3月2日(日)のギター文化館での私のミニ・コンサートのプログラムが決まりましたので、お知らせ、および紹介します。プログラムは以下のとおりです。
<pm.2:00〜2:30 古典派のギター曲>
フェルナンド・ソル: 練習曲イ長調 Op.6-12
ニコロ・パガニーニ〜中村編: ヴァイオリンとギターのためのカンタービレ
: ヴァイオリンとギターのためのソナタ・ホ短調
フェルナンド・ソル: 魔笛の主題による変奏曲
マウロ・ジュリアーニ: 大序曲 Op.61
< pm.4:00〜4:30 スペイン音楽>
モーリス・ラヴェル〜ガベイ編: 亡き王女のためのパヴァーヌ
ホアキン・マラッツ〜タルレガ編: スペイン・セレナード
イサーク・アルベニス〜中村編: 朱色の塔
: コルドバ
: セビーリャ
2:00〜2:30(終了時間は若干遅くなることがあります)は「古典派のギター曲」といことで、19世紀初頭のギターのための作品を演奏します。ソルの「練習曲イ長調Op.6-12」はセゴビア編の第14番にあたり、アンダンテで4声で書かれていて、内声部に動きがあって、室内楽的な感じのある曲です。だいぶ前になりますが、尾瀬の観光バスのテレビCMにこの曲が使われていたことがあり、尾瀬の湿原を歩いているシーンにこの曲が流れていました。速くもなく、遅くもなく歩く様子にこの曲がぴったりの感じがして、この曲をこのCMに選んだ人のセンスに関心しました。クラシック・ギターの心得があった人なのでしょうか。若干の起伏はありますが、落ち着いた感じの曲です。
パガニーニの2曲はそれぞれヴァイオリンとギターのための曲を私がギター独奏用にアレンジしたものです。パガニーニは伝説のヴァイオリニストとして知られていて、「24のカプリース」や後にリストがピアノに編曲した「カンパネラ」を含む6つのヴァイオリン協奏曲などが有名ですが、ギターも演奏し、ギターの作品も多数残されています。ギターもヴァイオリンも演奏した関係上、パガニーニにはヴァイオリンとギターのための作品はたいへん多く、またギターを含む室内楽も多数残されています。かつてはあまりこれらの作品は演奏される機会も少なかったのですが、最近では徐々に演奏されたり、録音されたりしつつあるようです。
「カンタービレ」はギターの伴奏に乗せて、ヴァイオリンが美しく、また甘くメロディーを奏でます。「ソナタホ短調」は美しいが憂いをおびた歌の前半と、明るく華やかな後半からなります。どちらも原曲では主役はヴァイオリンで、ギターの方は完全に脇役という形なのですが、「おいしいところ」をいつもヴァイオリンに取られてしまうのは、しのびないので、ギターで全部弾いてしまうことにしました。
ソルの「魔笛の主題による変奏曲」はクラシック・ギターの曲としてはたいへん有名な曲なので、説明の必要がないかも知れませんが、モーツアルトの最後のオペラ「魔笛」の中でモノスタトスらが歌う「なんと素晴らしい鐘の響き」のメロディを主題として(若干変更されていますが)、それに序奏と5つの変奏、コーダを加えたものです。ホ長調の明るい感じで、ギターの楽しさが十分に伝わる曲だと思います。
マウロ・ジュリアーニはイタリア出身で主にウイーンを舞台に活躍した19世紀初頭のギタリストです。その作品はたいへん華やかなものが多く、おなじイタリア出身のパガニーニなどと近いところもあります。 「大序曲」は古典的な形式で作曲されていますが、たいへん華やかで、ヴィルトーゾ的な曲と言えます。ジュリアーニの作品の中ではたいへんよく演奏されます。
4:00〜4:30からは(開始時間は10分ほど早くなることもあります)スペインの曲を演奏します。モーリス・ラヴェル作曲の「亡き王女のためのパヴァーヌ」はフランスの曲ですが、スペインのお隣ということと、次に演奏するマラッツやアルベニスとほぼ同じ時代ということで、演奏します。ラヴェルの曲としては「ボレロ」に次いでよく知られた、美しい小品で、ラヴェル自身によりオーケストラへも編曲されています。このギターへの編曲は、アラン・ガベイという人によるものです。
ホアキン・マラッツの「スペイン・セレナード」は、原曲はピアノ曲ですが、タルレガの編曲により、ギター曲としても知られています。タルレガの編曲はグリサンドなどを多用し、たいへんギター的な曲に仕上がっていると言えます。
イサーク・アルベニスの3曲、「朱色の塔」、「コルドバ」、「セビーリャ」はそれぞれピアノのための作品ですが、ギター曲としても人気の高い曲で、ギター愛好者にとっては馴染みの深い曲ではないかと思います。スペインの香りと美しいメロディで、それぞれ魅力的な曲です。ギターに詳しくない人でもすぐに馴染める曲だと思います。
入館料は800円(通常300円)で、前半、後半どちらかだけでも、また両方聴いていただいても結構です。また特に予約等の必要はありません。
<pm.2:00〜2:30 古典派のギター曲>
フェルナンド・ソル: 練習曲イ長調 Op.6-12
ニコロ・パガニーニ〜中村編: ヴァイオリンとギターのためのカンタービレ
: ヴァイオリンとギターのためのソナタ・ホ短調
フェルナンド・ソル: 魔笛の主題による変奏曲
マウロ・ジュリアーニ: 大序曲 Op.61
< pm.4:00〜4:30 スペイン音楽>
モーリス・ラヴェル〜ガベイ編: 亡き王女のためのパヴァーヌ
ホアキン・マラッツ〜タルレガ編: スペイン・セレナード
イサーク・アルベニス〜中村編: 朱色の塔
: コルドバ
: セビーリャ
2:00〜2:30(終了時間は若干遅くなることがあります)は「古典派のギター曲」といことで、19世紀初頭のギターのための作品を演奏します。ソルの「練習曲イ長調Op.6-12」はセゴビア編の第14番にあたり、アンダンテで4声で書かれていて、内声部に動きがあって、室内楽的な感じのある曲です。だいぶ前になりますが、尾瀬の観光バスのテレビCMにこの曲が使われていたことがあり、尾瀬の湿原を歩いているシーンにこの曲が流れていました。速くもなく、遅くもなく歩く様子にこの曲がぴったりの感じがして、この曲をこのCMに選んだ人のセンスに関心しました。クラシック・ギターの心得があった人なのでしょうか。若干の起伏はありますが、落ち着いた感じの曲です。
パガニーニの2曲はそれぞれヴァイオリンとギターのための曲を私がギター独奏用にアレンジしたものです。パガニーニは伝説のヴァイオリニストとして知られていて、「24のカプリース」や後にリストがピアノに編曲した「カンパネラ」を含む6つのヴァイオリン協奏曲などが有名ですが、ギターも演奏し、ギターの作品も多数残されています。ギターもヴァイオリンも演奏した関係上、パガニーニにはヴァイオリンとギターのための作品はたいへん多く、またギターを含む室内楽も多数残されています。かつてはあまりこれらの作品は演奏される機会も少なかったのですが、最近では徐々に演奏されたり、録音されたりしつつあるようです。
「カンタービレ」はギターの伴奏に乗せて、ヴァイオリンが美しく、また甘くメロディーを奏でます。「ソナタホ短調」は美しいが憂いをおびた歌の前半と、明るく華やかな後半からなります。どちらも原曲では主役はヴァイオリンで、ギターの方は完全に脇役という形なのですが、「おいしいところ」をいつもヴァイオリンに取られてしまうのは、しのびないので、ギターで全部弾いてしまうことにしました。
ソルの「魔笛の主題による変奏曲」はクラシック・ギターの曲としてはたいへん有名な曲なので、説明の必要がないかも知れませんが、モーツアルトの最後のオペラ「魔笛」の中でモノスタトスらが歌う「なんと素晴らしい鐘の響き」のメロディを主題として(若干変更されていますが)、それに序奏と5つの変奏、コーダを加えたものです。ホ長調の明るい感じで、ギターの楽しさが十分に伝わる曲だと思います。
マウロ・ジュリアーニはイタリア出身で主にウイーンを舞台に活躍した19世紀初頭のギタリストです。その作品はたいへん華やかなものが多く、おなじイタリア出身のパガニーニなどと近いところもあります。 「大序曲」は古典的な形式で作曲されていますが、たいへん華やかで、ヴィルトーゾ的な曲と言えます。ジュリアーニの作品の中ではたいへんよく演奏されます。
4:00〜4:30からは(開始時間は10分ほど早くなることもあります)スペインの曲を演奏します。モーリス・ラヴェル作曲の「亡き王女のためのパヴァーヌ」はフランスの曲ですが、スペインのお隣ということと、次に演奏するマラッツやアルベニスとほぼ同じ時代ということで、演奏します。ラヴェルの曲としては「ボレロ」に次いでよく知られた、美しい小品で、ラヴェル自身によりオーケストラへも編曲されています。このギターへの編曲は、アラン・ガベイという人によるものです。
ホアキン・マラッツの「スペイン・セレナード」は、原曲はピアノ曲ですが、タルレガの編曲により、ギター曲としても知られています。タルレガの編曲はグリサンドなどを多用し、たいへんギター的な曲に仕上がっていると言えます。
イサーク・アルベニスの3曲、「朱色の塔」、「コルドバ」、「セビーリャ」はそれぞれピアノのための作品ですが、ギター曲としても人気の高い曲で、ギター愛好者にとっては馴染みの深い曲ではないかと思います。スペインの香りと美しいメロディで、それぞれ魅力的な曲です。ギターに詳しくない人でもすぐに馴染める曲だと思います。
入館料は800円(通常300円)で、前半、後半どちらかだけでも、また両方聴いていただいても結構です。また特に予約等の必要はありません。

