<中村俊三ギターリサイタル ~19世紀のギター作品>
2016年 5月15日 (日) 14:00~
茨城県石岡市 ギター文化館 前売り、予約 2000円 当日 2500円
予約、問い合わせ 中村ギター教室 TEL 029-252-8296
ジュリアーニ、 ソル、 パガニーニ、 レゴンディ、 メルツ、 ギターの第1期黄金時代を飾る19世紀前半のマエストロたちの作品。それはまさにクラシック・ギターの原典と言える。

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<曲 目>
マウロ・ジュリアーニ : ヘンデルの主題による変奏曲 作品107
フェルナンド・ソル : ラルゴ・ノン・タント ~幻想曲 作品7より*
フェルナンド・ソル : ソナタハ長調 作品15-2*
フェルナンド・ソル : モーツァルトの「魔笛」の主題による変奏曲 作品9
マウロ・ジュリアーニ : 大序曲 作品61


ニコロ・パガニーニ : 大ソナタイ長調(全3楽章 ~中村編)
Ⅰアレグロ・リソルート Ⅱロマンス Ⅲアンダンティーノ・バリヤート
ヨハン・カスパル・メルツ : 愛の歌 ~「吟遊詩人の調べ」より*
ジュリオ・レゴンディ : 序奏とカプリッチョ 作品23
使用楽器 Hermann Hauser Ⅲ(1983) *T.Takahasi (2015)

前売り販売、および予約受付開始
当ブログで何度かお知らせいたしましたが、 5月15日(日)ギター文化館での 「中村俊三ギターリサイタル」 のチケット販売、および予約受付を始めます。
大曲中心だが、ギター愛好者にとっては親しみのある作曲家
上記のプログラム通り、今回のリサイタルは19世紀前半のギタリストの作品に絞ったものです。 結果的には大曲中心となりましたが、決して気難しいものではなく、耳になじみやすいものです。 また、ソル、ジリアーニ、メルツなど、ギターを習っている人にとっては練習曲などで親しみのある作曲家でしょう。
上記のようにこの19世紀前半にソル、ジュリアーニ、カルリ、カルカッシ、コスト、メルツなどのギタリストが多くの演奏会用作品や練習曲などを書き、また多くのギター愛好家が生まれました。
ギター音楽が一気に花開いた19世紀前半
それまでももちろんフランスのロベルト・ド・ヴィゼーや、スペインのガスパル・サンス、イタリアのロンカルリなどが優れたギターのための作品を書いていましたが、 この19世紀前半にはそれまでとは比較にならないくらい、ギターの作品が生まれ、また、多くの人に愛好されるようになりました。
こうしたことから、この19世紀前半は、ギターの ”第1期黄金時代” と呼ばれることもあります。 まさにギターにとっては華々しい時代だったと言え、今回の私にリサイタルはそうした時代の作品によるリサイタルということになります。
第2期はあるのか?
”第1期” があるなら、”第2期” はいつ頃なのか? と言うことになると思いますが、 でもこちらの方は諸説あり、あまりはっきりしません。 「タレガが登場した19世紀末からだ」、 という人もいれば、セゴヴィアが国際的に活動を始め、ポンセ、テデスコ、ロドリーゴなどがギターの作品を書くようになった1930年代から、と言う人もいます。
ギター黄金時代真っ盛り?
また、19世紀の半ばから末くらいまでをギターの衰退期とされることもありますが、決してそのようなことはなく、19世紀以来ずっとギターは発展し続けてきたという説もあります。 ・・・・・・・・まあ、そのあたりはよくわかりませんが、今現在も ”ギターの黄金時代” 真っ盛りなのでは ・・・・・・・多分 ・・・・・・・きっと。
ご予約お待ちしています
そうした19世紀前半のギター事情について、またいつものように曲目のお紹介などを、また当ブログで書いてゆきますので、また是非読んでみて下さい。 ・・・・シャコンヌのほうが一区切りついたらということになりますが。
予約の方は電話、及びメール(ギター教室ホーム・ページのほうにメールのリンクがあります)などでお願い出来ればと思います。
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