中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

ギター・ワールド・カップ ~中村俊三世界の名曲コンサート 2


演奏予定曲目 : グリーン・スリーブス(イギリス民謡)、 レット・イット・ビー(P.マッカートニー)


 では最初の試合、いや演奏曲目はイギリス民謡の「グリーン・アリーブス」とビートルズの曲から「レット・イット・ビー」です。

 ご存知かとは思いますが、FIFAワールド・カップは、各国の代表が各地域で予選を行い、現在では32チームが本大会に出場します。各国1チームずつなどと言うことは当然のことですが、この”イギリス”だけはイングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの代表があり、それぞれがヨーロッパ地区の予選を戦います。


一つの国から3チーム?

 つまり場合によってはイギリスから複数のチームがワールド・カップ本大会に出場することがあるということですが、歴代の大会ではどちらかと言えば2チーム以上出場している大会のほうが多いくらいです。1958年のスウェーデン大会ではイングランド、スコットランド、ウェールズ、1986年のメキシコ大会ではイングランド、北アイルランド、スコットランドの3チームがワールド・カップに出場しています。



サッカー発祥の国に敬意を表して

 日本で言えば、本州代表と北海道代表、九州代表がそれぞれワールカップに出場するようなものです。これはイングランド、スコットランド、ウエールズ、北アイルランドの各サッカー協会が別個にFIFAに加盟しているとうことなのでしょうが、サッカーの発祥地としての優遇、特権ということなのでしょう。

 ただしイングランドなどのイギリス諸代表がワールド・カップに参加するようになったのは1950年以降のようです。多分いろいろな経緯があったのでしょうね。



イギリス=イングランド?

 先ほど”イギリス”と書きましたが、イギリスはイングランドが訛ったものですから、イギリス=イングランドと言葉上ではなります。しかし私たちが”イギリス”と言う場合はイングランド地方のことではなく、イギリスとういう国。ちょっとややこしいですね、正式にはグレート・ブリテン、及び北アイルランド連合王国と言うんだそうですね(正確ではないかもしれませんが)。

 スコットランド出身の人に「あなたはイギリス人ですか」というと「いえ、違います。私はスコットランド人です」と答えるのでしょう。では現地の人たちは自分たちの”国家”のことをなんと呼んでいるのかなというと、「ユナイテッド・キングダム」で”UK”と呼んだりもするようですが、あまりはっきりしていないようですね。



正確な発音では呼ばないように

 ともかく私たちはそんな内輪の事情など考えていられませんからウェールズ出身だろうと北アイルランド出身だろうと気にせず堂々と「イギリス人」と言ってしまいましょう。ただし正確な発音で「イングリッシュ」と呼ぶのだけはやめておきましょう。


1966年の自国開催の大会で優勝

 話があらぬ方向に行ってしまいましたが、イングランド代表は1966年の自国大会で優勝しています。1966年というと、ちょうど私が高校でサッカーを始めた年に当たります。高校でサッカーを始めるまでワール・カップのことなど全く知らず、サッカー部の仲間からいろいろ聴きました。その当時はテレビでサッカーの試合、特に外国乃試合など放送することなどありませんでしたから、ワールド・カップのことなどほんの一握りの人達を除いて、誰も知らなかったと思います。



サッカー部の仲間から話を聴いた

 そのサッカー部の仲間も情報原はサッカー・マガジンで、その情報も少なくとも一ヶ月遅れだったと思います。私自身ではその雑誌を買ったりはしませんでしたから、ワールド・カップのことは仲間たちが話をしているのを聴いて知ったという感じでした。

 その時聴いた話によれば、優勝したイングランドの中心選手は、マンチェスター・ユナイテッドのボビー・チャールトンと言う選手で、兄のジャッキー・チャールトンも代表選手だったとか、北朝鮮がアジア勢で初めてベスト8に入ったとか、黒豹と言われたポルトガル代表のエウゼビオ(当時の日本ではオイセビオと呼ばれていた)が得点王になったなど ・・・・多分オールド・ファンには懐かしい名前ではないかと思います。



グリーン・スリーブスはイギリス民謡?

 さて、演奏曲のほうは「グリーン・スリーブス」ですが、これを”イギリス民謡”とするのは異論もあるようですが、ややこしいのでこの点についてはあまり触れないでおきましょう。ともかく古くからある曲で少なくとも16世紀頃からあったのではないかと思います。”民謡”とされていますが、もともとは低音が決まっているだけで、メロディ自体は決まっていない曲だそうです。

 つまりその低音にあわせて演奏者がメロディを自分で作曲するのだそうです。ようするに無限のグリン・スリーブスが存在することになります。

 今回演奏するのは、現在一般的に演奏されているもの、17世紀初頭のリュート奏者、カッティングのもの、17世紀の作者不明のものの、3つのグリーン・リーブスを繋げたものです。



5人目のビートルズ

 もう1曲はビートルズのポール・マッカートニーの「レット・イット・ビー」ですが、前述のボビー・チャールトンがいたころのマンチェスター・ユナイテッド(現在香川選手が所属している)にジョージ・ベストという選手がいて、髪型がまるでビートルズだったので「5人目のビートルズ」と呼ばれ、たいへん人気があったそうです。

 当時の私たちのチーム(高校の)のセンター・ホワードがそのジョージ・ベストにあこがれて、同じようなヘア・スタイルにしていました(つまりビートルズぽいヘア・スタイル)。彼の快足で決定力のあるのプレー・スタイルは、確かにジョージ・ベストぽく、我がチームの得点源でした。
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