中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

Q : ギター教室の先生になるには? 7


 前回に記事では、ギター教室の先生になる場合、特に音楽大学などを卒業する必要は必ずしもないが、しかし総合的に音楽を学んだり、他のジャンルの音楽家との交流を持つ意味でも、やはり音楽大学や、音楽専門学校で学ぶことは有益だと言った内容のことを書きました。



コンクールもチャレンジしておきたい

 今回は、まずコンクールについてですが、将来ギターの演奏家として活動することを目指すとすれば、日本国内、および世界の著名なコンクールに出場して一定の評価を得ることは絶対に必要なことでしょう。 ギター教師を目指すと言った場合には、必ずしもその必要はない訳ですが、でも出来ることならやはりチャレンジしておきたいところです。

 もちろんコンクールに出場して入賞などすれば、教師の仕事に就く場合でも有利に働くのは間違いないでしょう。 また仮にそうした結果が出なかったとしても、コンクールに出場するという経験は貴重でしょう。 将来教師の仕事に就いた時に、コンクールを受けたいと言う人を指導する可能性は大きく、そうした場合では自分にコンクール出場の経験があるかないかは大きなこととなるでしょう。



エントリーはしたが、気後れして・・・・

 私自身の話をするのはたいへん恥ずかしいのですが、20代前半の頃、2度ほどコンクールにエントリーし、テープ予選なども通過したのですが、2次予選直前になって、「まだ自分のレヴェルはコンクール出場するほどには達していいない」と思い、欠場してしまいました。 

 もちろん今ではたいへん後悔しています。 仮にコンクールで入賞できなかったとしても、また自分の実力を十分に出せなかったとしても、あるいは他の出場者に比べて自分の能力がはっきりと劣っていたとしても、やはりそのことから学ぶものはたくさんあったのではないかと思います。



代わりに息子が

 その代わりと言っては何ですが、私の場合は自分の代わりに創(長男)が小学生の頃から学生ギター・コンクールに出ていて、最終的にはクラシカル・ギターコンクールや東京国際、ミケーレ・ピッタルーガ(アレッサンドリア)コンクールなどに出場しました。 そうした息子を通して疑似体験したと言え、直接の体験ではないのですが、それによっていろいろ学ぶことが出来ました。 



準備は整った、さて、いよいよ

 さて、小さい頃からギターを習い、プロのギタリストを目指して音楽学校で学び、あるいは海外留学などもし、コンクールにも出場して入賞歴もあるとなれば、いよいよプロのギタリストとしての仕事が始まるわけです。 プロのギタリストといっても主な仕事がCD録音や、リサイタルなどの演奏を主とする場合と、ギター教室、あるいは音楽学校などでギターのレッスンをする場合とがあります。

 しかし前者のような演奏を主とするようなギタリストは、現実には非常に少なく、クラシック・ギターに限定すれば、日本では数えるほどしかいないでしょう。 つまりプロのギタリスト=ギター教室の先生といった式は95パーセントくらいは成り立つわけです。



まず講師の仕事を探す

 そこで、まず講師として受け入れてくれるギター教室や音楽教室を探すわけです。 かつては楽器店などに併設されている音楽教室などが主流で、現在でもそうした教室は健在ですが、他にカルチャ-・センターとか、クラシック・ギター専門店、およびギター関連諸施設といったものが考えられます。

 本人の実力がギター界で高く評価されていたり、海外の有名音楽学校卒業、評価の高いコンクールでの優勝、入賞歴などのキャリアがあれば、自然といろいろなところから講師としての依頼があると思いますが、 そうでない場合は自分の先生などいろいろな人からの紹介と言ったものが重要となるでしょう。



幅広い人脈を持てれば

 直接自分で音楽教室などに当たってみる、いわゆる”飛び込み”という方法もありますが、それによって採用される可能性はあまり高くなく、やはりいろいろな人からの紹介といった形の方が有効でしょう。

 そのためには、ギターを学んでいる間もいろいろな人と交流を深め、人脈を拡げておかなければなりません。これはギター教室の先生だけでなく、どんな仕事にも言えることなのでしょうが、人脈は一つの財産と考えるべきでしょう。



音楽教室の講師と並行して自宅などでも教室を開く

 ギター教室の先生になると言うことは、そうした音楽教室やギター教室で講師として勤める以外に、自宅などで教室を開いて生徒さんを募集する方法もあります。 私含め、多くのギター教師はこの両方を行っています。



インターネットが有効だが、愛好者などに認めてもらうことが重要

 かつては、こうした自宅の教室で生徒さんを集めるのは、宣伝手段などがあまりなく、なかなか難しいところもありましたが、最近ではインターネットを用いて宣伝が出来るようになったので、かつてよりは生徒さんを集めいやすくなっているでしょう。

 こうしたイターネットを通じて多くの生徒さんに来てもらうようにするには、見やすく、魅力的なホーム・ページを作ることも大事ですが、コンサート活動などによって、ギタリストとしての自分の存在をギター愛好者や地域社会に認めてもらいうといったことが最も重要ではないかと思います。

 





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