。



チョン・ミンフン(フランス国立交響楽団 2007年) ~春の祭典らしい春の祭典

 サロネンと同じCDに入っているチョン・ミンフンの演奏はサロネンとは正反対の方向性で、直接感情をぶつけるような演奏です。冒頭のファゴット・ソロからして、最初の音を引き伸ばして濃厚に表情付けしています。リズムの刻みも強烈で、各楽器を思いっきり鳴らしています。

 久々に野性味溢れる、春の祭典らしい、春の祭典です。理知的な演奏や、美しい演奏も良いけれど、やはり春の祭典はこうでなくちゃあ、と思わせる演奏です。バーバリズムの極値といった演奏です。



ピアノ二重奏もあるが

 このボックスには35種類のオーケストラの演奏と3種類のピアノ二重奏による演奏が収められています。ピアノの演奏もなかなか面白いのですが、ピアノの演奏を聴いているとやはり若干欲求不満になってオーケストラの演奏が聴きたくなります。当然と言えば当然ですが、やはりオーケストラでないとこの曲のスリリングさは味わえませんね。 




ユージン・オーマンディ(フィラデルフィア管弦楽団 1955年) ボックス外  ~おもちゃ箱をひっくりかえしたような

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フィラデルフィア・サウンドでその名を馳せたユージン・オーマンディ

 このボックスに入っている演奏以外のもので印象的なものとしては、まずユージン・オーマンディ(フィラデルフィア管弦楽団)のもがあります。個性的といえば、これはかなり個性的、一言でいえば”おもちゃ箱をひっくりかえしたような”といった演奏でしょう。

 テンポも私が持っている44種類中最も速く、2曲目の「乙女たちの踊り」の刻みもかなり速く、エネルギッショというより、何か別な感じ、例えがよくないですが、ワルノリ的な感じがしてしまいます。アニメの音楽に似合いそうですね、でもなかなか面白い。




スラヴィンスキー自演(1960年頃 オーケスラ不明) ボックス外  ~正解のはずだが、意外と普通?

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ストラヴィンスキーは1882年生まれで、春の祭典を書いた時には30才。1971年まで生存していたが、春の祭典を書いた後は保守的な作風となった。

 ストラヴィンスキー自身の演奏はたいへん重要な演奏だと思いますが、なぜかこのボックスには入っていません。レーヴェル等の関係で収録しにくかったのでしょう。この演奏はストラヴィンスキーの自演を集めたボックス(22枚組)に含まれるものです。

 この演奏は何といっても作曲者自身のものですから当然最も模範的な演奏、つまり”正解”ということになると思いますが、実際に聴いてみるとストラヴィンスキー自身の演奏は意外と普通! ・・・・表現がよくないかな?

 テンポはいくぶん速めで、結構あっさり、特に何かを強調するといった感じではありません。また鋭くリズムを刻むと言った感じも、管楽器や打楽器を派手に打ち鳴らすといった風でもないようです。

 ストラヴィンスキーにしてみれば必要なことはすべてスコアに書いてあるので、ただそのとおりに演奏すればよいということなのでしょう。ストラヴィンスキーは意外と破天荒な人ではないようです。でも正直ちょっともの足りない・・・・かな?

 このストラヴィンスキーの録音は1960年頃で、その後優れた演奏がたくさん出てきて、私たちの耳も贅沢になってきているのでしょうね。




まだまだ聴いていないCDがたくさんあるが

 まだまだちゃんと聴いてない演奏がたくさんなのですが、またしばらくしたら残りを聴いてみましょう。さらにこれからもいっそう優れた演奏や、注目すべき新録音が次々と発表されてくることでしょう。
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