中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

ギター教室の先生になるには? 2



Q : ギター教室の先生になるにはどうしたらいいんでしょうか? 何か資格のようなものが必要なのでしょうか?




全くない!

 現在我が国では、医者、弁護士、教員、美容師、飲食業など、ある種の職業に就いたり、店などを始めるためにはそれぞれ資格、あるいは認可、届け出などが必要となるものが多くあります。

 ギターを教えるには専門的な知識や技術を必要とする訳ですから、ギター教師になったり、ギター教室を始めるとなれば、当然何か資格などが必要なように思われますが、 少なくとも我が国ではこれが、全くありません。



あなたも明日からギター教室が始められる?

 つまり、全くギターが弾けない人が、自宅の1室を使ってギター教室をはじめ、「○○ギター教室 生徒募集」と広告などを出したとしても、少なくとも法律上では全く問題になりません。 そうです、この記事を読んでいる皆さんも明日からすぐにでもギター教室を始めることが出来ます! 

  ・・・・いや、ちょっと言い過ぎたかな、法律のことは詳しくないのでよくわかりませんが、本人が全くギターを弾けないのがわかった上で、ギター教室を始め、生徒さんなどに全くでたらめなことを教えたとすれば、何らかの法律に抵触する可能性はあるでしょうね。 しかし、その教え方が全くでたらめだとか、効果が全くないということを証明するのは意外と難しいことかも知れません。 



本人の考え次第

 もちろん実際には、全くギターが弾けない人がギター教室を始めることはないでしょうが、その人がギターを教えるだけの能力があると思えさえすれば、ギター教室を始めることに何の問題もないでしょう。 良くも悪くも前述のとおり、我が国ではギター教室を始めるにあたっては、資格的なものは全くなく、また国や地方自治体などに届出をしたり、許可をとったりする必要はありません。 

 


水戸市の○○ 無資格営業で摘発?

 皆さんも新聞などで 「水戸市在住の○○は無許可で昭和○○年よりギター教室を開業し、これまで長年にわたり、多くの生徒に無資格でギターを教えたことにより、昨日検察庁より摘発を受けた」 なんて記事読んだことありませんよね。



ドイツでは

 こうした事情は国によって異なると思いますが、ドイツなどでは「ディプロマ制度」といったものがあり、これは大学などの卒業証書のようなものですが、「技術習得証明書」的な意味合いがあり、たいていの職業はこれが必要なようです。かつての「親方制度」の名残かも知れません。

 ギターを教える場合でも、基本的にこれが必要なようで、それに違反した場合、どうなるのかはわかりませんが、少なくとも社会的には「ギター教師」としては認められないようです。 しかしその他の多くの国では、日本と同様にギター教室を始めるのに、特に資格などはないようです。



始めるのは簡単だが

 確かにギター教室を始めるのは難しいことではないのですが、しかしそのギター教室で長年にわたってたくさんの生徒さんを教え、それによって生活に必要なだけの収入を得るとなれば、話は変わってきます。

 例え、一時期のブームのようなものでたくさんの生徒さんを教えることになったとしても、その生徒さんたちが長年習い続けて、さらに新たにたくさんの生徒さんたちが習いに来てもらえるようになるためには、その生徒さんたちや、他のギター愛好家、あるいはその地域社会の人々などから、ギター教師として認められ、支持されてゆく必要があります。

 

愛好者たちや地域社会によってその資格が与えられる

  結局のところ、ギター愛好者たち、あるいは地域社会などに認められた人だけが、この仕事を続けてゆくことが出来るということになるのでしょう。 そうしたことが資格といえば資格と言えるのかも知れません。 つまり私たちの仕事はそうした人たちによって資格が与えられているのでしょう。

 

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