中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

<中村俊三ギターコンサート>

11月29日(日)15:30  ひたちなか市アコラ   

料金2000円  (要予約)



 このコンサートについては先日お知らせしましたが、若干曲目も変更になりましたので、改めてお知らせいたします。 曲目は以下のとおりです。


<独奏>

ヘンデル : ラルゴ~オンブラ・マイフ
ジュリアーニ : ヘンデルの主題による変奏曲
ソル : ソナタハ長調作品15-2
レゴンディ : 序奏とカプリッチョ


<二重奏 共演 高矢研治>

武満徹 : ヒロシマという名の少年
フォーレ : 子守歌~組曲「ドリー」より
ソル : アンクラージュマン





カルリがフォーレ、武満に

 二重奏の曲目がカルリの二重奏曲から武満とフォーレに変わりました、どちらも美しい曲です。 共演の高矢君については先日紹介したと思いますが、茨城大学クラシック・ギター部の後輩で、確か、私より2才か3才年下だったと思います。 入部した時からギターが上手だったのですが、なんといっても非常に優れた音感を持っていて、音楽的知識も豊富でした。



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1974年頃の高矢君



 その後ギター教師をしたり、黒沢楽器に勤めたりしまいしたが、現在は東京恵比寿で「ギター・ショップ・カリス」を開いています。 1974年、私が大学6年生で、高矢君が3年生の時に一緒にコンサートをやったことがありましたが、これが私の初めてのコンサートでした。



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1974年頃(23歳)の私。  当然のことかも知れないが、今現在とは右手のフォームがだいぶ違う



 その後も高矢君が日立市にいた頃は時々一緒にコンサートなど行っていましたが、今回のコンサートは、おそらく30年ぶりくらいになるのではと思います。



かつてキャスリーンバトルの歌で有名に

 独奏曲の「ラルゴ~オンブラ・マイフ」は、ヘンデルの有名なアリアで、かつてキャスリーン・バトルはテレビ・コマーシャルで歌って人気となりました。 たいへん美しい曲ですが、その美しさをギター・ソロで再現するのは非常に難しいところです。 しかしどれだけ歌に近づけるか、あるいは、いかにして歌っているように聴こえるか、といったことはギタリストとして大変やりがいのあることでもあります。


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キャスリーン・バトル


主題はピアノ名曲

 次にヘンデルつながりということで、イタリアのギタリスト、マウロ・ジュリアーニの「ヘンデルの主題による変奏曲」 です。 主題に用いたのは一般に「調子のよい鍛冶屋」としてピアノ名曲で知られている、チェンバロ組曲第5番の「アリアと変奏」から取られています。 第1変奏はやや似ていますが、他の変奏はオリジナルと全く別のもので、あくまでジュリアー二の作曲です。 大変親しみやすい曲でしょう。



若干地味なほうだが

 ソルの「ソナタハ長調作品15」は単一楽章のソナタで、グランソロなどに比べると、ちょっと”地味”な感じがしますが、とてもソルらしい味わいの作品です。 譜面を見た感じではあまり難しそうには見えないのですが、実際にちゃんと弾こうと思うと、なかなか難しいことがわかります。 細部まできちんと弾くにはそれなりの能力と練習が必要でしょう。 やはりソルの作品だけに”きりっと” 弾かないと恰好が付きませんね。



ロマン派風でヴィルトーゾ的

 レゴンディの曲については前回書来ましたが、グリサンド奏法を多用してメロディを歌わせるなど、ロマン派風のエッセンスたっぷりで、なおかつヴィルトーゾ的。 難曲と言えますが、たいへん弾き映え、聴き映えのする曲です。



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レゴンディは超天才ギタリストで、8歳から演奏活動していたと言われる



 なお、13:00から一般愛好者の演奏もあり、希望すれば演奏することも出来ます。 詳細はアコラ・ホームページで
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