中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

纏向遺跡



奈良市から桜井線に乗り

 一昨日まで(25~27日)奈良の、”古代王宮めぐり” に行っていました。 卑弥呼の都と言われている纏向遺跡などを見に行った訳です。 JR奈良駅から桜井線に乗りました。 電車から東の方の山を見ると、雲、あるいは霧がかかっていて、ちょっと神秘的です。 この山々は、神山と言われる三輪山につながっています。



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電車の窓から見た奈良の山々は神秘的



電車って信号待ちするの?

 この電車は、時々駅でないところで止まり、「ただいま信号で停車しております」 のアナウンス、。 電車って、信号待ちするんだっけ?  どうやら、このJR桜井線は単線のようだ。 



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JR桜井線 柳本駅 




私ら、普通に住んどる


 天理駅の少し先の柳本という駅で下車。 駅を降りて案内版などを見ていると、犬を連れた年配の女性が声をかけてくれました。 「あんたら、どこにいかはるの?   ・・・・・・・・・あ、そう。 ここらへんでは、なんだか、しょっちゅう掘っては埋め、掘っては埋めやっとるね、 私らにとっちゃ、普通に住んどるとこやけどね。 あんたらどこから来なはった?   ・・・・・・へえ~ そう、 水戸って何県?  ・・・イバラキケン?    ・・・・・・・・黒塚古墳なら、その道まっすぐ行けばええで、結構来る人いはるし。  ・・・・・え、 そこじゃあらへん?」



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柳本駅で声をかけてくれたおばさん。勝手にアップしちゃいました



3世紀の前方後円墳らしいが

 とりあえずの目的地は「崇神天皇陵」と「景行天皇陵」。 途中で先ほどのおばさんが言っていた黒塚古墳があった、この古墳はここに来るまでノー・マークだったが、きれいに整備されていて公園のようになっています。

 天皇陵ではないので、発掘研究もされ、またきれいに整備されていて、訪れるにはよい所と思います。  後で調べてみると、どうやら3世紀末の前方後円墳らしく、、ヒミコの墓と言われている箸墓古墳と比較的近い時期のもののようです。



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黒塚古墳 長径が130メートルくらいの前方後円墳。 卑弥呼の時代の前後らしいが、被葬者は不明。
 



実在の可能性のある天皇の古墳


 黒塚古墳は写真を撮っただけで去り、さらに歩いて、崇神天皇陵に着きました。 駅から約1キロ強といった感じです。 崇神天皇といえば、実在したであろうとされる天皇の中では最も早い時期の天皇で、その陵墓かもしれないということで、かなり大きな古墳です。 墳丘の長径は242メートル。



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崇神天皇陵



 何といっても天皇陵なので、発掘などはもちろん、立ち入りも禁止なので、自然な状態となっています。 もちろん作られた時と同じ状態ではありませんが、自然な形で残されている貴重なものでしょう。 考古学ファンなどにはたいへん有名な古墳だとは思いますが、訪れる人はほとんどいません。 

   


ヤマトタケルノミコトの父

 景行天皇陵は、その崇神天皇陵から少し歩いたところ(だいたい500メートルくらい)にあり、似たような感じといえば、似たような感じで、崇神天皇陵より少し大きいようです。 因みに景行天皇は崇神天皇よりも2代後で、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の父とされている天皇です。


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景行天皇陵 





三輪山と三輪そうめん、どっちが有名?


 そこからさらに歩いて纏向遺跡の方に向かいました。 途中、三輪そうめんの看板がありました。 一般には三輪山よりも三輪そうめんのほうが有名かな、おそらく本社はこの辺にあるのでしょう。


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 喫茶店があったので、一休み。 午前10時前後でしたが、モーニング・セットにホット・ケーキが付いていて、朝食か、昼食かわからない食事をしました。


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細い路地を通って

 さらに歩いて、三輪駅の脇に出ました。 そこから地図や、案内板を頼りに細い路地をいくつか曲がりました。 途中牛乳を配っている人や、中学生などを見かけました。 本当にただの細い生活道路といったところです。 




予想通り(?)のただの草地

 案内通りに道路のような、そうでないようなところを進むと、やや広めの草地に出ました。 ごく普通の草地です。 案内板によれば、間違いなくここが纏向遺跡のようです。 何もないことはよくわかっていたのですが、 本当に何もない草地です! 

 その草地の草は、比較的最近刈られたようですが、刈りとった草を見た感じでは、ちょっと前までは草の丈が相当長く、歩くのがたいへんだったようです。 何も予備知識なしにここに来たら、誰もがただの空き地としか思えないでしょう。 付近には住宅が立ち並んでいて、おそらくその下も遺跡ということになるのでしょう。

 

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ここ本当に纏向遺跡? 纏向駅と三輪山方面を見ている



 予想通りと言えば、確かに予想通りなのですが、笑っちゃうほど何もありません、かつて、ここが日本の首都だったなんて。 この草地が今回の旅行の最大の目玉だったわけですが、結局ここには5分か10分くらいしかいられませんでした。 期待していた纏向遺跡越しの三輪山も、家などにさえぎられてあまりよく見えません。


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遺跡からちょっと外れたところから見た三輪山





 纏向駅から桜井行の電車に乗りました。 無人駅で、かなりさっぱりしています。 その駅から乗った人は私たち以外に3人くらいでした。 


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纏向駅 かなりさっぱりしている




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駅のホームから見た遺跡。 正面の高層住宅の手前が先ほどの草地、いや纏向遺跡





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ホームから見た箸墓古墳(卑弥呼の墓という説もある)。 崇神天皇陵や景行天皇陵よりも大きい

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