中村俊三 ブログ

中村ギター教室内のレッスン内容や、イベント、また、音楽の雑学などを書いていきます。

バッハ:平均律クラヴィア曲集 30



 ヘルムート・ヴァルヒャ (Helmut Walcha 1907~1991 ドイツ)  1959~1963年録音





724.jpg
ヘルムート・ヴァルヒャの13枚組のCD  この平均律曲集を始め、パルティータ、イギリス組曲、フランス組曲、ゴールドベルク変奏曲など、主要なバッハの鍵盤作品がチェンバロにより収録されている。



戦前にワンダ・ランドフスカがチェンバロでバッハを録音していたが


 第2次大戦以前にはワンダ・ランドフスカというポーランド出身の女流のピアニスト兼、チェンバリストがバッハの作品をチェンバロ(バッハの時代のものや、現在使われているものとはだいぶ違うらしいが)で録音していますが、この平均律曲集は録音していないようです。 おそらく戦前にはチェンバロでの平均律曲集の全曲録音は存在しないのではと思います。




ヴァルヒャの録音は1960年代を代表するもの

 チェンバロでの平均律曲集の全曲録音は、やはり戦後になってからと思われますが、その中で当時、特に知られていたのが、このヘルムート・ヴァルヒャの録音です。 チェンバロによる世界初の全曲録音かどうかはわかりませんが、それに近いものと思われます。 ヴァルヒャの演奏は、1960年代では厳格で、正統的なバッハの演奏として高く評価されていました。 



個々の曲のテンポの差が小さい

 ヴァルヒャの演奏は、全体にテンポはいくぶん遅めですが、個々の曲ごとのテンポの差があまりないのが特徴です。 それはそうですね、もともと速度指定はないわけですから。




厳格なイン・テンポ


  さらに、かなり厳格にイン・テンポを守っていて、曲の終りでほんの少しリタルダンドをかける他はほとんどテンポを変えずに弾いています。 最近のチェンバリストはもう少し柔軟に演奏しており、ヴァルヒャの演奏は、あまりイン・テンポ過ぎて逆に違和感を感じるくらいです。




楽譜に書かれていないことは一切行わない

 もちろんチェンバロの演奏なので、基本的に強弱は付けられない訳ですが、アーティキュレーションなどもほとんど行っていません。 一般的はスタッカートで弾くような音型でも特にスタッカートは用いていないようです。 つまりレガートとか、ノン・レガート、スタッカートなどの区別も、ほぼしていません。

 ともかく、譜面に書かれていないことは、一切行わないといったことを徹底した演奏スタイルで、現在ではよく行われる、装飾音を加えるなどということもありません。 かなり禁欲的な演奏とも言えるでしょう。





バッハの音楽って禁欲的? 色気を付けるなど、もっての外!


 もっとも、当時はバッハの音楽は基本的に禁欲的な音楽と思われていたのも確かです。 確かに私たちもかつて(1970年代前半)は 「バッハを演奏する時は、楽譜に書かれていないことは何もやってはいけない。 音符を変えてはいけないだけでなく、ヴィヴラートやグリサンドなどで色気を出すなど、もっての外! 音色や、微妙なニュアンスなどにこだわるのも本質的ではない!」 なんて思っていたものです。



正しいバッハの演奏とは

 要するに、この時代は、このように楽譜に書かれていない余計なことを一切しないのが ”正しい” バッハの演奏法と思われていた訳です。 こうしたことはこのヴァルヒャだけでなく、当時バッハの演奏で評価の高かったカール・リヒター、ヴァイオリンのヘンリク・シェリング、チェロのピエール・フルニエといった演奏家たちも、多少の差はあっても、基本的には同じスタンスだったと言えます。




今思えばカラヤンもベームも


 さらには ”楽譜に忠実に演奏する” といった意味では、この1950~60年代においては、バッハの演奏に限らず、クラシック音楽全体的な風潮だったとも言えます。 そういった意味では指揮者のカール・ベームや、ヘルベルト・フォン・カラヤンなどもその範疇に含まれると思われます。

 当時はカラヤンとベームは全く正反対の演奏で水と油みたいに思われていたのですが、今現在からすれば、たいへんよく似た演奏スタイルで、いわば”1960年代的演奏”とも言えます。 




バッハの時代の演奏について研究が進むのは1970年代以降
  
 1950~60年代の音楽家たちが、”楽譜にかかれた通りに” バッハを演奏といっても、その楽譜の読み方、あるいは解釈は依然として19世紀的だったと思います。 最近ではバッハの時代と19世紀以降の時代の楽譜の読み方、演奏の仕方に違いについてかなり研究されてきましたが、当時はそうしたものが不十分でした。



付点音符の解釈はバッハの時代と19世紀でが異なる

 例えば、付点音符(通常の点1個のもの)は19世紀以降においては、あくまで主音符の1.5倍となりますが、バッハの時代には状況により二重付点音符(1.75倍)であったり、また3連符的(3分の2)だったりします。 このことは、リヒターの管弦楽組曲第2番の序曲の演奏を、最近のコープマンなど、オリジナル楽器系の演奏と比べるとよくわかります。




真摯にバッハの音楽と対峙する姿勢は、今でも多くの人に共感を与える

 確かに、当時(1950~60年代)のバッハの演奏は、今日からすれば正しくなかった点はありますが、しかしその時代は、バッハの音楽を出来る限り忠実に再現しようという強い意思があったことは確かです。 そうしたことが、次の時代へと繋がって行き、よりバッハの時代の演奏に近いものへという現在の流れに繋がったのでしょう。

 かつて名演中の名演とされたリヒターのマタイ受難も、現在ではバッハの時代にはそのようには演奏されなかったとされていますが、しかし、今だに多くの人を魅了し続けている演奏でもあります。 多少方法が違ったとしても、その真摯な演奏スタイルには誰しも共感を覚えるのでしょう。 もちろんヴァルヒャの演奏にも同じことが言えるでしょう。



027.jpg
カール・リヒターのマタイ受難は、現在ではバッハの時代の演奏と異なる点もあると指摘されているが、その真摯にバッハの音楽に対峙する姿勢には、いまだに多くの人が共感している。




13枚組のセット

 ヴァルヒャのCDの話に戻りますが、録音としてはLPステレオ録音の初期ということになり、比較的音質も良くなっているのですが、やはり今現在の録音とは若干違います。

 また、私が持っているものは写真のとおり、平均律曲集第1巻、第2巻を含め、パルティータ、イギリス組曲、フランス組曲、ゴールドベルク変奏曲など、バッハの主要な鍵盤音楽が13枚のCDとなって発売されているもので、価格もかなりリーズナブルなものです。

 

Fの音がちょっと変?

 ヴァルヒャの使用している楽器の音は、今現在のチェンバロとはちょっと違うようです。 現在のチェンバロはたいへんきれいな音がしますが、ヴァルヒャの使っている楽器はちょっと金属的な音がします。 さらになぜかF(ファ)の音が特に金属的に響き、ちょっと異質な音となっています。 




まさに正座して聴く音楽?

 歴史的な価値を考えれば、そうしたことなど取るに足りないこととは思いますが、耳にはやや辛いところも少しあるのは確かです。 しかし逆にそうしたこともバッハの音楽の威厳にもつながったでしょう。 厳格なイン・テンポだけでなく、音色的にもやはり禁欲的なのでしょう。  


  ・・・・・・・・まさに正座して聴く音楽と言うところでしょうか。      ・・・・・一応、西洋音楽だけれど。




  
バッハ:平均律クラヴィア曲集 29





<CD紹介 2>    ロサリン・テュレック (Rosalyn Tureck 1914~2003 アメリカ)  1952~1953年 モノラル録音






ロサリン・テュレック = 1950年代にバッハの演奏などで評価されていた


 SP録音時代、つまり1940年代までには、平均律曲集の全曲録音は、おそらく前回書いたエドウィン・フィッシャーのもののみだったと思われます。 1950年代になってLP録音が一般化されるようになると、チェンバロやピアノなどで全曲録音がなされるようになります。




 その代表的なものとして、このロサリン・テュレック(1914~2003 アメリカ)が1952~1953年に録音したものがあり、現在でもCDとして発売されています。 テュレックはピアノ以外にチェンバロも弾き、当時はバッハの演奏などで高い評価を受けていたようです(そうでなければ全曲録音など出来ない!)。





Tureck-Rosalyn-31.jpg




 




グレン・グールドに影響を与えたピアニストとして知られている


 しかし今現在、このテュレックといえば、グレン・グールドが少年時代によく聴き、影響を受けたことの方が有名かも知れません。 今現在その録音がCDとして発売されていることも、そのことに無関係ではないでしょう。

 音質は1950年代のモノラル録音からの復刻CDなので、現在のものとはだいぶ異なりますが、リマスターによりかなり聴きやすくなっており、ノイズなどもほとんどなくなっています。





41mDkAAC3SL__SX355_.jpg
テュレックといえば、グレン・グールドが少年期によく聴き、影響を受けたことで有名






テンポはゆっくり目だが、グールド同様にスタッカートを多用している


 テンポは全体的にゆったり目ですが、聴いてみると、確かにグールドが影響を受けたことがよくわかります。 特に16音符が連続するところなどで、通常(19世紀的な演奏)であればレガートに弾くところを、スッカート、あるいはノン・レガートで弾いています。 グールドのノン・レガートはこのテュレックにヒントを得たものかもしれません。 




その一方で伝統的な奏法も継承している

 こうしたことはテュレックがチェンバロを学んだことによるものと思われますが、しかし一方ではやはり19世紀からの伝統的な演奏法も感じられます。 曲によってはピアニッシモではじまり、クライマックスではフォルテッシモまで音量を増大してゆく方法もとられています。 当然のことながら幼少時にはそうした伝統的な奏法の指導を受けてきたのでしょう。




有名な第1番では

 有名な第1巻第1番のプレリュードでは、低音をしっかりと鳴らし、アルペジオの高音部に行くにしたがって音量を減らし、最j高音はかなり軽く弾いています。 グールドがこの高音部をスタッカートで弾いているのは有名です。

 テュレックの場合、スタッカートまでは使っていませんが、かなり軽く弾いているので、似たような印象はあります。 やはりグールドの演奏は、このテュレックを参考にしたものなのでしょう。




トリルがゆっくりなのは

 またグールドはトリルなどをゆっくり目に弾きますが、これもテュレックを参考にしたようです。 一般にピアニストはトリルなどをゆっくり目に弾くのを嫌うようです。 日本の著名なピアニストのマスター・クラスを聴講した時、そのピアニストが 「トリルはもっと速く弾きなさい、でないとピアノが下手そうに聴こえてしまう」 と言っていました。

 グールドは特にヴィルトーゾ的な弾き方を嫌ったので、トリルをゆっくり弾いたのかも知れませんが、テュレックの場合、全体が遅めなので、自然にトリルも遅くなったということでしょうか。




第1巻第4番嬰ハ短調、同第8番変ホ短調などはかなり遅めに

 遅いといえば、第1巻第4番嬰ハ短調、同第8番変ホ短調のプレリュードとフーガなどはかなり遅いテンポで弾いています。 なおかつ冒頭などはかなり弱音で始めています。 どちらも前に書いたとおり、声楽的なテーマを持つ堂々としたタイプのプレリュードとフーガなので、その大きさを出すためということなのでしょう。




第22番変ロ短調も印象的

 さらに特徴的なのは第22番変ロ短調です。 この曲はプレリュードもフーガも短くて、どちらかと言えばあまり特徴がある方ではないのですが、プレリュードもフーガもかなり遅めのテンポをとり、なお且つ出だしは弱音出はいり、だんだんにクレシェンドをしてゆき、曲の後半ではかなり音量を増してクライマックスを形成しています。

  こうした方法はまさに19世紀的な解釈ですが、ただフィッシャーと違う点はヴィルトーゾ的ではないという点でしょう。 このような演奏法は今現在も、またバッハの時代にも行われなかったことですが、 この曲(第22番)など、テュレックの演奏ではたいへん印象的な曲になっているのも確かです。
 



伝統的なものと新しいものが混在している

 まとめて言えば、テュレックの演奏は19世紀的な演奏法も継承しながら、同時に現在行われているような演奏法、つまりバッハの時代に行われたいたと思われる奏法も一部取り入れているといったものといえるでしょう。 1950年代ということを考えると、かなり進んだバッハの演奏法と考えられ、19世紀的な演奏と現代のものとの過渡期的な演奏とも言えるでしょう。

 


フィッシャーの方が評価されていた

 私自身では19650~60年代の状況はあまりよくわからないのですが、おそらく当時はフィシャーの演奏ほどはこのテュレックの演奏が評価されていたわけではなさそうです。 おそらく当時のピアノの先生は、自らの生徒さんには、このテュレックのものより、フィッシャーの演奏の方を参考にするように薦めたでしょう。 何といっても譜面(当時使われていた)に従って弾いている訳ですから。



Tureck-03.jpg




あまりありがたいとは思っていなかった?

 因みに、テュレックはグールドに影響を与えたピアニストとして知られるようになったわけですが、本人としてはそのことにあまり好感を抱かなかったと言われています。

 テュレックからすれば、グルードのような ”カゲキ” な演奏には違和感を感じたのでしょう。 テュレック自身は、特にこれまでの古い演奏習慣を打ち破るとかといった意識は特なく、むしろ伝統的なスタイルを重んじたのかも知れません。 この両者は表面上は似た部分がありますが、中身としては全く正反対のものかも知れません。




グールド派にもアンチ・グールド派にも

 グールドの件は若干置いておくことにしても、このテュレックの演奏はなかなか味のあるものです。 極めて繊細な味わいともいえるかも知れません。

 確かにフィッシャーや、ある意味グールドのようなハイ・テンションの演奏ではありませんが、しみじみとしていて、心和む演奏です。 こうしたバッハの演奏もあってよいのでしょう。 グールドが好きな人はもちろん、そうでない人にも満足のゆく全曲アルバムだと思います。
2018年の予定



平成もあと1年半で

 明けましておめでとうございます。 この前2000年になったと思っていたら、もう18年経つのですね。 平成生まれは新人類なんて言われていましたが、その平成もあと1年半くらいで終わってしまうようですね。   ・・・・・こんな感想は年取った証拠かな?

 さて、これも毎年恒例となりましたが、年頭にあたりまして、中村ギタ―教室、および水戸ギターアンサンブル、私個人などの今年の予定をお知らせしておきましょう。

 


無題





3月11日(日) 

<宮下祥子マスタークラス> 

   中村ギタ―教室スタジオ



 当教室で宮下祥子さんのマスター・クラスを行います。 受講者は5名の生徒さんに決まっていますが、聴講者を約10名ほど募集します。 私とは、また違った指導、あるいはお話となると思いますので、聴講はたいへんためになるのではと思います。







3月25日(日)

<中村俊三 ミニ・コンサート>

   ひたちなか市 アコラ 



 とりあえず、今年の私の個人的なコンサートは、今のところ決まっているのはこれだけです。 今年もどちらかと言えばコンサートよりもCD製作の方に重点を置きますが、今年後半にはミニ・コンサート的なものを行うかも知れません。 他に秋頃、かつての茨大クラシック・ギター部の仲間とコンサートを行う話もあります。

演奏曲目 : アストゥリアス、入り江のざわめき、カタルーニャ奇想曲、サンブラ・グラナディーナ、朱色の塔(アルベニス)他






4月7日(土曜日)

<中村ギタ―教室発表会>

   水戸市笠原  茨城県総合福祉会館 コミュニティ・ホール

 今年の教室の発表会は、9月に水戸ギター・アンサンブル演奏会を控えている関係で、ちょっと時期が早くなりました。 昨年はかなり多くの出演者がありましたが、今年もぜひ多くの生徒さんに出演してほしいと思います。








5月3~4日(木、金 連休)

<シニア・ギターコンクール>

   石岡市ギター文化館

 これも毎年恒例となっていますが、昨年より、2日間、4部門でもコンクールとなっています。 今年は4部門とも審査を仰せつかっています。






7月(日にち未定)

<水戸市民音楽会>

  水戸芸術館 ATMホール


 昨年も29団体と、ますます出演団体も多くなり、4時間にも及ぶイヴェントとなっていますが、今年は第50回目記念ということで、県内出身の著名な音楽家によるゲスト演奏も予定されています。 




IMG_0001_20180102183440dfd.jpg





9月24日(月曜日 振替休日)

<水戸ギター・アンサンブル>

  ひたちなか市文化会館 小ホール


このところ、ひたちなかギター合奏フェスティヴァルと交互に行っていますが、今年は水戸ギター・アンサンブル演奏会の年となります。 10数名による合奏の他、小編成のアンサンブルなども行います。 プログラムのうち、半数以上の曲はまだ練習に入っていませんが、予定としては次の通りです。




<全体合奏>
スカボロフェア
恋は水色
オリーブの首飾り
くるみ割り人形より4曲(チャイコフスキー)



<小合奏>
カノン(パッフェルベル)
コーヒー・ルンバ
アダージョ(アランフェス協奏曲)
スペイン舞曲第1番(ファリャ)





それでは、本年もよろしくお願いします。
2017年のまとめ 2


7月9日(日) 

水戸市民音楽会

 水戸芸術館 ATMホール




CIMG1096.jpg



 今年も水戸芸術館で水戸市民音楽会が開かれ、水戸ギター・アンサンブルも出演しました。 今年は29団体の演奏で、非常に多彩な楽器が登場しました。

 来年(2018年)は第50回記念ということで、県内出身の著名音楽家などのゲスト出演なども考えられています。 日にちは例年通り7月中の日曜日ですが、まだはっきりしていません。






9月1日

中村俊三 アルベニス作品集 CD発売



CIMG1132.jpg





 当ブログでもなんどか紹介しましたが、私の初のアルバムとなるCD 「アルベニス作品集」 を発売しました。 生徒さんを始め、いろいろな方に購入していただきました。 ありがとうございます。

 アルベニスの作品はほぼ50年間にわたって取り組んでおり、いろいろな作曲家の作品の中で、最も私が演奏したものと言えます。 今回のCDではそれらの中から12曲収録しましたが、収録時間などの関係で、「入り江のざわめき」、 「朱色の塔」、 「マジョルカ」 などは外れてしまったので、今後製作する別のCDに入れようと思います。







10月28日(土)


第2回ひたちなかギター合奏フェスティヴァル

   ひたちなか市文化会館小ホール




CIMG1144.jpg




 一昨年に引き続き、県内でギター、およびマンドリン合奏の団体による 「ひたちなかギター合奏フェスティヴァル」 を行いました。 今回は一昨年より2団体が入れ替わりましたが、同じく9団体が出演しました。 出演者総数が100名に近い大きなイヴェントで、250名ほどの方々に来場していただきました。 

 ステージ進行のほうも一昨年よりはスムーズに出来たのではと思います。 再来年には第3回目を行う予定ですが、さらにより多くの人に来ていただけるようになればと思います。







10月29日(日)~30日(月)


 茨城大学クラシック・ギター部同期会合宿

  鉾田市涸沼いこいの村




CIMG1213.jpg



 茨城大学クラシック・ギター部で、私と同期(1969年入学)の仲間8名で、涸沼いこいの村で合宿を行いました。 この同期会は3回目となりますが、当初は単なる飲み会だったのですが、今回はギタ―合奏の練習を主にした、文字通り ”合宿” となりました。

 卒業して長い期間ギターを弾いて入なかった仲間も、最近また復活するようになって、皆でまたギター合奏を行うことになりました。 来年は合宿に加えて、コンサートも行う予定です。







12月9日(土)

 AMF in ひたちなか 2017


 ひたちなか市  しあわせプラザ(旧那珂湊)



IMG_20171210003426d57.jpg




 旧那珂湊にあるしあわせプラザで、ギターを含む二重奏などによるコンサートが開かれました。 私の生徒さんの中から二重奏二組も出演しました。 アマチュアとプロの演奏家による約4時間近い演奏の他、休憩時間にロビーでも演奏があるという、たいへんボリュームのあるもので、内容もすばらしいものでした。 







12月17日(日)

 中村俊三ミ・ニコンサート(CD発売記念)

石岡市 ギター文化館




CIMG0476.jpg



 ささやかながらCD発売記念ということで、ミニ・コンサートを行いました。 30数名の方に聴きに来ていただきました。 CDとコンサートは、やはり別物ですね。 CDは編集出来る分だけ、とことん細部にこだわってゆきたいと思いますが、コンサートはなるようにしかならないので、ともかく勢いで!  





 それでは今年も残すところ、あとわずかとなりました。 今年はいろいろお世話になりました。 来年もよろしくお願いいたします。  よいお年を。




2017年のまとめ 1




毎年恒例の

 2017年もあと1日となりました。 毎年恒例となっていますが、中村ギター教室、および水戸ギターアンサンブルの今年の活動、私個人的なイヴェントなどをまとめを行っておきましょう。




1月

楽譜制作ソフトをいろいろ試す


 古いパソコンが調子が悪くなってしまい、今まで使っていた楽譜制作ソフトのMusic Time が使えなくなってしまったので (全く使えなくなったわけではないが、テキストなどgふぁ書きこめなくなってしまった)、 新しいソフトをいろいろ試し、結果的に河合楽器のスコア・メーカーを買いました。



711Jm41kitL__AC_UL320_SR208,320_




 楽譜制作ソフトとしては一般的に有名なフィナーレやシベリウスなども試してみたのですが、レイアウトやスペーシングなどが上手くゆかず、比較的操作しやすいスコア・メーカーにしたのですが、これまで使っていたミュージック・タイムに比べると、やはりいろいろな点で、不満は残り、やや消去法的な選択となりました。

 クラシック。ギターの譜面は意外と複雑で、バンド系のものや、オーケストラなどの譜面に比べても複雑かも知れません、それにギター独特の記号や書き込みもあるし。 いろいろな意味で、ミュージック・タイムのほうが自由度は高いでしょう。 長年使ってゆけばそれなりに使い勝手もよくなるのかも知れませんが、1年経った今でもレイアウトなどを思ったようにやるには、かなり時間がかかります。





1月22日(日) 

アコラ新年会


 ひたちなか市文化会館内の「スウィング」でアコラ新年会があり、下記のような曲を演奏しました。 今年の参加者はやや少な目でした。


レイス : もしも彼女がたずねたなら
ガロート : 悲しみのショーロ第1番
中村俊三 : ショリーニョ
バリオス : チリ舞曲(クエカ)

 *アンコール曲 : ルパン3世(南澤編)






2月26日(日)

 ギター文化館フリー・コンサートのゲスト演奏

 愛好者の演奏の後に、ゲスト演奏として、約40分ほど演奏しました。 愛好者の演奏では、参加者の投票により、大学ギター部の同期だった圷英子さんがもっともすぐれた演奏に選ばれました。 私の演奏曲は下の通りです。

中村俊三 : カンタービレ
レイス : もしも彼女がたずねたなら
ガロート : 悲しみのショーロ第1番
中村俊三 : ショリーニョ
バリオス : クエカ(チリ舞曲)
アルベニス : タンゴ、コルドバ

 *アンコール曲 : ルパン3世





4月1日(土)

 
新井伴典 宮下祥子 デュオ・リサイタル

  ティアラこうとう(東京都江東区)




 東京都江東区で行われた新井君と宮下さんのデュオ・リサイタルに招待され、家内と聴きに行きました。 独奏は行わずに、すべて(アンコール曲も含め)2重奏と、たいへん意欲的なコンサートでした。 お二人は世代的にはほとんど同じですすが、二重奏を行うのは初めてだそうです。 

 曲目は昨年亡くなった佐藤弘和さんの作品や、ソルの幻想曲bis54の他、ジョリベ、モリコーネ、ジュリア^ニ、ピアソラの作品などで、とても気持ちの入った演奏でした。



CIMG0969.jpg




 コンサートは夕方からでしたので、その前にスカイツリーや浅草などにゆきました。 スカイツリーは初めてですが、やはり高いですね。 例年だと桜の満開の時期なのですが、残念ながらこの日はまだ咲いていませんでした。





5月4~5日(祝日)

シニア・ギター・コンクール

 ギター文化館


 これも毎年恒例となっていますが、シニア・ギター・コンクールの審査員を務めました。 今年よりコンクールは2日間となり、年齢区分も フューチャー部門(~24歳)、 ミドルエイジ部門(25~59歳)、 シニア部門(60~69歳)、 リスペクト部門(70歳以上) の4部門となりました。 今年の入賞者は以下の通りです。


シニア・エイジ

1位 種谷信一(埼玉)
2位 山本英雄(茨城)
3位 川田隆夫(北海道)


ミドル・エイジ

1位 近藤功(千葉)
2位 松本聡(東京)
3位 上原淳(千葉)







6月4日(日)

中村ギター教室発表会

 ひたちなか市文化会館




CIMG1077.jpg


 ひたちなか市文化会館で教室発表会を行いました。 今回は出演者が30j組と、いつもより多く、また今年北海道から水戸市に転居してきた宮下祥子さんのゲスト演奏もあり、だいぶ長い発表会となりました。 このひたちなか市文化会館での発表会は久々で、独奏や二重奏の他、水戸ギター・アンサンブルの合奏も行いました。

 会場も広く、ギター文化館に比べると、音はやや小さめに聴こえますが(聴こえないほどではないが)、それぞれ、落ち着いて演奏出来たのではと思います。 おかげさまで盛大な発表会となりました。







6月18日(日)

ドゥエンデ・デル・フラメンコ

 水戸芸術館 ACM劇場

 宮下さんのご主人が水戸芸術館に勤めている関係で、ACM劇場で行われたフラメンコの公演に招待していただきました。 内容は、スペインの著名な詩人、フェデリコ・ガルシア・ロルカの詩にを基にして踊られるものでした。


IMG_20170618182724d3d.jpg



 フラメンコ公演に先立って、荘村清志さんの独奏もありました。 生でフラメンコを見たり、聴いたりするのは久々で、とても面白かったです。