中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

 今日(4月6日)、「威風動々」と題された、つくば市ノバ・ホールで行われた木村大君のコンサートに行ってきました。今回は弦楽器グループ「ヘキサ・ノイズ」との共演で、以下の曲を演奏しました。

  エルガー:威風堂々
  アルビノーニ:アダージョ(弦楽とオルガンのためのアダージョ)
* ディアンス:フォーコ(リブラ・ソナチネより)
** チャイコフスキー:弦楽セレナードより
* ヨーク:ムーン・タン

  ディアンス:タンゴ・アン・スカイ
  アイルランド民謡:アメイジング・グレイス
  ロドリーゴ:アランフェス協奏曲第2楽章
  エルトン・ジョン:ユア・ソング
  レッドツェッペリン:天国への階段
* ヴィラ・ロボス:練習曲第12番
  サルトーリ:タイム・トゥ・セイ・グットバイ
  ヴィヴァルデイ:四季より「夏」第3楽章

  *は木村大の独奏、 **はヘキサ・ノイズのみの演奏
 
 主な曲のアレンジは木村大君自身がしたそうです。なお「アメイジング・グレイス」はつくばフィル合唱団が共演しました。

 約1000人ほど入る当ホールは満席状態で、木村大君の人気を物語っています。大君はヤマハのエレ・アコを使用とのことですが、スピーカーはステージの両端に置かれ、私の席から聴くと、ギターの音だけそのスピーカーの方から聴こえてくる感じでした。弦のほうはステージ中央から聴こえてくるので、ちょっと戸惑いました。最近では生の音に限りなく近いギター用のスピーカー・システムも存在しますが、大君の使用しているのは文字通り「エレ・アコ」で、一般のクラシック・ギターとは違ったサウンドになっています。

 弦楽とギターによるアランフェスは普段聴くものとはちょっと違っていて、新鮮な感じでした。「ムーン・タン」はアンドリュー・ヨークが木村大君のために書いた曲で、さすがに、この曲の演奏はこの演奏者でなければといった演奏でした。「タンゴ・アン・スカイ」はディアンス自身がギターと弦楽のためにアレンジしたもので、聴き馴染んでいるせいか、自然な響きに感じました。最後に演奏された「夏」第3楽章は自他ともに認める「速弾きギタリスト」ぶりを遺憾なく発揮し、会場を沸かせました。

 独自の演奏スタイルを築きつつある最近の木村大君ですが、その演奏に共感する人もいっそう増えていることでしょう。これからもより多くの人にギターの楽しさを伝えていってもらえればと思います。なおアンコール曲として、ヘキサ・ノイズによるクライスラー作曲「美しきロスマリン」、木村大、ヘキサノイズにつくばフィル合唱団も加わって再度「威風堂々」が演奏されました。


 
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