中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

トリプル・フレット  ギター・トリオ


 今日(6月7日)、石岡市のギター・文化館で行われたフィリピンの女性ギター・トリオ、「トリプル・フレット」のコンサートに行きました。プログラムは以下のとおりです。



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メンデルスゾーン : 無言歌作品30-1「瞑想」

4つのフィリピンの歌

マイケル・ジャクソン : キング・オブ・・トップ・メドレー

アルベニス : アストゥリアス

トゥリーナ : 踊り ~東洋の庭より

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宮城道雄 : 春の海

成田為三 : 浜辺の歌

ヴィヴァルディ : リュート協奏曲ニ長調

ベリナティ : ビー玉遊びのバイヨン

フィリピン民謡 : Pandangguhan





正確にアンサンブルを行いながらも、メロディを歌わせている

 フィリピンのギタリストの演奏は初めて聴きますが、たいへんレヴェルの高い演奏でした。 「無言歌」はアルペジオに乗せてメロディを歌わすタイプの曲ですが、正確にアンサンブルを行いながらもメロディやややルバート気味に歌わせ、まるでピアノ・ソロのような演奏でした。 基礎力の高さを窺わせます。





エンターティメント性に富んだ選曲、編曲


 「4つのフィリピンの歌」は原曲などについてはよくわかりませんが、一般的なポピュラー系の音楽といった感じで、親しみやすく、いわゆるエンターティーメント性に富んだ選曲、アレンジ、演奏といったところでしょう。 3曲目は演奏者の一人がイスの上にギターを立て、ベースのように演奏していました。 4曲目は「禁じられた遊び」を思い出させるメロディです。



アンクラージュマン?

 「浜辺の歌」はホ長調にアレンジされ、ソルの「アンクラージュマン」風になっています。 ちょっとした”遊び”でしょうか。 ヴィヴァルディの「協奏曲」はプログラムには「春」と書かれていましたが、実際に演奏されたのは上記のように「リュート協奏曲ニ長調」でした。 アンコールでは ”二人羽織” ならぬ ”3人羽織” で締めくくりました。 



誰もが楽しめる内容

 この「トリプル・フレット」のコンサートは、ギター・トリオということからして、じっくり腰を落ち着けて聴くというより、前述のとおりエンターティメント性の高い内容のコンサートで、多くの人が楽しめる内容のコンサートと言ってようでしょう。

 今現在では世界中でクラシック・ギターのレヴェルはあまり変わらなくなってきているのでしょう。 観客を楽しませながらも、メンバーのそれぞれが、しっかりと正しく音楽を身に付けていいることが感じとれるギター・トリオです。


 
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