中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

 もうオリンピックも終わってしまいますね。木曜日深夜はショート・プログラムの予想外の結果により浅田真央選手のフリー・スケーティングが比較的早い時間に行われ、リアル・タイムで見ることが出来ました。

 とても美しく、素晴らしいスケーティングでしたね。たいへん厳しい状況下にかかわらず、非常に強い意志力で滑りきったその姿には、テレビを見ていた多くの人が感動を覚えたのではないかと思います。

 それにしても、見事に言っちゃいましたね。あのおじさん、大事なときには必ず失言するんですよね。なんでなんだろうなと・・・・・・





クラシック・ギター名曲ランキング


<第11位>  11月のある日(レオ・ブローウェル)




 さて、当ランキングも10位オーバーとなり、クラシック・ギターにあまり興味ない人、あるいはギターを初めて間もない人、最近ギターに興味を持ち始めた人などにはあまりなじみのない曲が多くなってくるかも知れません。しかしその曲の内容が劣るわけではなく、ここから先が、むしろクラシック・ギターの神髄ともいえるでしょう。



ギター界の重鎮レオ・ブローウェルの作品

 この曲(11月のある日)もかなり最近人気が出た曲で、最近のアマチュアのコンサートなどではたいへんよく演奏されるようになった曲です。

 作曲者のレオ・ブローウェルはキューバの作曲家で、若い頃はギタリストとしても活動していました。何枚かLP録音もしていたのですが、今現在は入手が難しいようです。自らの作品の他にスカルラッティのソナタなども録音していました。 今現在ではブローウェルの作品は「舞踏礼賛」、「ソナタ」、「黒のデカメロン」など多数の作品が重要なクラシック・ギターの作品として多くのギタリストにより演奏されています。




映画音楽

 この「11月のある日」はもともとは映画のために作曲されたそうですが、上記の作品のように前衛的な作風ではなく、たいへんメロディックな曲です。楽譜の出版は2000年ですが、それ以前からも一部のギタリストにより演奏されていました。


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2000年の出版だが、それ以前から手書き譜の形で一部のギタリストの間では広まっていた




大萩康司さんのCDにより人気が急上昇した

 我が国では1999年に大萩康司さんのデビューアルバムのタイトル曲となり、大萩さんのギタリストとしての人気と相ともない、この曲の人気も急上昇しました。この曲の主部(前半部分)は美しいメロディで書かれていますが、技術的にはそれほど難しくなく、そう言った点でも愛好者に親しまれています。



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大萩さんのデビューアルバム。 この曲の人気と深くかかわりのあるCD。彼の演奏を初めて聴いた時には「こんなギタリストが日本にいたのか」と衝撃を覚えた



 中間部はやや難しいですが、それでも技術やギター歴のあまりない愛好者でも、音楽的なセンスさえあればうまく弾ける曲ではないかと思います(逆にテクニックはあっても、音楽的センスに欠けると様にならない?)。
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