中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

ユーザー登録を二重にしてしまった

 前回パソコンが勝手に初期設定に戻ってしまい、データが消えてしまったという話をしましたが、それがいつの間にかに戻っている! 何が何だかわからずに呆気にとられていたが、どうやら別なユーザー登録をしてしまい、最初の登録とは違うユーザーのパソコンになってしまったらしい。


おちょくられて

 つまり二重にユーザー登録をしてしまったようで、違うユーザー名で同じデータを二重に取り入れてしまった。完全にパソコンに遊ばれてしまっている。コンサートも近いのでこんなことをしている場合ではない、とりあえずはそっとしておこう、なんとかメールも送受信出来、こうしてブログも更新できることでよしとしなければ・・・・・ 曲の解説も遅々として進んでいない!



パガニーニのギターを含む室内楽

 前回の話はパガニーニのオーケストラを含む作品についてでしたね、今回はパガニーニの室内楽についてはんしをします。パガニーニの室内楽といってもあまりピンとこない人も多いと思いますが、パガニーニは室内楽もかなりたくさん作曲しています。なお且つその大半はギターを含むものです。



ギター四重奏曲が15曲もある

 まず「弦楽とギターのための四重奏曲=ギター、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ」が15曲。 ヴィオラ、チェロ、ギターのための三重奏曲が長短5曲。CDの枚数にして計6枚分ほどあります。ギターを含まないものとしては3曲の弦楽四重奏曲、および弦楽器のための二重奏、三重奏曲。さらにマンドリンとギターのための曲など、CD枚数にして4枚分ほどあります。


IMG_20131205164008777.jpg
パガニーニの15曲のギター四重奏曲など、室内楽10枚組のCD。 確か4000円前後で、お買い得だが、プレーヤーによっては読み取れないものもある


ボッケリーニにもギター五重奏曲が12曲あると言われているが

 それにしてもギター四重奏曲、15曲とは大変多い曲数ですね、これに匹敵するとしたらボッケリーニのギター五重奏曲で、これは消失したものを含めると12曲あるそうですが(パガニーニの場合はすべて現存)、これらは新たに作曲されたものではなく、弦楽五重奏曲からの編曲です。ボッケリーニがこれらを編曲したのは、雇い主の国王からの要望によるもので、自分の意思や好みで編曲したわけではなさそうです。



小遣い稼ぎにギター曲を作曲していたわけではない

 その点パガニーニの場合は自らの意思で”作曲”したと考えられ、ボッケリーニとは逆にギター四重奏曲から弦楽四重奏に編曲したものもあります。 こうしたことからもパガニーニのギターへの強いこだわりが表れています。あえて言うまでもありませんがヴァイオリンの片手間にギターを弾いていたり、小遣い稼ぎにギター曲を作曲していたわけではありません。



しかしギターはほとんど目立たない

 ただし、これらのパガニーニのギター四重奏曲を聴いてみると、ギターはほとんどの場合、低音と和音を担当するだけで特に目立つこともなく、主旋律など重要なパートを担当することはほとんどありません。大部分はヴァイオリンが主旋律を担当し、時折ヴィオラやチェロに主旋律が割り当てられ、またベートーヴェンの室内楽のように各楽器が対位法的に絡み合うこともあまりありません。

 いってみれば、主役のバイオリンをヴィオラ、チェロ、ギターの3つの楽器が伴奏するといった感じで、内容的にはヴァイオリンとギターのための曲そう変わりないものです。



ギターの音を聴こうと思わなければ

 そういった意味ではこれらのパガニーニのギター四重奏曲が今日あまり演奏されないのは、わかる気もします。こうした曲の演奏ではギター好きの愛好者を満足させることはかなり難しいでしょう。

 そう言った訳で、数の割にはパガニーニのギターを含む室内楽はあまり演奏される機会がないのですが、あえてギターの音を聴こうとしなければなかなか心地よい作品ではあります。興味のある方は是非CDを買って聞いてみてください。


 

ヴァイオリンとギターのための作品

 パガニーニはヴァイオリンとギターを弾いていたわけですから、当然ヴァイオリンとギターの曲はたくさんあり、これらは今日でもよく演奏されれいます。仮にヴァイオリンとギターでコンサートを行うとしたら、その曲目として真っ先にこのパガニーニの曲が考えられるところでしょう。


IMG_0001.jpg
ヴァイオリンとギターのための作品集(9枚組)


 これらのヴァイオリンとギターのための曲で、これまでよく演奏されている曲としては作品2、および作品3の「6つのソナタ」、「チェントーネ・ディ・ソナタ(全18曲)」「ソナタ・コンチェルタータ」、「カンタービレニ長調」などといったところです。



作品3の「6つのソナタ」は2種類存在する

 しかし作品3の「6つのソナタ」は他にも存在し、これまで「作品3」とされていたほうは現在では「作品10」とされることもあります。他に作品8の「6つのソナタ」もあります。さらにいくつかの変奏曲、「6つの二重奏曲」、なといっても今回演奏する「ヴァイオリンの助奏を伴う、ギターのための大ソナタイ長調」があります。

スポンサーサイト
コメント
コメントする
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する