中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

楽譜制作ソフト





絶版のソフト(Music Time)を古いパソコン2台で使っていたのだが

 仕事柄、楽譜制作ソフトにはだいぶお世話になっています。 これまで約20年間にわたって Music Time Deluxe というソフトを使っています。 しかしこのソフトは、現在絶版になっているだけでなく、会社そのものがなくなってしまっているので、アップ・グレードなどが出来なくなっています。

 今現在のWindows10では使えず、ちゃんと使えるのはWindowsMEまでとなっています。 WindowsXPでもなんとか使えますが、テキストは書きこめない、つまり曲名などは書き入れることが出来ません。




テキストが書きこめなくなってしまった

 これまでWindowsXPのデスクトップとMEが入っているノート・パソコンの両方を使って、なんとかこの古いソフトを使ってきたのですが、そのノート・パソコン(かなり古い)が動かなくなってしまい、楽譜自体はまだデスクトップのパソコンで書けるのですが、曲名などが書きこめなくなってしまいました。

 がんばればそのノート・パソコンも修理できるかも知れませんが、これを機に別のソフトを試すしかないかなと思います。 さすがにこれ以上絶版になったソフトとWindowsMEだの、XPだの使っている場合ではないかなと思います。







Muse Score
 
 そこでまずMuse Score という無料のソフトがあったので試してみました。 システムがこれまでのソフトとだいぶ違うので、ある程度慣れるまでに時間がかかりました。




異名同音が自由に書けない

 しかしやはり思ったような譜面を作るのは、このソフトだと難しいようです(無料だから当然かも知れないが)。 特に困ったのは異名同音(同じ音を#で書くか、♭で書くかということ)で、例えばド#にしたいところ、このソフトでは前後関係で強制的にレ♭になってしまたり、また同じ小節内の同じ音に#を付けるか、付けないかなどもなかなか自由には出来ません。








現在最も評価の高いFinale

 次に楽譜制作ソフトとしては最も信頼性が高く、出版の際にも使われていると言われている Finale の体験版をダウン・ロードしてみました。 これはフルバージョンではなく、簡易バージョンだそうです。 このソフトは2,3年ごとにあたらしいバージョンが出ているようで、その2014年のPrint Music版です。



FinaleBox288x300.png
楽譜制作ソフトとしては、現在最も評価の高いFinale 価格はだいたい15,000円~60,000円くらい。





簡単なことがなかなか出来ない

 もちろんこのソフトは使い慣れていないので、当然かも知れませんが、これまでとても簡単に出来ていたことがなかなか出来ません。 まず、運指などの付け方がよくわからずこまりました。 チュートリアルにも書いてありません。




運指って、アーティキュレーション?

 困った挙句に、ヤフーの検索サイトで 「Finale 運指」 で検索してみたら、なんとアーティキュレーションの項目に入っていると出ていました。 しかし、常識的に考えて、運指とアーティキュレーションは全くの別物だと思います。他に区分の仕方がなかったのでしょうか? 因みにアーティキュレーションとは音を切ったり、伸ばしたりすることを言います。




0がない?

 それに運指は1~5までで、0がありません。 Finaleでギターの譜面を書く人はいないのでしょうか? とりあえずは小さな丸印があるので、それを0の代わりに使うしかないようです。




運指の位置取りも不自由で、コピーも出来ない

 その番号も音符と連動する形になっているので、位置などもなかなか自由が利きません。また運指のコピーも出来ないようですし、5線の位置などのページ・レイアウトもミュジック・タイムに比べると自由度が低いようです。 因みに、運指をコピーする場合は音符の方も付いてきてしまうようです。

 確かにこのソフトが使い慣れていないと言うことが最も大きく、何年か使っているうちに、使いやすいソフトになるのかも知れません。




いろいろな機能は付いているようだが

 最近の電気製品と同じく、かなりいろいろな機能を持っているのは確かなようなのですが、そのほとんどは私にしてみれば不要なもので、実際に必要とするのは、備わっている機能のうち、せいぜい1割くらいかも知れません。 そんなにいろいろな機能はいらないから、その代わりに使い手の自由度を増やしてほしい、つまりソフトに管理されてしまう感じでは困ります。




ピアノの音の方がギターに近い

 ・・・・・他に<ナイロン弦のギター>として楽譜を書くと、これがどう聴いてもクラシック・ギターの音ではなく、スチール弦のアコースティック・ギターの音。 グランド・ピアノとして音を出した方がずっとギターの近いです。




スキャンでは不完全

 さらに楽譜をスキャンしてデータを取ることも出来るとなっているのですが、これが極めて不完全なもので、なお且つ修正が利きません。 おそらくよほど簡単な譜面でない限り、実際には使えそうもありません




10年も使っていれば

 ・・・・・ グチ多すぎ?  でも使う人によっては、このソフトはとても優れたものなのでしょうね、おそらく。 私もこのソフトを購入して10年くらい使っていると 「Finale は楽譜制作ソフトの王道!」 なんて言うようになるかもしれませんね。   ・・・・・10年はちょっと長いなあ。

   ・・・・・次回に続く
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