中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

マーティン・フォーゲル マスター・クラス&ミニ・コンサート


昨日(7月15日)水戸市見川のFelice音楽教室でスウェーデンのギタリスト、マーティン・フォーゲル氏のマスター・クラスとミニ・コンサートが行なわれ、ミニ・コンサートを聴きにゆきました。


 <演奏曲目>

バッハ : アダージョ、フーガ(無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調より)
メルツ : ハンガリー幻想曲
バリオス : フリア・フロリダ、 ワルツ第4番
リョベット : 盗賊の歌、 聖母の御子
マッカートニー(武満編) : ミッシェル、イエスタディ

* アンコール曲 
ノイマン : 愛のワルツ
マイヤーズ : カヴァティーナ
フォーゲル : オリジナル作品
 

 プログラムがなかったので、演奏曲目は私の記憶によるもので、もしかしたら間違えているかも知れません。バッハの2曲を演奏した後、軽妙な日本語でトークを始めたのにはびっくり、日本には6年間ほどいたそうです。


 フォーゲルさんの演奏はよく考えられ、必要な響きと不必要なものとをきっちりと整理の付けられたものです。最近のギタリストは確かに皆そうですが、アーテキュレーションにはかなり気を配っています。ギターの音色も明るいものですが、歌わせるところもじっくりと歌わせ、ヴィヴラートのかけ方にも共感がもてます。

 アンコール曲では、「私はスウェーデン人なので、ノイマンの「愛のワルツ」は弾かなければならない。この曲はもともと映画音楽だが、この映画はスェーデン人も知らない。曲は皆知っているが」といった話には会場から笑い声も。

 最後にオリジナル曲を演奏しました(曲名はよく聴き取れず)。様々な技法を用いたものですが、いわゆるアコースティック・ギター風で、比較的聴きやすいものでした。



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Q : 最近ギター合奏のサークルに入りました。パート譜などは特に問題なく弾けるの出来るのですが、他の人となかなか合いません。上手く合わせたり、正しいテンポで弾けるようになる練習というのはあるんでしょうか。

                      50代 男性 会社員


A : その3



応用練習

 前回の話は、まず何といっても一定の間隔で刻む拍の感覚、つまり”ビート感”を感じてもらうトレーニングでした。本来はさらに付点音符、16分音符、三連符、8分の6拍子などの練習をしないといけませんが、長くなりますし、また文章だけでは限界があるので、それらは省略しましょう。

 そのかわりに応用曲を2曲ほど例を挙げておきましょう。曲はなんでもよいのですが、なるべく易しい曲の方がよいと思います。また前回も話したとおり、絶対的にタイミングが合えばよいというより、しっかりとビートを感じる、つまり拍子をとることのほうが重要と思って練習してみて下さい。


 ブログ 112


ブログ 113

 「ドレミの歌」はタイミングは比較的取りやすいと思いますが、ギターを始めてばかりの人だと左手はやや難しいかも知れません。「峠の我が家」のほうは意外と拍子が取りにくく、正しいタイミングで弾けない人は決して少なくありません。何箇所か出てくる付点音符を正しく弾けるかどうかがポイントです。



メトロノームを使ったほうがよい?
 
 正しいテンポで演奏するためにはメトロノームを使ったほうがよいと、一般に言われますが、全く拍子が取れない状態ではほとんど役に立ちません。少なくとも拍の表裏をちゃんと取れる状態にないと、メトロノームを使っての練習は効果がありません。


より正確なタイミングを取るために用いる

 確かにメトロノームを使っての練習は場合によってたいへん重要ですが、これはある程度正しくタイミングが取れる人が、よりいっそう正確なテンポ、タイミングで演奏するために用いるものと考えて下さい。またメトロノームを使って練習するためには、メトロノームの使い方そのものも練習する必要があるでしょう。


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