中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

ギター・ワールド・カップ ~中村俊三世界の名曲コンサート 3

フランス : 亜麻色の髪の乙女(ドビュッシー)、 亡き王女のためのパヴァーヌ(ラヴェル)




1998年自国大会で優勝

 フランスと言えば、やはり1998年、日本代表が初めてワールドカップに出場した自国大会での優勝でしょう。ジダンを中心に決勝でもブラジルを圧倒しました。2000年のユーロでも優勝し、まさにフランスの絶頂期と言えるでしょう。

 次の2002年の日韓でも1998年にはまだ控えの選手だったアンリ、トレセゲがヨーロッパのリーグで得点王になるなど、ますます戦力を増強し、優勝候補の筆頭として臨んだのですが、ご存知のとおり、グループ・リーグで姿を消しました。



強いフランスともろいフランス、今度は強い番?

 しかし次の2006年のドイツ大会では特に下馬評が高くなかったにもかかわらず決勝進出し、準優勝しています。決勝ではイタリアにPK戦で敗れていますが、この時相手選手に暴言をはかれたことからジダンの頭突き事件などが起きました。
  
 そして前回の南アフリカ大会では、チーム内での不和の聞かれ、グループ・リーグで1勝も出来ずに敗退となっています。つまりこのところ強いフランスともろいフランスが交互となっています。とすると、今度のブラジル大会は強いフランスかな?



将軍プラティニ、 シャンパン・フットボール

 1970年代から80年代にかけてフランスでは将軍と呼ばれたプラテニというスター選手が活躍し、たいへん優雅で美しいサッカーをしていたことから”シャンパン・フット・ボール”と呼ばれていました。



優雅で美しい音楽

 優雅で美しいといえば、音楽では印象派の音楽家のドビュッシー、ラヴェルということになるでしょう。この2曲はどちらももともとギター曲ではありませんが、ギターで演奏してもたいへん美しい曲です。



パリはギターの一つの中心地

 因みに、フランスのギター音楽と言えば、まずバロック時代のロベルト・ド・ヴィゼー。19世紀初頭のパリではフェルナンド・ソル、 フェルナンド・カルリ、 フランシスコ・モレーノ、 マティオ・カルカッシなどのこの時代を代表するギタリストが活躍していました。

 19世紀半ばにはナポレオン・コスト、 現在ではローラン・ディアンス、 フランシス・クレンジャンス、などのギタリストが優れた作品を書いています。またパリ・コンセルバトワールのギター科からは毎年優れたギタリストが巣立っています。やはりフランスもギターの盛んな国といってよいでしょう。






アルゼンチン : ブエノスアイレスの夏(アストル・ピアソラ)、 ラ・クンパルシータ(ロドリゲス)



1978年ケンペス、 1986年マラドーナ

 アルゼンチンはブラジルと並ぶ南米のサッカー強豪国ですが、ワールドカップの優勝回数ではブラジル=5、アルゼンチン=2と若干水をあけられた形です。その2回は1978年の自国大会と1986年のメキシコ大会で、1978年の自国大会の時はアルゼンチンは軍事政権下にあり、国を挙げての大会だったようですが、ケンペスなどが活躍しました。

 86年のメキシコ大会ではマラドーナが活躍するわけですが、準々決勝でのイングランド戦では「神の手」によるゴールや5人抜きのゴールで、いろいろ話題となりました。その後も薬物使用や、相手選手に睡眠薬を飲ませるなど、マラドーナについては、よくも悪くも話題に事欠かないようです。




マラドーナの弟はJリーグでプレー

 因みにマラドーナ(ディエゴ・マラドーナ)の弟のウーゴ・マラドーナが1995~1998年頃Jリーグでプレーしていたのはご存知? 外見はよく似ていましたね。でもあまりいろいろと話題にはなりませんでしたから性格などは違うのかも知れません。



スーパー・スター:リオネル・メッシ ~代表ではイマイチかみ合わないが

 現在のアルゼンチン代表といえば、なんと言ってもバルセロナFCで活躍しているメッシ、まさに次元の違うフット・ボーラーと言えるでしょう。しかしそのメッシもアルゼンチン代表としては、バルセロナの時ほどには活躍出来ていないようです。

 メッシはこれまで2006年、2010年と2度のワールドカップに出場していますが、どちらもベスト8で終わっています。しかし年齢的にもそろそろピークを迎えるメッシ、今度のワールド・カップでは大爆発するかも知れませんね。



アルベルト・ヒナステラ

 アルゼンチンの作曲家、特にクラシック音楽においてはあまり著名な人がいませんが、アルベルト・ヒナステラという作曲家がたいへん優れた作品を書いています。交響曲や協奏曲なども書いていますが、ギターのためのソナタも書いています。

 ヒナステラはギターを全く弾かないそうですが、ギター曲を作曲する際に、ギターのことをとことん研究したそうで、出来上がった作品はギタリストが書いた作品以上にギター的な曲になっています。ギター名曲の一つといえるでしょう。



タンゴの巨匠、アストル・ピアソラ

 残念ながらそのヒナステラのソナタは私には弾けませんので、その代わりにタンゴの名曲からアストル・ピアソラの「ブノスアイレスの夏」とロドリゲスの「ラ・クンパルシータ」を演奏します。

 ピアソラはタンゴの巨匠として知られており、ギターに関する作品もいくつか残していますが、この「ブエノスアイレスの夏」はバルタサール・ベニーテスというギタリストのアレンジです。「ラ・クンパルシータ」のほうは私の編曲となります。アルゼンチンの音楽と言えば、やはりタンゴでしょう。
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