中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

37のソナタより「第6番ヘ長調」、「第8番ト長調」、「第12番イ長調」


ギター独奏曲はCD3~4枚分ある

 パガニーニはギター独奏のための曲もたくさん書いています。その中でも比較的演奏されるのが、この「37のソナタ」で、他に43の短い曲からなる「気まぐれ(Ghiribizzi)」、「5つのソナチネ」などCD3~4枚分ほどが残されています。


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フレデリック・ジガンデのパガニーニ独奏曲全集



 ほとんど曲は短いもので、技術的にも特に難しいものではありません。現在では何種類かの全集などが出ていて聴くことができます。パヴェル・シュタイドルはこれらの独奏曲の抜粋を華麗にアレンジして、パガニーニのヴァイオリン曲のようなヴィルトーゾ的な曲に仕上げています。


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奇才パヴェル・シュタイドルのパガニーニ独奏曲集。 原曲とはだいぶ違うが、中級者クラスの曲が華麗な曲へとなっている。


それぞれよく似ているが

 今回演奏する「37のソナタ」は各曲とも2~3ぺージで書かれ、後の方になるにつれて技術的に高度なものになりますが、最後の方でもそれほどは難しくなっていません。どの曲も似ているといえば似ているのですが、今回は調の違う3つの曲を選んでみました。



調の違う3つの曲を選択 ~すべてメヌエット―アレグレットの組み合わせ

 「第6番」はヘ長調で比較的短い曲ですが、シンプルですっきりとした味わいを持っています。「第8番ト長調」はしとやかな感じを持っていて、後半のアレグレットは教材などにもされています。


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第6番ヘ長調の譜面


 「第12番イ長調」はこの3曲の中では最も長く、またスケールの大きさも感じられます。前半のメヌエットは中間部が短調になり、ダ・カーポが付けられ、他の曲に比べて変化のあるものになっています。

 なお3曲ともメヌエット―アレグレットの組み合わせになっていて、アレグレットの方は3曲とも3部形式で中間部は短調になっています。曲の印象が近い分だけ、それぞれの曲の個性や、特徴が十分に出るように演奏しなければならないでしょう。


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突貫工事

 パソコン買い替え騒動(?)のおかげでいつもコンサートの前にやっている曲目解説が間に合わなくなり、最後の方は突貫工事的、無理やり間に合わせた感じになってしまいました。1日に2回もブログを更新するのはこれまであまりありませんでした。

 あまり見直す時間もなかったので、誤字、脱字、変換間違いなどおそらく多発しているのではないかと思いますが、ご容赦ください(落ち着いたら見直しましょう)。
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コメント

コンサートには大勢から申し込みがありました。
本日のコンサート、楽しみです。
また、プログラムとその解説もすばらしいですね。

2013/12/08(日) 12:46:54 | URL | Acousticlife #-[ 編集]
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