中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

北陸新幹線で 2  ~金沢城



戦乱の世を生き延びた

 前回は坂道の話だけになってしまったので、金沢城の話を、もう少ししましょう。 ご存じのとおり、この金沢城は加賀、前田藩のお城で、初代は織田信長に仕えた武将で、秀吉のの同僚でもあった前田利家。 前田家は、戦乱の時代を生き抜き、さらに幕末にいたるまで将軍家を除いたなかで、約百万石という最大の大名であり続けました。

 織豊政権の中枢にありながらも、政権が徳川家に移った後でもその勢力を縮小させず生き残ったという、稀な大名と言ってもよいでしょう。 もちろんそれには前田家の人々の多大な努力や知恵があったのでしょうが、そのあたりはNHKのほうにお任せしましょう。



江戸時代から残る建物は石川門と三十三間長屋

 その百万石の大名の居城なので、その規模も大きいのは確かだとは思いますが、この金沢城は明治になってから、旧陸軍の施設になったり、また戦後は金沢大学のキャンパスになったりと、若干残念な扱いを受けてきたのは確かでしょう。 また火災などもあり、江戸時代から残る建物としては、前述の石川門と、三十三間長屋と言われる建物のみのようです。




石川門をくぐると、中はかつて見たものとは全く違っていた

 さて、例の”坂道”の写真などを撮り終え、石川門をくぐると、お城の内部は受験の時とは、まるで違う風景でした。 その当時は大学のいろいろな建物が立ち並んでいたのですが、それらはすべて取り払われ、芝生などにきれいに整備されていました。

 その芝生の先に白く輝く、お城のような建物があり、そっちへ言ってみると、新たに再建された「河北門」だということでした。  写真のとおり、特に説明がなかったら、これがお城の本体かなと思ってしまうほど、ただの”門”とは思えない立派な建物です。 おそらく当時の建物を忠実に再現したものなのでしょう。 



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まるで”お城”のように見えるが、ただの”門”。  白く輝いて、とても美しい。




石垣をくり抜いて

 さらに奥方まで行くと、石垣が残っていて、どうやらここが本丸などがあったお城の中心部分らしい。 しかしその石垣のを一部をくり抜いて、レンガで覆ってあるのが目に入りました。 案内を読むと、旧陸軍が使っていた時にあけたものだそうです。 日本にも、過去の文化や遺産を否定しようとした時代があったことは、たいへん残念なことです。


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石垣だけになっているが、かつてはこの上に本丸などがあったらしい。 いずれはそうしたものも再建されるのかも


 門などを再建しているところからすると、いずれは本丸や天守閣なども再建されるのかも知れませんね。 お城の主要な建物などが再建されると、たいへん広大なお城の姿が浮かび上がることになるのでしょう。 その時にはまた来てみたいと思います。





反対側は兼六園

 石川門を再度くぐり、石川門橋を渡ると、その先は兼六園の入り口となります。 つまり例の”坂道”の右は金沢城公園、左は兼六園となる訳です。


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緑の兼六園




 46年前も、試験が終わった日に兼六園に行きましたが、その時は”雪の兼六公園”ということで、それはそれでたいへん風情のあるものでした。 今回は”緑の兼六園”といったところでしょう。 松などに交じって楓もたくさんあり、紅葉の季節もなかなかよいのではと思われます。


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兼六園内で「あんころもちセット」。  ついつい誘惑に負けて。





東茶屋街と近江市場

 兼六園を後にして、次に向かったのは東茶屋街。 ”国指定重要文化財志麻” を見学しました。 台所なども当時のままとなっていました。


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お座敷

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江戸時代の雰囲気を残した台所

 

 夕食は近江市場で海鮮丼。 ”のどぐろ”入り。 初めて食べましたが、はまちのような感じで、確かにおいしい魚です。

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輪島など

 翌日は能登半島めぐりのバス・ツアーで輪島方面に行きました。 ”千枚田”は、実際に1000前後の水田があるとのことですが、一つ一つはかなり小さいものです。

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 ”キリコ” というのはお神輿の”あかり”なのだそうですが、 高さ15メートルくらいあるものもあり、 よくこんなものを担いだなと思います。

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 帰りは千里浜なぎさドライブ・ウェイを通りました。 砂浜をバスなどで通れるというところです。

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波打ち際すれすれをバスが走り、カモメが並走して飛んでいた


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