中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

広島に負けてしまったが

 Jリーグが開幕しましたね、ワールカップ得点王のフォルラン加入で話題のセレッソ大阪はJリーグ連覇中の広島に負けてしまいましたが、フォルラン、柿谷の協力ツー・トップに加え、山口、扇原、杉本、さらに期待の若手の南野と、戦力ではJリーグ・トップといえ、間違いなく優勝候補でしょう。

 しかしやはり強かったのは広島。派手な選手こそいないが佐藤寿人を中心にチームとしてのまとまりは、やはりJリーグ・トップ。3連覇し、”広島時代”といった伝説を作るのでしょうか。

 毎年充実した戦力補強を行い、常に優勝候補とされながらこのところあまり良い結果を出していない浦和は、今年こそ結果が出そうな感じもします。

 昨年掴みかけた優勝が最後の最後で手からこぼれ落ちた横浜Fマリノスは、このところ結果が出ていなくて苦戦気味です。今年はACLもあり、選手層の薄さから苦しみそうですね。

 中村憲剛ー大久保のホット・ラインも、だいぶつながりがよくなってきた川崎も今年は昨年以上の躍進を見せそうですね。ジュニーニョ、 チョン・テセ、 我那覇などがいた頃とはまた違った強さです。

 鹿島は開幕試合で4得点と幸先の良いスタートを切りました。昨年大迫を攻撃の中心とした形が出来かかったところ海外移籍となり、王座奪還も遠のいたかなといった感じがありましたが、昨日の試合では新しい選手の活躍が目立つようになりました。若手がベテランからレギュラーの座を奪うとなれば、常勝鹿島の復活の可能性も生まれてくるでしょう。

 今年もガンバ大阪、ジュビロ磐田に引き続き、強豪チームのどこかが降格争いに巻き込まれるのでしょうか・・・・・

  





クラシック・ギター名曲ランキング

<第13位> スペイン舞曲第5番「アンダルーサ」 (エンリケ・グラナドス)




ギター以外でも有名

 この曲はギター名曲としては”老舗”に類し、ギター曲としてだけではなく、一般のクラシック名曲としても知られています。「アストゥリアス」同様、もともとはギター曲でなくピアノ曲で、「アストゥリアス」の方はギター以外ではあまり演奏されることが少ないのに対し、この「アンダルーサ」の方はヴァイオリンやチェロでもよく演奏されます。



アルベニスとよく似ている

 作曲者のエンリケ・グラナドスは「アストゥリアス」のアルベニス同様19世紀末から20世紀初頭にかけて活動したスペインのピアニスト兼作曲家で、作風もかなり近いところがあります。アルベニスが1860~1909、グラナドスが1867~1916で、アルベニスの方がやや先輩となりますが、親交はあり、お互いに影響しあったと思われます。

 二人ともスペインの民族音楽的なピアノのための作品を多く書き、ピアニストとしても活躍し、またその作品はギターでも演奏されるといったように、いろいろな意味でよく似た二人なので、ギター愛好者の中には、あまり区別がつかない人もいるのではないかと思います。

 確かにギターではこの二人の作品は一括りにして演奏されることがよくあります。演奏するほうもあまり区別がついていないかも知れません。



グラナドスのほうが”しみじみ”

 両者の作品を比べるとアルベニスのほうが華やかで明快、グラナドスのほうがしっとり、しみじみ、といった感じがあります。スペイン民族楽派の両巨匠ですが、そういった点で、アルベニスの方が一般にはやや親しまれているようです。ギター演奏される曲数などもアルベニスの方が若干上回っています。

 グラナドスの代表作としてはピアノのための組曲「ゴエスカス」があり、これはアルベニスの場合の「イベリア」に相当し、ピアノのほうでは最も高く評価されているようです。



「12のスペイン舞曲」がよく演奏される

 また私たちに最もなじみの深い作品としては「12のスペイン舞曲」があり、この「スペイン舞曲第5番アンダルーサ」もこれに含まれます。この12曲ともギターの独奏、または二重奏で演奏されますが、独奏の方では、この「第5番」以外に「第2番オリエンタル」、「第4番ヴィリャネスカ」、「第10番悲しき舞曲」などがよく演奏されます。



「ゴヤの美女」、「詩的ワルツ集」が美しい

 その他グラナドスの作品のうち、ギターでよく演奏される曲としては「ゴヤの美女」~昔風のスペイン歌曲集、「詩的ワルツ集」などがあります。どちらもグラナドスらしい、たいへん美しいメロディで書かれています。



ギターで演奏する場合はほぼリョベット編

 ギターへのアレンジとしてはリョベットのものがよく知られていて、現在この曲がギターで演奏される場合は、ほとんどこのリョベットの編曲を用いているといってよいでしょう。ギタリストによって多少変更箇所があるとしても、基本はほぼこのリョベット版といってよいでしょう。

 原曲もギターではたいへん弾きやすいホ短調(#1個)で、そういった意味でもたいへんよくギターに合う曲です。この調以外で編曲され、演奏されることは、まずないと言ってよいでしょう。



ピアノではラローチャの演奏が有名だが

 この曲を練習するにあたっては、ぜひとも原曲のピアノの演奏、特にアリシア・デ・ラローチャの演奏を聴いていただきたいところですが、さらにラローチャ以外のピアニストの演奏も聴いていただければよりよいでしょう。

 ピアノの演奏ではラローチャの演奏が有名過ぎて、かえって他のピアニストのCDなどが入手しにくくなっていますが、最近ではそうしたものもある程度入手出来るようになっています。 


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マヌエル・バルエコの1990年の録音。独奏、および二重奏で12のスペイン舞曲全曲を録音している。


 ギターの方ではほとんどのギタリストが弾いていて、セゴヴィア、ブリーム、ウィリアムス、バルエコ、デビット・ラッセル、アリリオ・ディアス、ペペ・ロメロなどお好きなギタリストのものを聴いていただければよいでしょう。なお、マヌエル・バルエコは「スペン舞曲集」12曲全曲を独奏、および二重奏で録音しています。

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