中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

<音階練習の仕方 7>


 これまでいろいろな音階練習の仕方についてお話してきましたが、今回はそのまとめということで、音階を基にした練習曲をいくつか紹介します。



コストの音階練習

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 コストの音階練習はカルカッシのものとよく似ていますが、ハイポジションを用いて、よりレヴェルが高いものになっています。 調の方もカルカッシのものとほぼ同じですが、♭2個のト短調の音階もあります。




ジュリアーニの練習曲

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 譜面のとおりスラー奏法を用いた音階練習ですが、 スラーを外して練習すれば通常の音階練習にもなります。





バッハの2声のインヴェンション第1番

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 バッハの鍵盤のための練習曲である2声のインヴェンションをギターの二重奏で練習してみるのも、たいへんよい音階練習になるでしょう。 譜面の方を見れば、この曲は実質ハ長調の音階練習といってよいのがわかります。 また、こうした曲の練習は単に指のトレーニングだけではなく、相手のパートをよく聴いて合わせる練習としてもよいでしょう。 

 ある程度ギターが弾ける人でもこれが苦手な人も少なくありません。 相手のパートにちゃんと合わせるには、まず正確なテンポで弾けなくてはなりませんが、 さらに自分のパートを弾きながら、同時に相手のパートが聴けなければなりません。 

 また、ちょっとしたミスをきっかけにその先が合わせられなくことなどがよくありますが、ミスをしてもタイミングを失わない、あるいは多少間違えてもその先で合わせるような練習も必要でしょう。



発表会などで弾いてもよい

 バッハの曲にはこのような曲がたくさんあり、単にトレーニングだけでなく発表会やコンサートで弾いてもよいと思いますので、一通り基礎が出来たらぜひやってみるとよいでしょう。  ・・・・・・でも相手がいない?  

 もしギター教室で習っているのでしたら、先生にお願いすればよいのでは。   ・・・・・でもウチの先生、 「右手はちゃんと交互に弾きなさい」 とか、 「音色がよくない」、 「音小さい」、 「テンポ走らないで」、 「そこずれてるでしょ、私のパートもよく聴きなさい」、 「休符は正確に消音する」、 とか、いちいちうるさくて。     ・・・・・・・・・






そんなの無理に決まっている

 何はともあれ、もし1年間でこれだけで来たとしたら、相当実力が付いたと言えるでしょう。 さらに今後の上達のスピードも格段に上がるでしょう。 だいぶ長くはなりましたが、以上のように、「最初の1年間は音階練習だけをやる」 というのは確かに「手っ取り早いギター上達法」の☆5つと言ってよいのではないかと思います。   

 ・・・・・・・えっ、 「地道とか努力とかじゃなくて」とお願いしたはず?  そんなの無理に決まっているでしょ!





  
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